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スパドラ!最新USレポート Vol.532:「SCORPION/スコーピオン」のエディ・ケイ・トーマス、爆破シーンは"直前"が大変

June 29, 2017

SCP3_us250_0629.jpgSCORPION/スコーピオン」に、天才行動心理学者トビー・トーマス役で出演中のエディ・ケイ・トーマスが、米エンタメサイトのインタビューに答え、撮影時の苦労などについて語っている。

米ではシーズン3の放送を終えた、「SCORPION/スコーピオン」。シーズンを重ね、番組はどう変わってきたのだろう。

「このドラマはチームが主役だから、時々、チームの間で問題は起きている。トビーとウォルターは目と目を合わせようとしないし、恋愛話も出てきた。だけど、トラブルが僕らをより強くするし、より仲良くさせるんだと思っている」

それぞれのキャラクターの抱える問題がユニークで、エディ自身、3シーズンを過ぎても新鮮な気持ちでトビー役に取り組めるとか。とはいえ、各シーズン22話から25話のドラマシリーズをメインキャストのひとりとして演じ続けるのは、並大抵の努力ではない。

「毎週末に台詞を覚える習慣がついたよ、それと撮影のため体力を温存しておこうと思うようになった。撮影がある間は、ずっと体型を維持しておかなくちゃならない。それが一番のチャレンジかな」

『アメリカン・パイ』シリーズなど主に映画で活躍し、長期に渡るTVシリーズはこれが初めて。ベテランとはいえ、TVシリーズの長丁場の撮影に愚痴もポロリ。肉体的にツライのは、意外にも爆破シーンの直前だとか。

「撮影は一日中かかるんだ。僕らの番組では、ちょくちょく爆破シーンがあるんだけど、そのシーンを撮るのが大変。『アクション!』の声がかかると、僕らはアドレナリン全開で腰を浮かして爆破に備えなくちゃいけない。いつ声がかかってもいいように準備はしてるんだけど、時々失敗してしまう。すると、監督は『ねえ、君たち、LAに核爆弾が落ちるとしたら、もっと緊迫した感じになるだろ?』って言うんだよ。そのレベルを維持するのは難しいんだ、特に10時間、12時間働いた後だとね」

アクション満載ドラマならではの苦労を語るエディ。そんな撮影の日々を送った後だから、撮影休みは格別だ。

「旅行でフロリダやニューヨークに行くとね、いかに番組が愛されているのか実感するよ。自信満々になって、飛び上がっちゃうくらいさ。皆が知ってる作品に出演できるって、なんて素敵なことだろうね」


<「assignmentx.com」 2月23日付け>