LAW & ORDER: 陪審評決 キャスト

犯罪サスペンスドラマの金字塔「LAW&ORDER」
陪審員制度にスポットを当てた新たなスピンオフ・シリーズ!

キャスト

トレイシー・カイバー

タフで強い信念を持ち、非常に仕事熱心なニューヨーク郡地方検事局検事補。ガフニーを第一の助手とし、大勢のアシスタントと地方検事局捜査員らに的確に指示を出しながらチームをまとめている。時に強引で大胆な賭けに出ることもあるが、理不尽な判決が出たとしても法におけるグレーゾーンは基本的に受け入れている。感情を揺さぶられるような事態に直面しても、努めて冷静さを保ち、信念が揺らぐことは滅多にない。一方で、ともすれば感情に流されがちなガフニーとは意見が対立することも少なくない。

ビービー・ニューワース

1958年12月31日、米ニュージャージー州生まれ。数学者の父と芸術家の母を持ち、幼少時からダンスで才能を発揮。高校卒業後、名門ジュリアード音楽院で学びミュージカル女優として頭角を現す。1980年の「コーラス・ライン」でブロードウェイデビュー。80年代後半からはTVや映画で活躍。大人気コメディ・シリーズ「Cheers(原題)」で、2度のエミー賞コメディ・シリーズ部門の助演女優賞を受賞。同作のスピンオフ「そりゃないぜ!? フレイジャー」にも同じ役でゲスト出演している。映画は、『セイ・エニシング』、『グリーン・カード』、『バグジー』、『セレブリティ』、『10日間で男を上手にフル方法』ほか出演作多数。90年代にはブロードウェイに復帰。1994年のリバイバル版「スイートチャリティー」でトニー賞ミュージカル部門の助演女優賞受賞、1997年のリバイバル版「シカゴ」で同主演女優賞を受賞し、名声を不動のものとした。

声/加藤沙織

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ケリー・ガフニー

カイバーのアシスタントである地方検事補。サラザールブリスコーら地方検事局捜査官らと共に、現場に出て聞き取りや調査を行うことが多い。型破りなカイバーとは対照的に、基本的に規則に従うことをモットーとしている。そのため、しばしばカイバーに挑戦的な態度を取ることもあるが、非常に優秀でカイバーの良き右腕として能力を発揮している。性格的には子供を亡くした母親に深く同情するなど人間味にあふれた女性であるが、仕事においては感情に左右される傾向をカイバーに牽制されることも。

エイミー・カーソン

1968年7月7日、米イリノイ州生まれ。「サード・ウォッチ」のアレクサンダー・テイラー役、「ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~」のリンダ・レーガン役などで、日本の海外ドラマファンにもおなじみ。学生時代から演技に才能を発揮し、舞台経験を経て長寿ソープオペラ「Another World」に出演し、注目を集めた。TV映画『ブラック・フライデー』や、「CSI: 科学捜査班」「クリミナル・マインド」「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」「FRINGE/フリンジ」などのヒットシリーズに多数ゲスト出演。

声/大塚さと

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ヘクター・サラザール

元刑事。公務で怪我を負ったためデスワークを余儀なくされ、現場に出られないことを苦痛に感じて地方検事局捜査官に。カイバーの指示のもと、同じく捜査官となったブリスコーをパートナーとして、ガフニーらと協力しながら検事局のために必要な情報を集め調査を行っている。現場で現職の刑事と顔を合わせて見下すような発言をされると、元刑事としての誇りが前面に出てかっとなることも。ブリスコーの後は、現職の刑事クリス・ラヴェルと捜査することが増えていく。

カーク・アセヴェド

1971年11月27日、米ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。傑作ドラマ『OZ/オズ』のミゲル・アルバレス役、「バンド・オブ・ブラザース」、「FRINGE/フリンジ」のチャーリー・フランシス役などで日本の海外ドラマファンにもおなじみ。「LAW & ORDER: 陪審評決」と同じ役で「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」にゲスト出演。ほか「24」、「ホワイトカラー」、「メンタリスト」、「ウォーキング・デッド」、「パーソン・オブ・インタレスト」など、人気シリーズに多数ゲスト出演。映画は、『猿の惑星:新世紀ライジング』ほか。

声/茶花健太

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アーサー・ブランチ

地方検事局のトップに立つ地方検事。保守的な法哲学の持ち主で、比較的リベラルな部下のマッコイらと衝突することもある。かつては弁護士として働いていた経験を持つ。カイバーに対しては、常に検事局にとってどういう決断することが正しいか、どう判断するかを意見し、案件をどういう処理していくかをリードする。カイバーガフニーが反発を覚えることもあるが、ブランチの意見は当然ながら従わざるを得ない大きな影響力を持つ。

フレッド・ダルトン・トンプソン

1942年8月19日、米アラバマ州シェフィールド生まれ。メンフィス州立大学を卒業後、ヴァンダービルト大学で法学博士号を取得。上院ウォーターゲート特別調査委員会の副事務局長として活躍した後、1994年に政界に出馬し、テネシー州選出の共和党上院議員となった。俳優としてのデビュー作は『目撃者マリー』。その後『ダイ・ハード2』、『レッド・オクトーバーを追え!』などの映画に出演。「LAW & ORDER」に5シーズン(シーズン13~17)に渡り出演したが、大統領選挙戦の共和党有力候補として出馬の可能性があるとして2007年に番組を降板した。

声/高松直輝

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クリス・ラベル

ニューヨーク市警から出向している刑事で、検事局、特に捜査官のサラザールと密接に仕事をしている。第3話よりの登場。

スコット・コーエン

1961年12月19日、米ニューヨーク州ブロンクス生まれ。「マンハッタンに恋をして~キャリーの日記~」など数多くのTVドラマシリーズに出演する他、『キックオーバー』『水曜日のエミリア』等の映画界でも活躍。

声/一馬芳和

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レニー・ブリスコー

ニューヨーク市警27分署のベテラン刑事だったが、退職後、地方検事局捜査官となりサラザールとパートナーを組む。皮肉交じりのユーモアセンスの持ち主。もう若手ではない自分の年齢と、元アルコール依存症であることに負い目を感じており、これらに触れられると、よくけんか腰になる。2回の離婚歴があり娘が2人いるが、そのうちの一人キャシーは事件に巻き込まれ殺害されてしまったというつらい過去がある。

ジェリー・オーバック

1935年10月20日、米ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。「シカゴ」や「42ndストリート」など、ブロードウェイではスタンダードとなっている数々の名作の初演時のキャストとして知られるミュージカル界のスーパースターで、1969年にミュージカル「プロミセス、プロミセス」でトニー賞男優賞を受賞。映画『ダーティ・ダンシング』や『ユニバーサル・ソルジャー』、『美女と野獣(ルミエール役)』などにも出演している演技派俳優。「LAW & ORDER」にはシーズン3よりシーズン14にわたり、12年間 出演し、同役で「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」、「LAW & ORDER: クリミナル・インテント」、「LAW & ORDER: 陪審評決」などのスピンオフや「ホミサイド/殺人捜査課」にも出演したが、「LAW & ORDER シーズン15」放送中の2004年12月28日、惜しまれつつ逝去した。

声/藤本譲

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ジャック・マッコイ

地方検事ブランチのもとで辣腕を発揮する地方次長検事。カイバーらにアドバイスをする。立件のプロセスは型破りで容赦がなく、部下と意見が食い違うことも少なくない。法廷では被告人を鋭く追いつめ、また攻撃的な戦略によって裁判官の反感を買うこともあり、常に同業者やライバルの弁護士から注目を集める存在だ。父は警官だった。 後に、地方検事長に昇進する。

サム・ウォーターストン

1940年11月15日、米マサチューセッツ州生まれ。イェール大学在学中にパリ・ソルボンヌ大学に留学して演技を学ぶ。その後、多くの舞台に立ち演技派の地位を確立した。一方、60年代からテレビ・映画に出演。テレビは「I'll Fly Away(原題)」で主演を務め、「LAW & ORDER」ではシーズン4~20までジャック・マッコイ役で出演し、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」、「LAW & ORDER: 陪審評決」、「ホミサイド/殺人捜査課」にも同じ役でゲスト出演している。近年はTV「ニュースルーム」にも出演。主な映画出演作は、『華麗なるギャツビー』、『天国の門』、『ハンナとその姉妹』、『ウディ・アレンの重罪と軽罪』など。『キリング・フィールド』ではアカデミー賞候補になった。

声/牛山茂

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