バティスト~アムステルダムに潜む闇~

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現役を引退した元刑事ジュリアン・バティストが引き受けたのは、行方不明になった娼婦の捜索。
アムステルダムの妖美な街並みの中に潜む闇とは……。
英国ヒットドラマ「ザ・ミッシング」シリーズのスピンオフを独占日本初放送!!

~アムステルダムに潜む闇~ 見どころ

第72回ゴールデングローブ賞にノミネートされたミステリードラマ「ザ・ミッシング」シリーズのスピンオフ

「ザ・ミッシング」で事件捜査を担当した刑事ジュリアン・バティストを主人公として描いたスピンオフである本作。本家「ザ・ミッシング」シリーズは、2015年開催の第72回ゴールデングローブ賞TVカテゴリーのミニシリーズ・TVムービー部門作品賞にノミネートされたヒットシリーズで、重厚な謎解きが売りのミステリードラマ。本家ではベルギー、ドイツなどでロケが行われたが、本作では舞台をオランダのアムステルダムに移し、現役を引退したはずだったジュリアンがある事件をきっかけに再度行方不明者の捜索を開始するという始まり。撮影は、物語の舞台となっているアムステルダムを中心に行われた。風情ある美しい運河や家々と、赤いネオンが妖艶な雰囲気を漂わせる飾り窓地区の街並みの中に隠された闇を追う本作。相反する美しさと不気味さがストーリーを盛り上げる。本家のダークな雰囲気はそのままに、謎解きとは打って変わってはっとするようなスリラー色が全面にでた展開が本作の特徴。ジュリアン本人も誰も信用できない状況に追い込まれながらストーリーは進んでいく。最後まで続くスリリングな展開できっとあなたの心を鷲掴みにするだろう。

「ナイト・マネジャー」などで知られるトム・ホランダーを始め、実力派俳優と豪華スタッフが名を連ねる

本作で主演を務めるのは『ニキータ』や『パトリオット』、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』、『ザ・コア』などに出演し、「ザ・ミッシング」シリーズでも刑事ジュリアン・バティスト役で登場したチェッキー・カリョ。娼婦の姪を必死に捜索する叔父エドワード・ストラットン役を演じるのは、「ナイト・マネジャー」で英国アカデミー賞助演男優賞を受賞した経歴を持ち、『プライドと偏見』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』、『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』、『ボヘミアン・ラプソディ』など数々のヒット作に出演してきたトム・ホランダー。製作総指揮と脚本を務めるのは、プライムタイム・エミー賞コメディ部門作品賞を受賞した「Fleabag フリーバッグ」で製作総指揮を務め、「ザ・ミッシング」シリーズの製作総指揮、脚本を務めたハリー・ウィリアムズ、ジャック・ウィリアムズ兄弟。音楽を担当したのは、「ザ・ミッシング」シリーズでプライムタイム・エミー賞リミテッドシリーズ部門作曲賞を受賞したドミニク・シェラーで、「ザ・ミッシング」シリーズと同じ世界観にいるような演出になっていると言う。本家「ザ・ミッシング」シリーズで経験を積んだスタッフ・キャスト陣が織り成す似て非なる本作は、本家作品を観たことがある人も、そうでない人も存分に楽しめる内容となっている。

各所から称賛の声多数!

英オンライン新聞のインディペンデント紙は、「第1話のラストシーンは素晴らしいひねり(細工)が加えられていて、手品師の華麗な手さばきを見ているようだ。(中略)バティストに試練が訪れるほどに、彼の初の単独捜査はスリリングで見応えのある展開を見せる。」と評価した。英フリーペーパーの朝刊紙メトロでは1話目について、「トム・ホランダ―とチェッキー・カリョがこの激しいサスペンス・スリラーを掌握・独占している。彼らが開始1分から1話目の終わりまで好奇心をそそられる新しいミステリーの世界へ連れて行ってくれる。その衝撃度は凄まじく、あなたを虜にするでしょう。」とスリル満点な展開を称賛した。英日刊紙タイムズでは、「トム・ホランダ―は、彼が出るどのシーンにおいても我々を強く惹きつけ魅了する。」とトムの演技を絶賛した。英日刊紙のiNEWSでは「多くのひねりが散りばめられた、緊張感と説得力がある作品だ。チェッキーとトムの相性は抜群。」とコメント。さらに、英高級週刊誌ニュー・ステーツマンも第1話について、「ラストで思わぬ展開が起こるのだが、それが全てを覆すことになる。思わず椅子から転げ落ち、一瞬心臓が止まりかける程の驚きだ。そして、第2話に熱い期待を寄せずにはいられない。」と語る程、次のエピソードが気になって仕方なくなる作りは見事。

ストーリー

現役を引退していながらも、ヨーロッパで行方不明となった少年・少女の捜査を担当したフランス人捜査官ジュリアン・バティスト。これまで病気を抱えているにも関わらず、真相を追い求めて様々な事件を解決してきた。脳腫瘍の手術後は仕事から遠ざかり、娘夫婦が住むオランダ・アムステルダムに移り住み平穏な生活を楽しんでいた彼だったが、元恋人で地元警察の警視マルタから失踪した娼婦ナタリーの捜索を依頼される。捜索願を出したのは、3日前に姿を消した姪ナタリーが唯一の肉親であるというイギリス人の叔父、エドワード・ストラットン。麻薬依存から娼婦に転落した姪ナタリーの身を案じ、自力で姪を探し出そうとしているエドワードの熱意に動かされ、ジュリアンは捜索を手伝うことに。しかし、ルーマニア・マフィアが介入しているらしいアムステルダムの飾り窓区域で聞き込みをしても、誰一人口を開こうとはしない。ナタリーは何かのトラブルに巻き込まれたのか、それとも危険を感じて自ら姿を消したのか。ジュリアンはエドワードと行動を共にし、捜査を進めていくのだが……。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ジュリアン・バティスト/Julien Baptiste
フランス人で冷静沈着、腕の立つ元刑事。行方不明者の捜索を得意とし、あらゆる手段を講じて難事件を解決してきた。知的で正確、抜け目のない性格で捜査に対する執念が評判。だが、個人的な仕事を引き受けてしまうところが短所とも言える。娘夫婦とオランダ・アムステルダムで生活中。

チェッキー・カリョ Tchéky Karyo

1953年10月4日、トルコのイスタンブール生まれ。トルコ人の父親とギリシャ人の母親を持ち、仏パリで育った。トルコ語、ギリシャ語、フランス語、英語が堪能で、イタリア語やスペイン語でも会話ができるなど語学に長けている。ストラスブールの国立演劇学校で演技を学び、古典劇に出演して経験を積み、その後銀幕デビューした。代表作は『ニキータ』、『パトリオット』、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』、『ザ・コア』など。本作と同役で「ザ・ミッシング」シリーズに出演したことでも知られる。

エドワード・ストラットン/Edward Stratton

アムステルダムの風俗街で働いていた姪ナタリーが失踪し、ナタリーを捜すためイギリスからやってきた。ジュリアンと共にナタリーを捜索することになるが、ナタリーは自分の全てだ、とまで言う程大切に思っているようで……。

トム・ホランダー Tom Hollander

1967年8月25日、英ブリストル生まれ。教師である両親のもとに生まれ、オックスフォードで育つ。幼少期には劇団に所属し、演劇を学んだ。14歳の時に本格的に俳優デビューし、ケンブリッジ大学を卒業後、同大学で学んだ演出家で映画監督のサム・メンデスが手掛けた舞台に数多く出演。代表作は『プライドと偏見』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』、『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』など。最近では、『ボヘミアン・ラプソディ』、『プライベート・ウォー』、『キングスマン:ファースト・エージェント』などに出演。「ナイト・マネジャー」で英国アカデミー賞助演男優賞を受賞した経歴を持つ。身長165センチと小柄な体型を活かした役もこなしている。

テイラー/Taylor

ルーマニア・マフィアを追跡しているユーロポールの合同捜査チームを率いる捜査官。

ジェシカ・レイン Jessica Raine

1982年5月14日、英生まれ。ロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマチック・アートで演技を学び、舞台女優として活躍。「コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語」に出演したことで知られるようになり、「ライン・オブ・デューティ」や「パトリック・メルローズ」などにも出演。私生活では2015年にトム・グッドマン=ヒルと結婚している。

セリア・バティスト/Celia Baptiste

ジュリアンの妻でイギリス人。ジュリアンの1番の理解者であり、彼が事件の捜査に出る度に家族は二の次になっていたが耐えてきた。ジュリアンよりも洞察力が鋭く、人の感情への理解力もあるため度々彼の捜査の助けになっている。

アナスタシア・ヒル Anastasia Hille

1965年11月28日、英ロンドン生まれ。『ホーンテッド』、『スノーホワイト』、『逃亡者 デッドエンド』などに出演したことで知られる。本家「ザ・ミッシング」シリーズにも同役で出演。「The Fear(原題)」で英国アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた経歴を持つ。

マルタ・ホルフナー/Martha Horchner

アムステルダム地元警察の警視。ジュリアンの元恋人。失踪事件の捜査の経験が豊富なジュリアンに、娼婦ナタリーの捜索を依頼する。癌の治療中である息子ニールズも警官で、同じ職場で働いている。

バーバラ・サラフィアン Barbara Sarafian

1968年4月16日、ベルギー生まれ。画家の両親のもとに生まれ、フランス語、フラマン語、オランダ語を話すことができる。アントワープ演劇学校で演技を学び、ショートフィルムで女優としてデビュー。「8½ Women(原題)」で知られるようになる。その後、数年間息子を育てるため表舞台から離れるも、数々の賞を受賞した『Moscow, Belgium(原題)』で復帰。『Brasserie Romantiek(原題)』、『Marieke, Marieke(原題)』などに出演した。

作品基本情報

原題:Baptiste
データ:2019年/イギリス/字幕/60分/全6話/HD作品
製作総指揮:クリストファー・エアード、ハリー・ウィリアムズ、ジャック・ウィリアムズ
出演:チェッキー・カリョ、 トム・ホランダー、ジェシカ・レイン、アナスタシア・ヒル、バーバラ・サラフィアン