クリミナル・マインドシーズン6

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FBIの最強プロファイラー・ユニット“BAU(行動分析課)”のメンバーが様々な凶悪犯罪に挑む犯罪捜査ミステリー!
プレンティス捜査官の過去が明らかになるシーズン6をチャンネル初放送!!

作品解説

「クリミナル・マインド」とは、米CBSネットワークにて05年秋より放送を開始し、今年10月にはついにシーズン10に突入するというロングラン・犯罪サスペンス・ミステリーである。FBI(アメリカ連邦捜査局)に実在する機関“BAU”。そこに所属し、犯罪者の心理を知り尽くした一流のプロファイラーたちが本作の登場人物。彼らは全米各地でシリアル・キラー(連続殺人鬼)が事件を起こすと現地に飛び、犯行現場の様子から犯人像をプロファイリングし、一刻も早い犯人逮捕をめざす。

犯罪を繰り返すことで己の欲望をみたそうとするのがシリアル・キラー。膨大なデータに基づき、彼らを“秩序型”“無秩序型”などに分類し、それぞれの特徴を新たな犯罪者たちの足跡に照らし合わせることで次なる犯行を予測する、地上最強のプロフェッショナル・ユニットが“BAU”だ。しかし、時に現実の犯罪者は彼らの予想を上回る欲望の強さと残虐さをもって捜査を混乱に招く。一方、事件を調べる“BAU”のメンバーの側にも深い心の闇が……。罪なる心(クリミナル・マインド)を抱えた人々がおりなす、空前絶後かつ予測不可能な犯罪ドラマの最終進化形、それが「クリミナル・マインド」だ。
出演はTV「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」でグレッグを演じたトーマス・ギブソン、映画「週末はマフィアと!」でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞したジョー・マンテーニャほか。製作総指揮は映画『スピード』『プライベート・ライアン』などのハリウッドの大物製作者マーク・ゴ-ドン、警察からTV界に転じた鬼才エドワード・アレン・バーネロらが手がけている。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン6 見どころ

“科学捜査”の次は犯罪者の心理を探る“プロファイリング”が熱い!

米TV界では「CSI」シリーズ、「BONES」など、最新の科学捜査テクニックを題材にした犯罪ミステリー・ドラマが流行したが、犯行の手口を調べる展開だけでは推理ドラマとしても人間ドラマとしても、どうしても限界がある。そんな声に応えるかのように現れたのが、犯罪者の心を分析してその闇を暴くというまったく異なる捜査方法、“プロファイリング”を取り上げた「クリミナル・マインド」だ。プロファイリング自体は小説や映画で注目された「羊たちの沈黙」や、元FBI行動科学課のロバート・K・レスラーが著者に名を連ねる実録ベストセラー「FBI心理分析官~異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記~」によって日本でもおなじみだが、ここまでリアルかつ詳細にプロファイリングを取り上げたTV・映画としては「クリミナル・マインド」が筆頭に挙げられるだろう。

製作総指揮をつとめるのは、なんと元警察官やハリウッドの大物プロデューサー!

「クリミナル・マインド」を製作総指揮するプロデューサーの1人で、監督や脚本も手がけるエドワード・アレン・バーネロは、シカゴ市警で警察官として10年も働いた後にTV界へと転じ、「サード・ウォッチ」に多大なリアリティをもたらした異才。犯罪ドラマ「クリミナル・マインド」にも経験に基づいたリアリズムを盛り込んでいる。またやはり製作総指揮の1人マーク・ゴードンは、映画界で『スピード』『プライベート・ライアン』『デイ・アフター・トゥモロー』を大ヒットさせ、近年はTV界でも当番組や「グレイズ・アナトミー」を当てているハリウッドの大物プロデューサーだ。

マシュー・グレイ・ギュブラーの監督エピソードは要注目!

シーズン5に続いて今シーズンでもスペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーが監督を務めている。監督エピソード第18話「もう一人のプレンティス」は、BAUメンバー、エミリー・プレンティスの秘められた過去が明らかになり、BAUの将来を揺るがす事態に発展していく、シーズン6の重要なエピソードのひとつになっており必見である。

シーズン6に登場する豪華ゲスト陣!

今回お送りするシーズン6には、豪華ゲストが続々登場!前シーズンに続いての出演となる映画『ロッキー・ホラー・ショー』のティム・カリー。そしてTV「One Tree Hill」キース役のクレイグ・シェファー、「プリズン・ブレイク」「HEROES/ヒーローズ」のロバート・ネッパー、「ホミサイド/殺人捜査課」のカイル・セコーといったおなじみの俳優たちが作品を彩る。

ストーリー

真夏のロサンゼルスでレイプ殺人が連続して発生し、BAUは現地へ飛ぶ。最初の犯行が起きたニュートン地区の担当刑事カーツバードとスパイサーが共同で捜査に当たる。「暗闇の王子」とマスコミから命名された犯人は巨大都市LAを恐怖に陥れる。

ガルシアの調べによって、この犯人が26年前から全米中を回って200件以上の犯行を重ねていたことがわかる。だが一度犯行を遂げた場所に戻ることはなく、二度目の犯行があったのはロサンゼルスが初めてだった。ロサンゼルスで前回犯行があったのは26年前。その時の犯行記録を見たモーガンは、殺されたのがスパイサーの両親だったことに気づく。

だが事件を目撃していたはずの本人はずっと、両親の死因を交通事故だと信じ込まされていた。その時の状況と今回の一連の犯行を比較したBAUは、スパイサーが熱血刑事としてマスコミに出たのを見た犯人が「ヒーローを作ったのは俺だ」とばかりに自分の手柄をアピールするため戻って来たのだということに気づく。しかし犯人のビリー・フリンはスパイサーの娘エリーと妹クリスティンを人質にして立てこもり、スパイサーは娘のために銃を捨て、モーガンの目の前でビリーに撃たれてしまう。そしてビリーはエリーを連れて逃走した……。BAUは「暗闇の王子」ビリー・フリンの凶行を止められるのか?幼い少女エリーの運命は?

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

アーロン・“ホッチ”ホッチナー/Aaron Hotchner (声:森田順平)

BAUを指揮するリーダーで通称「ホッチ」。常にスーツを着た正統派のFBI捜査官であると共に、自身も優れたプロファイラーである。正義感が強く、部下たちに厳しい一面がある一方、上層部などの圧力から彼らを守ろうと苦労することも多い。真面目すぎる性格のせいで仲間たちのジョークに気づかず、とぼけた反応をすることも。連続殺人犯「リーパー」の恨みを買い妻ヘイリーを殺害されてしまう。幼い長男ジャックは義理の姉ジェシカが面倒を見てくれている。

トーマス・ギブソン Thomas Gibson

1962年7月3日、サウスカロライナ州チャールストン生まれ。10歳の頃、舞台に立ったのが初めての演技体験で、ジュリアード学院などで演技を学ぶ。舞台で活動した後、『遥かなる大地へ』で映画デビュー。映画は他にも『スリープ・ウィズ・ミー』『アイズ ワイド シャット』『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス』などに出演。TV「シカゴ・ホープ」では「クリミナル・マインド」の共演者マンディ・パティンキンと共演し、医師ダニエル・ナイランド役で出演。5シーズン続いた人気シットコム「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」ではグレッグ役に扮し、世界中で知られる顔に。妻との間に3人の子供がいる。身長1m88cmの長身で、特技はゴルフ。

デヴィッド・“デイヴ”・ロッシ/David Rossi (声:小川真司)

BAU創立メンバーであり、過去数々の難事件を解決した伝説のプロファイラー。10年前に引退した後は著作や講演会、コンサルタント業で活躍している成功者だったが、自ら志願し、ホッチの部下として現場に復帰する。3回の離婚歴あり。

ジョー・マンテーニャ Joe Mantegna

1947年11月13日、イリノイ州シカゴ生まれ。映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞。その他『ゴッドファーザー PART III』『バグジー』など多数の映画に出演、大人気CGアニメ『カーズ2』では声優としても活躍。娘のジーア・マンテーニャも女優。

デレク・モーガン/Derek Morgan (声:咲野俊介)

BAUきっての行動派捜査官。重要参考人が隠れていると思われる場所には、拳銃を構えながら先頭を切って突入し、時に銃撃戦が発生してもひるまない度胸の持ち主。しかしプロファイラーとしての見識も豊かで、同僚たちに劣らない。行動も言動も体育会風で、豪快にふるまうことも多い。10歳のころ目の前で父が強盗を捕まえようとして殺され、一時期荒れていたことがあった。同僚のガルシアとは性別を越えた友情を育み、年中お互いにからかい合う名コンビぶり。母フランと姉サラがいる。

シェマー・ムーア Shemar Moore

1970年4月20日、カリフォルニア州オークランド生まれ。幼い頃はオランダほかに住み、英語より先にオランダ語を覚えた。学生時代からモデルをし、マルコム・ウィンタース役に扮したTVのソープオペラ“The Young and the Restless”ではデイタイム・エミー賞を受賞。有色人種を対象にしたイメージ・アワードも7回受賞。TVの音楽番組「ソウル・トレイン」の司会をしたこともある。TV「ゴッサム・シティ・エンジェル」にはジェシー・リース刑事役でレギュラー出演。TVムービー『スーパー・リッチと結婚する方法』にも出演。かつて女優のハル・ベリーや歌手のトニ・ブラクストンとの交際を報じられた。

ドクター・スペンサー・リード/Dr. Spencer Reid (声:森久保祥太郎)

IQ187の天才的頭脳を持つ若手捜査官。高校を12歳で卒業し、飛び級で入学した大学では数学、化学、工学、心理学、社会学、哲学という幅広い分野の学問を学んだ。文章を読むスピード、記憶力も常人離れしている。以前犯人に拉致・拷問された記憶から逃れるために麻薬中毒に陥りそうになったこともある。TVドラマ「スタートレック」に詳しい。

マシュー・グレイ・ギュブラー Matthew Gray Gubler

1980年3月9日、ネバダ州ラスベガス生まれ。少年時代から映画監督をめざすが、高校では映画の授業がなく、演技を学んだ。ニューヨーク大学の芸術学部で映画製作を学びながら、トミー・ヒルフィガー、マーク・ジェイコブス、ルイ・ヴィトン、バーバリーなどのモデルとしても活動。ウェス・アンダーソン監督の映画『ライフ・アクアティック』でプロ俳優デビューし、映画『RV』にも出演。アニメ映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』の原語版では声優をつとめた。俳優活動のかたわら自主製作映画の監督・制作・脚本もしている。

ペネロープ・ガルシア/Penelope Garcia (声:斉藤貴美子)

クワンティコにあるBAUの自室で多数のPCを操り、インターネット、FBI・各地警察など公的機関のデータベースから、捜査に必要な情報を天才的なスピードで収集し、BAUの捜査官たちを支える技術分析官。極めて陽気な性格。両親はヒッピーだったが彼女が18歳の時に交通事故で死亡。その後グレてカリフォルニア工科大を中退して引きこもっていた。暗号学は独自で続けていて、トップクラスのハッカーに。そのためFBIにリクルートされた。今は仕事以外でもボランティアで殺人被害者の遺族のカウンセリングをしている。分析官ケヴィンとご法度の職場恋愛中。

カーステン・ヴァングスネス Kirsten Vangsness

1972年7月7日生まれ。舞台での活動で幾つかの賞を受賞。また文才もあり、ロサンジェルス・タイムズ誌に寄稿したこともある。俳優として生活費を稼げるようになるまでには、代理教員や子供のカウンセラーなど多数の仕事をした。本作のスピンオフである「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」にも同役で出演。

エミリー・プレンティス/Emily Prentiss (声:深見梨加)

ホッチナーが新人時代に警護についた大使の令嬢で、イェール大を卒業後FBIに入局し、10年のキャリアを積んだ捜査官。BAUに異動になった直後は、親の七光りではないかとホッチナーが疑念を抱くが、たちまちその有能さを発揮し認められることに。アラビア語、スペイン語、ロシア語など語学に堪能で、リード並みの博識を誇る才女である。今回お送りするシーズン6では彼女の驚くべき過去が明らかになる。

パジェット・ブリュースター Paget Brewster

1969年3月10日、マサチューセッツ州生まれ。TV「フレンズ」「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」などにゲスト出演後、「Huff~ドクターは中年症候群」にレギュラー出演。2006年、本作のプレンティス役を得た。