July 25, 2017
米サンディエゴで7月20日から開催されていた、エンタメの一大イベント「コミコン・インターナショナル」が、23日、閉幕した。このコミコンで今年も盛況だったパネルの一つが「スーパーナチュラル」だ。
ジェンセン・アクレス、ジャレッド・パダレッキら主要スターがそろい踏みした当日、最初に大歓声を浴びたのは、ロックバンドのカンサス。番組の非公式テーマ曲とも言われる「Carry on Wayward Son」をステージで生パフォーマンス。ジェンセンやジャレッドもこっそりその熱唱を側で見守ったという。
そして新スピンオフ・シリーズ「Wayward Sisters」の新情報も飛び出した。今秋から始まる「スーパーナチュラル」シーズン13の中でエピソードの一つとしてパイロット版が放送される。すでに主演のキム・ローズ(ジョディー・ミルズ保安官役)の名前は明らかになっていたが、このたび、その他の出演者たちも次々と発表された。
「Wayward Sisters」は、超自然現象の悲劇によって孤児となり、問題を抱えた若い女性たちがミルズ保安官の指揮の元、モンスターと戦う集団へ成長してゆくというストーリー。
出演が決定したのは全て女性キャスト。ミルズ保安官の良き相棒、ドナ・ハンスカム保安官役のブリアナ・バックマスター、ミルズ保安官に反抗しながらもやり手のモンスター・ハンターに成長する孤児のクレア・ノヴァク役を演じるキャスリン・ニュートン、そしてヴァンパイアの追手を逃れ仲間入りするアレックス・ジョーンズ役のキャサリン・ラムディーンだ。
さらに上記の「スーパーナチュラル」登場済みの3人に加え、新キャラクターのペイシャンス・ターナー役で出演するのが、クラーク・バッコ。サイキックパワーに目覚める若き超能力者を演じる。シーズン1第9話「帰宅」で登場した、占い師ミズーリの孫にあたる設定で、ロレッタ・デヴァイン演じるミズーリも今シーズン久々の再出演を果たす予定だ。
シーズン13を迎えるロングランシリーズとはいえ、新スピンオフの製作にファンの期待は最高潮。目の離せない「スーパーナチュラル」新シーズンとなりそうだ。
<「deadline.com」 7月23日付け>