探偵ミス・フィッシャー~華麗なる事件簿~シーズン1

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イントロダクション

ファッション大好き、ワンナイトラブもオッケーな令嬢探偵が舌鋒鋭く事件を解決!

本格ミステリーでありながら、主人公はオシャレで色気たっぷりの男爵令嬢。
1920年代のファッション、ジャズ、車が登場し、随所にセンスの良さが光るのも大きな特徴。
この秋、令嬢探偵の世界にハマること間違いなし!!



注)初回放送当時の情報となります

シーズン1 見どころ

真珠飾りのピストルと、鋭いウィットを片手に難事件に挑む! スタイリッシュで大胆不敵な探偵ミス・フィッシャーが、名探偵のイメージを鮮やかに覆す!!

男爵令嬢フライニー・フィッシャーは、モダンで自立したクールな女性。 長年の海外生活を終えて、オーストラリアに帰郷した彼女は、帰国早々に殺人事件に巻き込まれてしまうが、持ち前の冒険心と洞察力で、見事に事件を解決し鮮やかに探偵デビューを果たす。本作の魅力は何と言っても、これまでの探偵ものとは一線を画す主人公フライニーの華やかで自由奔放なキャラクターだ。1920年代のフラッパースタイルを着こなす非の打ち所のないファッションセンス、時代を先取りした価値観やウィット、怖いもの知らずの度胸、異性を惑わす色気と奔放さ、そして難事件を次々解決する洞察力、この全てを持ち合わせたとても魅力的なキャラクターなのだ。煌びやかなファッションに身を包み、華やかなライフスタイルをおくる一方で、弱い立場に置かれた女性や貧困層に寄り添い弱者を救うことに心血を注ぐ姿は、まさにスーパーヒーロー。
緻密なキャラクター設定とともに、伏線の見事な回収と予想を裏切る結末や、重たい空気を一変させるコミカルな会話がクセになること間違いなし。遊び心あふれる傑作ミステリーの世界に酔いしれてほしい。

相棒ジャック・ロビンソン警部補と愛すべき仲間たち

探偵ものには欠かせない主人公フライニーの相棒となるのは、地元警察のジャック・ロビンソン警部補(ネイサン・ペイジ)。正義感にあふれ、ハンサムだが生真面目なロビンソン警部補は、事件に首をつっこむフライニーを最初は疎んでいたものの、やがて彼女の洞察力や行動力を頼りにするように。正反対のアプローチで事件解決を目指すコンビのウィットに富んだ切れ味鋭い会話と絶妙な関係性にも注目!さらにフライニーに無実の罪から救われたメイド兼優秀なアシスタントのドロシー・“ドット”・ウィリアムズ(アシュリー・カミングス)やジャック警部補の部下で従順なヒュー・コリンズ巡査(ヒューゴ・ジョンストン=バート)、そしてドットとヒューの初々しい恋愛模様など、愛すべき仲間たちが本作をさらに盛り上げている。

主人公を演じるのはオーストラリアの名優!

主人公フライニー・フィッシャーを演じるのは、オーストラリアで最も高く評価されている俳優の1人、エシー・デイヴィス。SFアクション映画『マトリックス』シリーズや大人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」など世界的な作品で活躍する一方、演劇界でもその高い演技力を評価され、ナショナル・シアターの「欲望という名の電車」のステラ役でローレンス・オリヴィエ賞を受賞し、2004年には「ジャンパーズ(原題)」でトニー賞にノミネートされた名優だ。世俗的でインテリジェントなフライニー役を気品と説得力を持って演じられるのは彼女しかいないと絶賛され、2013年にはオーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞(テレビドラマ部門)の主演女優賞にノミネートされた。

ストーリー

長い海外生活を終えて、メルボルンに帰郷したミス・フライニー・フィッシャー。新しい生活を始めるために帰国したフライニーだったが、もう一つの目的は妹を誘拐した犯人の出獄を阻むこと。帰国早々、フライニーが昼食に招待された上流階級の知人リディアの家で、殺人事件が起きる。事件に首を突っ込むフライニーを疎むジャック・ロビンソン警部補は、毒殺を疑ってメイドのドロシーを尋問する。一方、憔悴したリディアの代わりに夜会を取り仕切ったフライニーは、そこでロシア人ダンサー・サーシャと出会い、情熱的なタンゴを披露する。夜会の後サーシャは麻薬を求めて危険な男たちに襲われたところをフライニーに助けられる。ある日フライニーは友人のドクター・マックの病院に違法な中絶を強いられた女性が運ばれてくるところに居合わせた。その女性は殺害されたジョンの家で雇われていたメイドの1人だった。殺人事件の犯人を追うフライニーは、やがて湯気の立ち込める浴場に行きつく。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ミス・フライニー・フィッシャー/Miss Phryne Fisher

完璧なファッションに身を包み、1920年代のメルボルンの裏路地からジャズクラブまで、優雅に渡り歩くモダンな女流探偵。卓説した洞察力・行動力・推理力で次々と事件を解決する一方で、貧しかった過去から弱き者の味方を貫く正義感の強い面も魅力。恋愛にもオープンで、魅了される男性が続出。フランス軍で女性のみの救急隊に従事した経験がある。

エシー・デイヴィス Essie Davis

1970年1月19日オーストラリア・タスマニア生まれ。オーストラリア国立演劇学校卒業後、映画、TV、演劇界で幅広く活躍し、オーストラリアで最も高く評価される女優の1人。国内での活躍にとどまらず、ピーター・ウェーバー監督の『真珠の耳飾りの少女』やSFアクション映画『マトリックス』シリーズ、大ヒットTVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」、バズ・ラーマン監督の『オーストラリア』など世界的ヒット作に多数出演。2014製作のオーストラリアのホラー映画『ババドック 暗闇の魔物』ではオーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞、ロンドン映画批評家協会賞など数多くの賞にノミネートされ、高い評価をうけた。2020年には本作の映画化『Miss Fisher and the Crypt of Tears(原題)』に主演し再びフライニー役を演じた。TVドラマ出演作にBBCの「スウィーニー・トッド 悪魔の理髪師」や「ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語」などがある。また長年に渡り演劇界でも高い評価を受け、ナショナル・シアターによる「欲望という名の電車」のステラ役で、権威あるローレンス・オリヴィエ賞を受賞。2004年にはトム・ストッパードの「ジャンパーズ(原題)」でトニー賞にノミネートされた。最新作はNetflixの英ドラマ「One Day/ワン・デイ」(2024)。

ジャック・ロビンソン警部補/Jack Robinson

モラルと知性と機知を重んじ、不正を許さない厳格な捜査責任者。労働者階級の出身で、順調に昇格するが、第一次世界大戦では兵役に従事する。最初はフライニーを疎ましく思うが、やがて彼女の洞察力やウィットに富んだ会話力を好むように。

ネイサン・ペイジ Nathan Page

1971年8月25日、オーストラリア・パース生まれ。10代は自転車競技の選手として国際的に活躍するが、19歳で引退後、アデレードで演技を学ぶ。アデレードの舞台を中心に活動し、シェイクスピア作品から「ファウスト」や「バージニア・ウルフなんかこわくない」など幅広い作品に出演。1999年に『Strange Fits of Passion(原題)』で映画デビューを果たし、翌年には『Sample People(原題)』ではカイリー・ミノーグと共演する。その後もオーストラリアを中心に多くの映画やTVシリーズに出演し、本作で国際的なブレイクを果たす。2020年には本作の映画化『Miss Fisher and the Crypt of Tears(原題)』でジャック役を再び演じた。演劇界でも長く活躍を続けており、シドニー・シアター・カンパニーなど多くの舞台に立っている。

ミス・ドロシー・“ドット”・ウィリアムズ/Miss Dorothy "Dot" Williams

メイドを務めていた上流階級の家で殺人が起き、無実の罪を着せられそうになるが、フライニーに救われる。フライニーのメイドとしてだけでなく、優秀なアシスタントや忠実な理解者として、なくてはならない存在。

アシュリー・カミングス Ashleigh Cummings

1992年11月11日サウジアラビア生まれ。幼い頃からダンスと演技を学び、2010年に出演した映画『トゥモロー 僕たちの国が侵略されたら』で、オーストラリア映画協会の子役賞にノミネートされた。さらに2013年に出演したTVドラマ「Puberty Blues(原題)」と本作で、ロギー賞の人気俳優賞にノミネート。2016年の映画『アニマルズ 愛のケダモノ』では、ヴェネツィア映画祭ヴェネツィア・デイズ部門の最優秀女優賞(デビュー作)を受賞し、若手注目俳優となる。2020年の本作の映画化『Miss Fisher and the Crypt of Tears(原題)』ではドロシー役を再び演じている。最新作に、Amazon Prime Video製作の『シタデル』(2023)などがある。

ヒュー・コリンズ巡査/Hugh Collins

ジャック警部補の部下で、従順で勤勉でウブな好青年。フライニーに情報源としてうまく使われているが、お手柄を上げてジャックに褒められこともある。ドットに恋心を寄せている。

ヒューゴ・ジョンストン=バート Hugo Johnstone-Burt

10月10日スコットランド・エジンバラ生まれ。シドニーで育ち、オーストラリア国立演劇学校で演技を学ぶ。2010年の犯罪ドラマシリーズ「Underbelly: The Golden Mile(原題)」に出演して注目を浴び、ティム・ウィントンの小説をもとにした2011年のTVドラマシリーズ「Cloudstreet(原題)」で、オーストラリアのエミー賞ともいわれるアストラ賞にノミネートされた。2020年の本作の映画化『Miss Fisher & the Crypt of Tears(原題)』ではヒュー役を再び演じている。最近の出演作にイギリスとオーストラリアのシットコム『Queen of Oz(原題)』などがある。

エリザベス・“マック”・マクミラン医師/Dr. Elizabeth "Mac" Macmillan

フライニーと戦時下に出会った親友でありメンター。女性専門の病院で働く医師でフライニーと同様に社会慣習に逆らって生きている。フライニーを止められる唯一の人物。

タミー・マッキントッシュ Tammy MacIntosh

1970年2月16日オーストラリア・パース生まれ。オーストラリアの人気医療ドラマ「The Flying Doctors(原題)」「All Saints(原題)」や、SFTVシリーズ「FARSCAPE ファースケープ 宇宙からの帰還」など人気ドラマに多数出演。オーストラリアのTVドラマの歴史を塗り替えた大ヒットシリーズ「ウェントワース女子刑務所」では、シーズン3から7までメインキャストの1人であるカレン・"カズ"・プロクター役を演じた。

作品基本情報

原題:MISS FISHER’S MURDER MYSTERIES Season 1
データ:今回シーズン1・2012年/オーストラリア/60分/字幕/全34話(シーズン1全13話)/HD作品
製作総指揮:フィオナ・イーガー、デボラ・コックス、クリストファー・ギスト、キャロル・スクラン
出演:エシー・デイヴィス、ネイサン・ペイジ、アシュリー・カミングス、ヒューゴ・ジョンストン=バート、タミー・マッキントッシュ、ミリアム・マーゴリーズ