ストーリー
斉葩(チー・パー)は大夏国の公主。仲むつまじい両親を見て育った彼女はいつか彼らのような理想の伴侶を見つけたいと思っていたが、20歳の誕生日に伯母から見合いを迫られ宮殿を逃げ出してしまう。その頃、化獣族の大王、奎木狼(クイムーラン)は5年前に失った霊力の源・霊珠を捜し大夏の地を訪れていた。斉葩に霊珠の力を感じ取った奎木狼は、気絶した斉葩を化獣国へと連れて帰る。霊珠を体内に宿す者と愛の口づけをすると、霊珠は奎木狼の体内へと戻るという。目覚めた斉葩は化獣族の大王が自分を王妃にすることを知るが、奎木狼は黒い衣装に身を包む謎の人物だった。何とかして大夏へ戻ろうと画策する斉葩。そんな時、大夏で護衛をしていた子魅(ズーメイ)だと名乗る美男子が現れる。