クリミナル・マインドシーズン2

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FBIの最強プロファイラー・ユニット“BAU(行動分析課)”の メンバーが様々な凶悪犯罪に挑む犯罪捜査ミステリー!
全米視聴者数ランキングでは常に上位にランク入りしている話題のヒット・ドラマ、新メンバーが登場するシーズン2をチャンネル初放送!

作品解説

「クリミナル・マインド」とは、「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」や「CSI」シリーズなどのヒット作を放送している米CBSネットワークにて05年秋より放送を開始し、現在は秋からのシーズン6の放送が待たれている、ロングラン犯罪サスペンス・ミステリーである。
FBI(アメリカ連邦捜査局)に実在する機関“BAU”。そこに所属し、犯罪者の心理を知り尽くした一流のプロファイラーたちが本作の登場人物。彼らは全米各地でシリアル・キラー(連続殺人鬼)が事件を起こすと現地に飛び、犯行現場の様子から犯人像をプロファイリングし、一刻も早い犯人逮捕をめざす。

犯罪を繰り返すことで己の欲望をみたそうとするのがシリアル・キラー。膨大なデータに基づき、彼らを“秩序型”“無秩序型”などに分類し、それぞれの特徴を新たな犯罪者たちの足跡に照らし合わせることで次なる犯行を予測する、地上最強のプロフェッショナル・ユニットが“BAU”だ。しかし、時に現実の犯罪者は彼らの予想を上回る欲望の強さと残虐さをもって捜査を混乱に招く。一方、事件を調べる“BAU”のメンバーの側にも深い心の闇が……。罪なる心(クリミナル・マインド)を抱えた人々がおりなす、空前絶後かつ予測不可能な犯罪ドラマの最終進化形、それが「クリミナル・マインド」だ。
出演はTV「シカゴ・ホープ」でエミー賞のドラマ・シリーズ主演男優賞に輝くマンディ・パティンキン、TV「ダーマ&グレッグ」でグレッグを演じたトーマス・ギブソンほか。製作総指揮は映画『スピード』『プライベート・ライアン』などのハリウッドの大物製作者マーク・ゴ-ドン、警察からTV界に転じた鬼才エドワード・アレン・バーネロらが手がけている。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン2 見どころ

“科学捜査”の次は犯罪者の心理を探る“プロファイリング”が熱い!

米TV界では「CSI」シリーズ、「BONES」など、最新の科学捜査テクニックを題材にした犯罪ミステリー・ドラマが流行したが、犯行の手口を調べる展開だけでは推理ドラマとしても人間ドラマとしても、どうしても限界がある。そんな声に応えるかのように現れたのが、犯罪者の心を分析してその闇を暴くというまったく異なる捜査方法、“プロファイリング”を取り上げた「クリミナル・マインド」だ。プロファイリング自体は小説や映画で注目された「羊たちの沈黙」や、元FBI行動科学課のロバート・K.・レスラーが著者に名を連ねる実録ベストセラー「FBI心理分析官~異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記~」によって日本でもおなじみだが、ここまでリアルかつ詳細にプロファイリングを取り上げたTV・映画としては「クリミナル・マインド」が筆頭に挙げられるだろう。

製作総指揮をつとめるのは、なんと元警察官やハリウッドの大物プロデューサー!

「クリミナル・マインド」を製作総指揮するプロデューサーの1人で、監督や脚本も手がけるエドワード・アレン・バーネロは、シカゴ市警で警察官として10年も働いた後にTV界へと転じ、「サード・ウォッチ」に多大なリアリティをもたらした異才。犯罪ドラマ「クリミナル・マインド」にも経験に基づいたリアリズムを盛り込んでいる。またやはり製作総指揮の1人マーク・ゴードンは、映画界で『スピード』『プライベート・ライアン』『デイ・アフター・トゥモロー』を大ヒットさせ、近年はTV界でも当番組や「グレイズ・アナトミー」を当てているハリウッドの大物プロデューサーだ。

シーズン2より新メンバーが登場! より深みを増すキャラクター描写

今回お届けするシーズン2の第9話より、新レギュラー・キャラクター、エミリー・プレンティスが登場する。BAUに新メンバーとして加わるプレンティスは、実はホッチナーが新人時代に警護についた大使の令嬢だった。その後FBIに入局し捜査官として10年のキャリアを積みBAUに異動になった。当時の記憶しかないホッチナーは最初は難色を示すが、プレンティスは大使である親の七光りでないことを証明する有能さを発揮し周囲にも認められる。語学に堪能、博識で、“天才”リードに匹敵するキャラクターとして活躍していくことになる。
また、シーズン2ではBAUチームの個々のキャラクターをより具体的に描くことに力が注がれ、凶悪犯罪を捜査し犯人たちと向き合い続ける彼らの心理までもが少しずつ不安にさせられ、傷つけられていくさまが描かれており、キャラクター造形にいっそうの深みが増している。

ストーリー

BAUに凶悪な犯人から挑戦状が叩きつけられた。どのような手段をもってかBAUメンバーのプライベートを調べ上げている彼は、二人の男を連続して殺害した後、2年前に行方不明になった少女の手がかりを送り、「BAUメンバーだけで少女の命を救え」と一方的なルールを突きつける。しかし、手詰まりから記者会見にて協力を呼びかけたBAUに対し、「ルールを破った」と激怒する犯人はエルの家に侵入、帰宅したエルに銃を向けた。それはBAUの面々に大きな傷跡を残し、後に「フィッシャー・キング事件」と呼ばれることとなる恐怖の出来事の幕開けだったのだ……。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ジェーソン・ギデオン/Jason Gideon (声:有本欽隆)

現在BAUに属する中で最高のプロファイラーと呼ばれるベテラン捜査官。犯罪者の心理分析にのめり込みすぎた挙げ句、ある事件で大勢の部下を失う判断ミスをし、神経をすり減らしすぎたために一時休職。BAUに復帰後は後輩のホッチナーを上司とするが、プロファイリングにかけてはホッチナーら全員が一目を置くほど豊富な知識と経験を持つ。チェスが得意。

マンディ・パティンキン Mandy Patinkin

1952年11月30日、米イリノイ州シカゴ生まれ。ジュリアード学院などで演技を学んだ後、ミュージカル舞台「エビータ」(トニー賞主演男優賞受賞)などブロードウェイで活躍し、2枚のソロ・アルバムを発表。次第に映画・TV界でも活動するようになり、『愛のイエントル』『プリンセス・ブライド・ストーリー』『エイリアン・ネイション』『ディック・トレイシー』『ルル・オン・ザ・ブリッジ』などの映画に出演。アニメ映画『天空の城ラピュタ』の英語版には声優として参加。TV「シカゴ・ホープ」では医師ジェフリー・ガイガーを好演し、エミー賞でドラマ・シリーズ主演男優賞に輝いた他、ゴールデン・グローブ賞や俳優組合賞にもノミネート。私生活では妻との間に子供が2人いる。

アーロン・“ホッチ”ホッチナー/Aaron Hotchner (声:森田順平)

BAUを指揮するリーダーで通称「ホッチ」。常にスーツを着た正統派のFBI捜査官であると共に、自身も優れたプロファイラーである。正義感が強く、部下たちに厳しい一面がある一方、上層部などの圧力から彼らを守ろうと苦労することも多い。真面目すぎる性格のせいで仲間たちのジョークに気づかず、とぼけた反応をすることも。愛する妻ヘイリーとの間には長男ジャックがいる。

トーマス・ギブソン Thomas Gibson

1962年7月3日、米サウスカロライナ州チャールストン生まれ。10歳の頃、舞台に立ったのが初めての演技体験で、ジュリアード学院などで演技を学ぶ。舞台で活動した後、『遥かなる大地へ』で映画デビュー。映画は他にも『スリープ・ウィズ・ミー』『アイズ ワイド シャット』『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス』などに出演。TV「シカゴ・ホープ」では「クリミナル・マインド」の共演者マンディ・パティンキンと共演し、医師ダニエル・ナイランド役で出演。5シーズン続いた人気シットコム「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」ではグレッグ役に扮し、世界中で知られる顔に。妻との間に3人の子供がいる。身長1m88cmの長身で、特技はゴルフ。

デレク・モーガン/Derek Morgan (声:咲野俊介)

BAUきっての行動派捜査官。重要参考人が隠れていると思われる場所には、拳銃を構えながら先頭を切って突入し、時に銃撃戦が発生してもひるまない度胸の持ち主。しかしプロファイラーとしての見識も豊かで、同僚たちに劣らない。行動も言動も体育会風で、豪快にふるまうことも多いが、シーズン2では同僚たちも知らない意外な過去が明らかに。同僚のガルシアとは性別を越えた友情を育み、年中お互いにからかい合う名コンビぶり。母フランと姉サラがいる。

シェマー・ムーア Shemar Moore

1970年4月20日、米カリフォルニア州オークランド生まれ。幼い頃はオランダほかに住み、英語より先にオランダ語を覚えた。学生時代からモデルをし、マルコム・ウィンタース役に扮したTVのソープオペラ“The Young and the Restless”ではデイタイム・エミー賞を受賞。有色人種を対象にしたイメージ・アワードも7回受賞。TVの音楽番組「ソウル・トレイン」の司会をしたこともある。TV「ゴッサム・シティ・エンジェル」にはジェシー・リース刑事役でレギュラー出演。TVムービー『スーパー・リッチと結婚する方法』にも出演。かつて女優のハル・ベリーや歌手のトニ・ブラクストンとの交際を報じられた。

ドクター・スペンサー・リード/Dr. Spencer Reid (声:森久保祥太郎)

IQ187の天才的頭脳を持つ若手捜査官。高校を12歳で卒業し、飛び級で入学した大学では数学、化学、工学、心理学、社会学、哲学という幅広い分野の学問を学んだ。文章を読むスピード、記憶力も常人離れしている。しかし社会経験はまだ少なく、頭でっかちならではの失敗をすることも。TVドラマ「スタートレック」に詳しいなどオタクっぽい一面もある。

マシュー・グレイ・ギュブラー Matthew Gray Gubler

1980年3月9日、米ネバダ州ラスベガス生まれ。少年時代から映画監督をめざすが、高校では映画の授業がなく、演技を学んだ。ニューヨーク大学の芸術学部で映画製作を学びながら、トミー・ヒルフィガー、マーク・ジェイコブス、ルイ・ヴィトン、バーバリーなどのモデルとしても活動。ウェス・アンダーソン監督の映画『ライフ・アクアティック』でプロ俳優デビューし、映画『RV』にも出演。アニメ映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』の原語版では声優をつとめた。俳優活動のかたわら自主製作映画の監督・制作・脚本もしている。

ジェニファー・“JJ”・ジャロウ/Jennifer 'JJ' Jareau (声:園崎未恵)

ルックスはキュートで仕事もデキる女性捜査官。BAUでは主に各地の警察との連絡、FBI内部での調整、マスコミへの対応を担当する。いつもは“縁の下の力持ち”的な役割が多いが、時にみずから捜査官として現場に出て活躍することも。仕事に対してはクールな姿勢だが、プライベートでは年相応に恋をしていそうな気配も!?

A・J・クック A.J. Cook

1978年7月22日、カナダ・オンタリオ生まれ。少女時代はバレエなどダンスを学んだが、17歳で女優になろうと決心。「エルヴィスとニクソン」「ハイスクール黒魔術」「エイリアン・シューター」「CE4 エイリアン・アブダクション」など多数のTVムービーや、映画『ヴァージン・スーサイズ』『クールボーダー』『デッドコースター』などに出演。ヘイデン・クリステンセンと共演したTV「マウンテン・ウォーズ ホライズン高校物語」ではシェルビー役で、また、TV「トゥルー・コーリング」ではリンジー役で、それぞれレギュラー出演。08年9月、夫との間に初めての子供が生まれた。名前のA・Jはアンドレア・ジョイの略。

ペネロープ・ガルシア/Penelope Garcia (声:斉藤貴美子)

クワンティコにあるBAUの自室で多数のPCを操り、インターネット、FBI・各地警察など公的機関のデータベースから、捜査に必要な情報を天才的なスピードで収集し、BAUの捜査官たちを支える技術分析官。極めて陽気な性格で、ゲーム感覚で仕事をしているフシがある。とりわけモーガンとは年中冗談を言い合う仲のよさ。

カーステン・ヴァングスネス Kirsten Vangsness

1972年7月7日生まれ。舞台での活動で幾つかの賞を受賞。また文才もあり、ロサンジェルス・タイムズ誌に寄稿したこともある。俳優として生活費を稼げるようになるまでには、代理教員や子供のカウンセラーなど多数の仕事をした。

エミリー・プレンティス/Emily Prentiss (声:深見梨加)

シーズン2第9話より登場の新キャラクター。ホッチナーが新人時代に警護についた大使の令嬢で、イェール大を卒業後FBIに入局し、10年のキャリアを積んだ捜査官。BAUに異動になった直後は、親の七光りではないかとホッチナーが疑念を抱くが、たちまちその有能さを発揮しギデオンらにも認められることに。アラビア語、スペイン語、ロシア語など語学に堪能で、リード並みの博識を誇る才女である。

パジェット・ブリュースター Paget Brewster

1969年3月10日、米マサチューセッツ州生まれ。TV「フレンズ」「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」などにゲスト出演後、「Huff~ドクターは中年症候群」にレギュラー出演。2006年、本作のプレンティス役を得て、現在最新であるシーズン5まで出演している。

エル・グリーナウェイ/Elle Greenaway (声:山像かおり)

BAUの女性メンバー。主に性犯罪の捜査や心理分析を専門とするエキスパートであり、スペイン語も堪能。BAUに来る前はFBIシアトル支局で働き、優秀な成績を残した。性犯罪に対する怒りが人一倍強く、また性格も非常に真面目。女性や子供が被害者になった事件では仕事熱心になりすぎることがあり、ホッチナーの指揮を無視して独断で行動してしまうことも。シーズン1最終回にて謎の犯人に自宅で待ち伏せられ銃を突きつけられたが……。

ローラ・グラウディーニ Lola Glaudini

1971年11月24日、米ニューヨーク市生まれ。俳優兼脚本家のロバート・グラウディーニを父親に持つ。米TV界を中心に女優として活動し、「NYPDブルー」ではシーズン3~6にかけてドロレス役を演じ、「ザ・ソプラノズ」ではダニエル(FBI捜査官デボラ)を演じた。また『ブロウ』、『ふたつの過去を持つ男』、『インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン』などの映画に出演し、「名探偵モンク」「ラスベガス」「ER 緊急救命室」など多数のドラマにゲスト出演している。