ストーリー
ギブソンは、過去の恋人“ピーター”に首を絞められたというローズ・スタッグの証言を得て、プロファイリングを完成させ、犯人像を絞り込んでいた。ギブソンは再びローズに“ピーター”に関する詳しい話を聞くことにするが、ローズは約束の時間になっても現れない……。ローズにモンタージュ写真を作らせたせいで誘拐が起きたと考え、責任を感じるギブソン。そんな中、凶器のハサミから出た指紋と、情報提供に来たスペクターの指紋が一致、ギブソンはポール・スペクターを被疑者として特定する。
逮捕されたスペクターは頑なに黙秘を続けていた。スペクターの車が見つかり、焼け残った車内から法医学的証拠がいくつも発見される。ギブソンは近くの小屋を調査するが、ローズの姿はない。“ギブソンとだけ話す”と言い放つスペクター。スペクターは取引を申し出て、娘のオリビアとの面会を条件に、ローズの居場所を教えるという。ギブソンはスペクターを従え、森に向かう。スペクターの指示通り、ギブソンは車のトランクに閉じ込められたローズを発見する。ローズは生きていた。だが、そのとき、凶弾がスペクターを襲う。
スペクターを逆恨みしていたタイラーが、彼を追って森にひそかに来ていたのだ。タイラーは銃でスペクターとアンダーソン刑事を銃撃、自らも警官に撃たれる。助けを呼ぶギブソンの腕の中で、スペクターは……。