NCIS: ニューオーリンズシーズン3

<クロスオーバー・エピソード>
第14話「仕組まれた計画 後編」
3/2(土)【二カ国語版】11:00 【字幕版】21:00

 

ニュース

イントロダクション

世界的大ヒットドラマ「NCIS ネイビー犯罪捜査班」の最新スピンオフ!
ルイジアナ州南部のニューオーリンズを舞台に、米海軍に関する様々な難事件に立ち向かう海軍犯罪捜査局(略称NCIS)の活躍を描いた話題の犯罪捜査ドラマ、待望のシーズン3を独占日本初放送!!

作品解説

アメリカはもとより、世界各国で絶大な人気を誇っている「NCIS ネイビー犯罪捜査班」。海軍犯罪捜査局(略称NCIS)の活躍を描く「NCIS ネイビー犯罪捜査班」は、2003年から米CBS局で放送開始以来、現在でも全米視聴率トップを争う人気番組だ。2009年にはスピンオフ「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」が登場し、こちらも大ヒットを記録中。さらに2014年、2つ目のスピンオフとして登場し、本国では現在シーズン6を放送中の人気作が「NCIS: ニューオーリンズ」である。米2014-2015年シーズンにおいて打ち切りとなった新ドラマが多い中、とりわけ人気番組を多く抱えるCBSの継続のハードルは他局よりも高い。その難関を見事にクリアした本作は、初回放送は1720万人という視聴者数を記録(7日以内のDVR(デジタルビデオレコーダー)での録画視聴を含めると2100万人)。これは全ネットワーク局において最も高い数字であり、初回放送の記録としては「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」以来のハイスコアと記録ずくめ。さらに、2014年-2015年シーズンを通して新ドラマにおいてナンバーワン※の高い平均視聴者数を維持した。

そもそも「NCIS ネイビー犯罪捜査班」は、アメリカ海軍法務部の活躍を描いた人気シリーズ「犯罪捜査官ネイビーファイル」のスピンオフとして始まった。今では本家というべき「NCIS ネイビー犯罪捜査班」はワシントンD.C.を中心に、「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」はロサンゼルス、そして「NCIS: ニューオーリンズ」はルイジアナ州南部のニューオーリンズが舞台と、任務の内容やチームの規模、それぞれの土地柄の違いが出た作りで各々が人気を博している。中でも「NCIS: ニューオーリンズ」は独特の文化色が強く異文化感も面白い。もちろん、本家とスピンオフは密接な関わりを持っている点もシリーズのファンにとっては大きな魅力である。各シリーズをうまく差別化しながら、「NCIS」シリーズは一大フランチャイズを形成し、いずれも大ヒットを飛ばしている。

また、個性的なキャラクターも「NCIS」シリーズの大きな見どころのひとつ。本作のチームリーダー、ドウェイン・プライド役のスコット・バクラは、舞台出身の実力派俳優で「スタートレック エンタープライズ」のアーチャー船長役や「タイムマシーンにお願い」など、これまでも数々の人気シリーズで主演をつとめ、海外ドラマファンにはおなじみ。その他、『ワイルド・スピード』シリーズほか映画出演多数のルーカス・ブラック、「ザ・シールド ルール無用の警察バッジ」のCCH・パウンダーら若手からベテランまで芸達者が勢ぞろいして、アットホームなチームワークの中にも多様な人間ドラマを織りなしている。スタッフには、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のギブス役のマーク・ハーモンも製作総指揮として名を連ねている。

注)初回放送当時の情報となります
※米ニールセン調査: 米2014-2015年 新ドラマ平均視聴者数ランキング第1位

シーズン3 見どころ

ブロディに代わってFBIエージェント、グレゴリオが登場

シーズン2の終わりで、実はテロリストだった国土安全保障省エージェントと親密な仲になったことで捜査を妨害する結果を導いた責任を取ってブロディが辞職。ブロディと入れ替わるようにして、シーズン3からニューオーリンズ支局に現れるのは、FBI捜査官のタミー・グレゴリオ。シーズン3では、フェルリト演じるグレゴリオがニューオーリンズ支局のNCISチームに仲間入りしていく過程が大きな見どころとなっている。

セバスチャン、人生の転機を迎える?

本作では、登場人物の過去や私生活の一端もよく描きこまれていて、人間ドラマの部分も楽しめる作品となっているが、シーズン3では、中でもセバスチャンをめぐるドラマに要注目。シーズン3は、第1話でセバスチャンが片思いしていたブロディがチームから去ったことが明らかになり、セバスチャンはガックリ。第4話では、母親がセバスチャンに会いにニューオーリンズを訪問。セバスチャンの子供時代の話が聴けたりするが、セバスチャンはまもなく或る事件に巻き込まれる。シーズン3では、新境地を開こうとする科学オタクのセバスチャンの活躍も見逃せない。

シーズン3でも「NCIS ネイビー犯罪捜査班」とのクロスオーバー・エピソードが実現

今回のシーズン3においても、シーズン2と同様にワシントンD.C.本部とニューオーリンズ支局の捜査官が協力しあって同じ事件を捜査するクロスオーバー・エピソードが楽しめる。「NCIS: ニューオーリンズ」シーズン3 第14話「仕組まれた計画 後編」は、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」シーズン14 第15話「仕組まれた計画 前編」の続きで、ワシントンD.C.本部からトーレスとマクギーがニューオーリンズを訪れ、プライドのチームの協力を得ながら、盗まれた戦略マニュアルを追う。「仕組まれた計画 後編」のエピソード監督は、1977年にTV「ROOTS/ルーツ」のクンタ・キンテ役で大ブレイクして以来、「新スタートレック」のラフォージ役など、俳優、監督として活躍しているレヴァー・バートンがつとめている。

ストーリー

海軍犯罪捜査局(略称NCIS)ニューオーリンズ支局は、ミシシッピー川からテキサス州北部のパンハンドル地方までを管轄とし、日夜アメリカ海軍やアメリカ海兵隊の将兵が関わる事件を扱っている。NCISニューオーリンズ支局の主任ドウェイン・“キング”・プライドは、自らスカウトしたクリストファー・“クリス”・ラサール、元ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)エージェントのソーニャ・パーシー、コンピューターのスペシャリストであるパットン・プレイムらから成るチームを率いている。チームメンバー同士が家族のように接し、アットホームな雰囲気のNCISニューオーリンズ支局で、彼らは検視官ロレッタ・ウェイドと科学捜査分析官セバスチャン・ランドら優秀なスタッフの協力を得ながら、持ち前のチームワークで様々な難事件を解決していく。

バーレスク・フェスティバルで賑わっているニューオーリンズのワシントン・アーティラリー・パークでいきなり銃声がとどろく。次々と倒れる犠牲者たち。狙撃手に撃たれた4人のうち死亡したのが海軍の下士官だったため、NCISチームが捜査を開始するが、間もなくブロディがプライドらに知らせないまま辞職したことを知る。ブロディが、実はテロリストだった国家安全保障省エージェント、ルッソと親密になったことでNCISニューオーリンズ支局全体の名誉を傷つけた事に責任を取って辞職したことは理解しながらも、自分たちに一言も無く去ったブロディにガッカリするプライドたち。そんな中、パットンが次に起ころうとしている狙撃を探知したことで現場に急行したラサールとパーシーは、銃弾が発射されたと思われるビルのバルコニーを走る人影を捉える。狙撃犯だと思って銃を向けたラサールとパーシーに振り返った女性は、FBIの防弾チョッキを着ていた。ワシントンD.C.から派遣されたタミー・グレゴリオと名乗るFBIエージェントは、狙撃事件の捜査のために来たと言うが、口を滑らせて最初の狙撃事件が起きる前にニューオーリンズに到着していたことが明らかになる。グレゴリオがルッソの事件に関してプライドのチームを捜査するために送り込まれたことを知ったプライドは憤慨してFBIに乗り込むが、急を要しているのは狙撃事件の解決であることでグレゴリオの上司と意見が一致。グレゴリオはプライドたちの捜査に協力していくことになる……。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ドウェイン・“キング”・プライド/Dwayne Pride (声:内田直哉)

NCIS特別捜査官。ルイジアナ州ニューオーリンズ支局の主任。あだ名はキング。かつてはジェファーソン郡の保安官代理だった。ニューオーリンズで生まれ育った生粋の地元っ子。ニューオーリンズのカルチャーに精通し、ジャズに造詣が深くピアノの腕前はかなりのもの。料理も得意で、地元の名物料理を作って部下たちに振る舞うことも多い。離婚した妻リンダとの間に、ルイジアナ州立大学で音楽を専攻するひとり娘ローレンがいる。NCISワシントン本部の主任ギブス(「NCIS ネイビー犯罪捜査班」)とは、NIS(NCIS 前身)時代にともにフェド5 として活動していた長年の友人同士。チームのメンバーに対しては家族のように接しており、仲間のためなら規則違反もいとわない。また、被害者遺族だけでなく困難な状況に陥っている事件関係者にも親身になるなど、人情派の一面も。チームの憩いの場になっている自分のバーでは気がむくと得意のピアノ演奏を披露する。ミドルネームはカシアス。

スコット・バクラ Scott Bakula

1954年10月9日、米ミズーリ州生まれ。大学時代に演劇を志し、ニューヨークへ移り舞台でキャリアを積む。1988年にはブロードウェイのミュージカル「ロマンス,ロマンス」でトニー賞にノミネートされるなど、高い評価を得た。一方、1986年からはTVに出演。SFシリーズ「タイムマシーンにお願い」のサム・ベケット役ではゴールデングローブ賞を受賞。「スタートレック エンタープライズ」のジョナサン・アーチャー役でもよく知られているほか、「CHUCK/チャック」をはじめとする多くの人気ドラマにゲスト出演。映画デビューは、1990年の『マージョリーの告白』。その他出演作は『アメリカン・ビューティー』『海辺の家』『トレヴィの泉で二度目の恋を』など。

クリストファー・“クリス”・ラサール/Christopher LaSalle (声:加瀬康之)

NCIS特別捜査官。ニューオーリンズ支局のシニア・エージェントで通称クリス。アラバマ州出身で、アラバマ大学卒。やんちゃなイメージがあるが在学中は優等生で、大学のマスコット=象の“ビッグ・アル”を演じていた。風紀犯罪取締班で働いていたこともあるが、プライドにスカウトされてNCISニューオーリンズ支部へ。地元で最も歴史がある有名なフレンチ・クオーターに住んでいる。プライドのことを敬愛し、ニューオーリンズのカルチャーや人々に強い愛着を抱いている。人好きのするオープンな性格で、魅力的な女性には遠慮なくアプローチする。ブロディに代わって一緒に行動することが多くなったソーニャのことが何となく気になっているが、敢えてそんな想いを抑えこんでいるフシがある。

ルーカス・ブラック Lucas Black

1982年11月29日、米アラバマ州生まれ。子役としてTV シリーズ「アメリカン・ゴシック」や、映画『8月のメモワール』『スリング・ブレイド』『ゴースト・オブ・ミシシッピー』『X-ファイル ザ・ムービー』などに出演。高校時代は学業を優先させ、バスケットボールとフットボールなどスポーツにも打ち込んだ。卒業後、俳優業を本格的に再開。『プライド 栄光への絆』『ジャーヘッド』『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』『42 ~世界を変えた男~』『ワイルド・スピード SKY MISSION』ほか、大作映画への出演多数。カルバン・クラインのモデルを務めたこともある。

タミー・グレゴリオ/Tammy Gregorio (声:甲斐田裕子)

国土安全保障省エージェントが絡んだ不祥事の件で、プライドと彼のチームを捜査するためにワシントンD.C.から派遣されたFBIエージェント。ニューヨーク出身だがニューオーリンズ在住経験があるらしい。専門はテロ対策及び行動プロファイリングだが、狙撃事件捜査にも詳しい。人情や礼儀を大切にするプライドのニューオーリンズ流捜査方式に最初は戸惑うが……。

ヴァネッサ・フェルリト Vanessa Ferlito

12月28日、米ニューヨーク州生まれ。2002年に俳優デビュー。その後、TV映画「レックス・ザ・チャンプ/無敗の帝王」で注目を集める。「ザ・ソプラノズ」や「24」などのTVドラマにゲスト出演した後、「CSI: ニューヨーク」で初のレギュラー・キャストの役を得る。その他の出演作には「グレイスランド 西海岸潜入捜査ファイル」、映画『デス・プルーフ in グラインドハウス」など。

ソーニャ・パーシー/Sonja Percy (声:小島幸子)

ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)のエージェントだったが、ベイトフィッシュことポール・ジェンクスを追うNCISニューオーリンズ支局の捜査に参加。事件は解決したが、おとり捜査官としての身分が明かされてしまったため、プライド率いるNCISチームに加わることになる。小柄だが、運動神経は抜群。不慣れなNCISの捜査手順も持ち前の勘の良さで体得していく。おとり捜査官として一匹オオカミ的な仕事をしてきたゆえ、NCISチームの家族的な雰囲気に最初は戸惑うが、次第に仲間のありがたみを感じるようになる。クリスとは軽口を叩き合う良き相棒になっているが、互いに恋愛感情に似た想いを持つようになりつつあり、戸惑いを覚えている。

シャリータ・グラント Shalita Grant

1988年8月28日、米メリーランド州ボルチモア生まれ。奨学金を得てジュリアード音楽院演劇科で学ぶ。2011年に「グッド・ワイフ」のゲスト出演にてプロ・デビュー。2013年、ブロードウェイの舞台劇『Vanya and Sonia and Masha and Spike(原題)』でトニー賞にノミネートされて注目される。その後、LAに渡り、オーディションを重ね、TV「BONES」や「バトル・クリーク 格差警察署」などのゲスト出演を経て本作のソーニャ・パーシー役に抜擢された。

ロレッタ・ウェイド/Loretta Wade (声:宮寺智子)

ルイジアナ州ジェファーソン郡の検視官。ハーバード大卒のエリートで、メディカル・スクールを卒業後にニューオーリンズに越してきた。彼女のモルグはNCISニューオーリンズ支局と契約しており、しばしばプライドたちに的確な助言を与えるなど頼れる存在。また、セバスチャンの上司として彼のオタクぶりをいさめつつも、時にはうまくおだててその明晰な頭脳を巧みに捜査にいかしている。プライドと同じくニューオーリンズの文化と人々を愛している。ある事件で知り合ったダニーとCJという兄弟を養子に迎えており、ダニーは彼女のラボで見習いをしている。

CCH・パウンダー CCH Pounder

1952年12月25日、英領ガイアナ(現・ガイアナ共和国)のジョージタウン生まれ。本名はキャロル・クリスティン・ヒラリア・パウンダー。ガイアナ系アメリカ人。イギリスで教育を受け、1970年にアメリカに移住。1979年にボブ・フォッシーの傑作『オール・ザット・ジャズ』で映画デビュー。1987年『バグダッド・カフェ』のブレンダ役で、国際的に名前を知られるようになる。以後、『ロボコップ3』『フェイス/オフ』『エンド・オブ・デイズ』『アバター』など大作映画への出演多数。TVでは「ER 緊急救命室」のシーズン3までアンジェラ・ヒックス役で出演。レギュラー出演した「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~」のクローデット・ウィムズ役でも有名。そのほか、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」「サン・オブ・アナーキー」「ウェアハウス13」など、多くの人気ドラマにゲスト出演している。アニメの声優もつとめる。

セバスチャン・ランド/Sebastian Lund (声:武藤正史)

ロレッタのアシスタントで科学捜査分析官。非常に優秀だが、オタク気質全開の変わり者で口数が多く、空気が読めない発言は日常茶飯事。統計による数字や確率を行動の規範としているが、ことプライベートの女性関係においてはうまく機能していない。大学時代には女子と出会えるからという理由で、赤十字の講習を受けたことも。あらゆる分野で多岐にわたって膨大な知識量を誇るが、合衆国政府の陰謀論や超常現象の存在を信じていたりもする。また、ホラー・オタクでもあり、スティーヴン・キングをはじめ正統派を好むなどホラーに関しては一家言ある。ブロディに片思いしていたため、彼女がチームに知らせずにNCISを去ったことを知ると大きなショックを受ける。

ロブ・カーコヴィッチ Rob Kerkovich

「CSI:マイアミ」「NYボンビー・ガール」「マスターズ・オブ・セックス」「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」などのTVシリーズにゲスト出演。『クローバーフィールド/HAKAISHA』『理想の彼氏』ほか映画にも出演している。

パットン・プレイム/Patton Plame (声:竹田雅則)

車椅子に乗ったコンピューターのエキスパート。ブロディによると、アメリカ軍のサイバー戦を担当する総合部隊、アメリカサイバー軍で働いていたとのこと。同じくテクノロジー・オタクであるセバスチャンとは良きライバル。クリスには“ハッカー”と呼ばれている。

ダリル・“チル”・ミッチェル Daryl "Chill" Mitchell

1965年7月16日、米ニューヨーク州生まれ。ヒップホップ・アーティストを経て、1990年に映画『ハウス・パーティ』で俳優デビュー。TV「LAW & ORDER」や「ヴェロニカ's クローゼット」、映画『ギャラクシー・クエスト』、『ラッキー・ナンバー』などに出演するが、2001年、オートバイ事故で下半身不随となる。家族やデンゼル・ワシントン、クリス・タッカーなど友人に支援され、翌年より車椅子に乗って俳優業復帰。「LAW & ORDER: 犯罪心理捜査班」や「デスパレートな妻たち」にゲスト出演する。私生活では身体に障害のある俳優をキャストするよう呼びかけるなどの支援活動に積極的に参加している。