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スパドラ!最新USレポート Vol.539:「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」1回目のコミコンを振り返る あの秘密のカップルがケンカ?

July 26, 2017

BigBangTheory_yr9_us250_0726.JPEG米エンタメの一大イベント「コミコン・インターナショナル」で、今年も「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のパネルが大ホールにて開催された。今秋からシーズン11を迎える人気ナンバーワン・シットコムのパネルでは、勢ぞろいした出演者、プロデューサーらが第1回目のコミコン参加(2007年)を振り返った。

今だから言えるぶっちゃけトークの口火を切ったのは、製作総指揮者の1人、スティーブン・モラロ。過去にレナード役のジョニー・ガレッキペニー役のケイリー・クオコが秘密交際をしていたのは、今となっては有名な話だが、モラロいわく、なんとそのコミコン当日に2人はケンカしていたのだとか。何が原因でケンカしていたのか、思い出せないという2人だが、ケンカしていたのは事実らしい。その際、ケイリーの怒りが収まらず、モラロに「ホテルから出たくない」と言い張ったという。

昔話を持ち出されたケイリーは、「(モラロとの)距離が近くなった瞬間だと思ってるんだけどねぇ」と苦笑い。その後、ケイリーは泊まっていたホテルのバーでモラロに恋愛相談に乗ってもらったのだとか。

さらに、こちらも製作総指揮者の1人、ビル・プラディが、もうひとつケイリーのコミコンぶっちゃけ話を披露。

「パネルが終わって、キャストたちも会場を歩き回って大丈夫じゃないかという話になった。僕らだって、コミコンを見てみたかったんだ。たくさんのクールなものがあるんだからね。だけど、ケイリーったら、『私はホテルに帰るわよ』って。本当、ケイリーってペニーとそっくりなんだよなあ」

コミックやTV、映画などのイベントや展示が大規模に集結するのが、コミコンの魅力。しかしケイリーにとっては、それこそが“ギーク”。まさにクールなペニーと完全一致した発言だったのだ。

「私って、正直だから…」と再び窮地に立たされたケイリーだった。

最後に会場を埋めた大勢のファンを見渡しながら、ジョニーがコミコンの思い出を語った。

「僕らはロサンゼルスから(サンディエゴまで)電車で移動していて、僕は(クリエーターの)チャック・ロリーの隣に座っていたんだ。彼は会場が埋まるか心配でね。確か同じ時間帯に『バトルスター・ギャラクティカ』がパネルを行っていたから。彼はわざわざ(関係者に)電話をして、なんとか200席の部屋に替えてもらえないかと頼んだのだけど…。ところが会場に着いて驚いた、席が埋まっていたんだよ。何百人ものファンが入れなくて追い返されたくらいだ」

第1回目のコミコンに予想外のファンが集まったことは、今に続く人気の証明だったのかもしれない。ジョニーは「皆には心から伝えたい、応援ありがとう」と感謝の言葉で締めくくった。


<「eonline.com」 7月21日付け>