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スパドラ!最新USレポート Vol.552:「ザ・プレイヤー 究極のゲーム」のフィリップ・ウィンチェスター、「見てはいけないもの見た」?あのアクションスターにしびれた

September 6, 2017

player_us250_0906.jpgアクションドラマ「ザ・プレイヤー 究極のゲーム」で、いつの間にか“ゲーム”の“プレイヤー”に仕立てられてゆく、元FBIの男アレックス・ケインを演じるフィリップ・ウィンチェスターが米紙のインタビューに答えた。TV「ストライクバック: 極秘ミッション」での派手なアクションも記憶に残るフィリップ、実は英国で演技を学んだ本格派だという。

「僕の父は米国人、母は英国人です。モンタナ州の田舎町とロンドンを行ったり来たりして育ちました」

母譲りの流暢な英訛りを生かし、名門演技学校ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アーツで学んだ。フィリップの在校中には、ベネディクト・カンバーバッチ(「SHERLOCK/シャーロック」)も通っていたとか。

「僕は子供の頃からやんちゃでした。エネルギーあふれる子供だったんです。ずっとアクションスターになりたくって、両親に相談したら、ロンドンに行ってしかるべき教育を受けなさいと言われたんです」

息子の夢には協力的な両親だったが、決して許してくれなかったのは、R指定の映画。R指定とは、17歳以下の未成年は保護者の同伴無しに観賞できないという意味だ。敬虔なキリスト教徒の両親は、少年時代のフィリップに刺激的な映画を見せたくなかったのだろう。

そんなフィリップが初めてR指定の映画の洗礼を受けたのは、ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の『ダブル・インパクト』。

「今でこそ、僕はジャン=クロード・ヴァン・ダムになれないと分かっていますが、当時はしびれましたね。アドレナリンが体中を駆け巡りました。何か見てはいけないものを見たような気分でした」

ジャン=クロード・ヴァン・ダムで興奮したティーン時代を経て、同時期のアクションスター、ウェズリー・スナイプスと「ザ・プレイヤー 究極のゲーム」で初共演だ。フィリップのアドレナリン全開アクションに期待しよう。


<「chicagotribune.com」 6月1日付け>