探偵ミス・フィッシャー~華麗なる事件簿~シーズン2

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イントロダクション

100以上の国と地域で放送され、2019年にスピンオフが北米で放送、
2020年に映画化もされた大人気ミステリーのシーズン2が登場!!
今回もエレガントで大胆不敵なミス・フィッシャーの名推理にご期待ください!

作品解説

真珠飾りのピストルと、鋭いウィットを片手に難事件に挑む! スタイリッシュで大胆不敵な探偵ミス・フィッシャーが、名探偵のイメージを鮮やかに覆す!!

男爵令嬢フライニー・フィッシャーは、モダンで自立したクールな女性。 長年の海外生活を終えて、オーストラリアに帰郷した彼女は、帰国早々に殺人事件に巻き込まれてしまうが、持ち前の冒険心と洞察力で、見事に事件を解決し鮮やかに探偵デビューを果たす。本作の魅力は何と言っても、これまでの探偵ものとは一線を画す主人公フライニーの華やかで自由奔放なキャラクターだ。1920年代のフラッパースタイルを着こなす非の打ち所のないファッションセンス、時代を先取りした価値観やウィット、怖いもの知らずの度胸、異性を惑わす色気と奔放さ、そして難事件を次々解決する洞察力、この全てを持ち合わせたとても魅力的なキャラクターなのだ。煌びやかなファッションに身を包み、華やかなライフスタイルをおくる一方で、弱い立場に置かれた女性や貧困層に寄り添い弱者を救うことに心血を注ぐ姿は、まさにスーパーヒーロー。 緻密なキャラクター設定とともに、伏線の見事な回収と予想を裏切る結末や、重たい空気を一変させるコミカルな会話がクセになること間違いなし。遊び心あふれる傑作ミステリーの世界に酔いしれてほしい。

相棒ジャック・ロビンソン警部補と愛すべき仲間たち

探偵ものには欠かせない主人公フライニーの相棒となるのは、地元警察のジャック・ロビンソン警部補(ネイサン・ペイジ)。正義感にあふれ、ハンサムだが生真面目なロビンソン警部補は、事件に首をつっこむフライニーを最初は疎んでいたものの、やがて彼女の洞察力や行動力を頼りにするように。正反対のアプローチで事件解決を目指すコンビのウィットに富んだ切れ味鋭い会話と絶妙な関係性にも注目!さらにフライニーに無実の罪から救われたメイド兼優秀なアシスタントのドロシー・“ドット”・ウィリアムズ(アシュリー・カミングス)やジャック警部補の部下で従順なヒュー・コリンズ巡査(ヒューゴ・ジョンストン=バート)、そしてドットとヒューの初々しい恋愛模様など、愛すべき仲間たちが本作をさらに盛り上げている。

主人公を演じるのはオーストラリアの名優!

主人公フライニー・フィッシャーを演じるのは、オーストラリアで最も高く評価されている俳優の1人、エシー・デイヴィス。SFアクション映画『マトリックス』シリーズや大人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」など世界的な作品で活躍する一方、演劇界でもその高い演技力を評価され、ナショナル・シアターの「欲望という名の電車」のステラ役でローレンス・オリヴィエ賞を受賞し、2004年には「ジャンパーズ(原題)」でトニー賞にノミネートされた名優だ。世俗的でインテリジェントなフライニー役を気品と説得力を持って演じられるのは彼女しかいないと絶賛され、2013年にはオーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞(テレビドラマ部門)の主演女優賞にノミネートされた。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン2 見どころ

エレガントで大胆不敵な女性探偵フライニー・フィッシャーの名推理! 揺れ動く恋心、深まる仲間との関係性にも注目のシーズン2!!

シーズン1の成功を受けてすぐに制作が決まったシーズン2でも、エレガントな女性探偵フライニー・フィッシャーが第一次世界大戦後の活気を取り戻したメルボルンを舞台に、大胆かつ華麗に難事件を解決していく。シーズン1に引き続きフライニーとともに事件に挑む、警部補のジャック(ネイサン・ペイジ)とその部下の巡査ヒュー(ヒューゴ・ジョンストン=バート)や、メイドのドロシー(アシュリー・カミングス)らも健在。一話完結の本格ミステリーはもちろんのこと、揺れ動く恋心、深まっていく仲間との関係性も注目だ。100以上の国と地域で放送され、2019年にスピンオフが北米で放送、2020年に映画化もされた大人気ミステリー・シリーズのシーズン2をお見逃しなく。

オーストラリアのベストセラーを基に、女性製作陣の手によってドラマ化されたスタイリッシュなミステリー・シリーズ!

本シリーズは、2人の女性プロデューサーがオーストラリアのベストセラー作家ケリー・グリーンウッドによる大人気小説を基にドラマ化したもの。オーストラリアで新製作会社を立ち上げたばかりの人気ドラマプロデューサー、デボラ・コックスとフィオナ・イーガーは、オーソドックスな探偵ものとは違った遊び心やスタイルのあるミステリーを探していた。そこにピッタリはまったのが、「強い女性」を主人公に据えた、2024年現在23巻から成るベストセラー小説『令嬢探偵ミス・フィッシャー』シリーズだった。また2人はこの小説の時代設定にも惹かれたという。「戦争で多くの男性を失った1920年代は、女性にとって自立の機会を得られる特別な時代だった。そのチャンスをものにしたのがフライニー・フィッシャーのような女性なの」とデボラは語る。そして細心の注意を払われたのが、作品の世界観をいかに再現するかということ。原作者のグリーンウッドは1920年代のオーストラリアのロケーションやサブカルチャーを徹底的に調べ上げたという。そこでクリエイティブチームは、メルボルンの豪奢な歴史あるお屋敷、当時の姿を残した路地や蒸気機関車、20世紀初頭の公的建物などで撮影を行い、時代の空気感や世界観を忠実に再現することに注力した。ちなみに、グリーンウッドは過去に弁護士として生活に困窮している人々に法的支援を提供していた、と聞けば各話の緻密に練られた構成とともに、常に社会正義を問うスタンスにもうなずけるはず。またフライニーのゴージャスでクラシカルな衣装や、マック医師のマニッシュスタイル、ドットのメイドスタイルなど、当時のファッションを思う存分楽しめるのも本作のみどころ。衣装を担当したマリオン・ボイスのデザインは高く評価され、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞のコスチュームデザイン賞を受賞している。

ストーリー

贅沢な売春宿と立派な邸宅。ジャックの元義理の父、ジョージ・サンダーソン警視副総監が娼婦の凄惨な殺人事件に巻き込まれた。ジャックはジョージの汚名を晴らすために奔走する。フライニーにこの事件には関わらないように言うジャックだったが、現場でフライニーはジャックの元妻ロージーと鉢合わせることに。フライニーはマダム・リヨンの悪名高き紳士クラブに潜入するためにダンスの腕に磨きをかける。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ミス・フライニー・フィッシャー/Miss Phryne Fisher

完璧なファッションに身を包み、1920年代のメルボルンの裏路地からジャズクラブまで、優雅に渡り歩くモダンな女流探偵。卓説した洞察力・行動力・推理力で次々と事件を解決する一方で、貧しかった過去から弱き者の味方を貫く正義感の強い面も魅力。恋愛にもオープンで、魅了される男性が続出。フランス軍で女性のみの救急隊に従事した経験がある。

エシー・デイヴィス Essie Davis

1970年1月19日オーストラリア・タスマニア生まれ。オーストラリア国立演劇学校卒業後、映画、TV、演劇界で幅広く活躍し、オーストラリアで最も高く評価される女優の1人。国内での活躍にとどまらず、ピーター・ウェーバー監督の『真珠の耳飾りの少女』やSFアクション映画『マトリックス』シリーズ、大ヒットTVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』、バズ・ラーマン監督の『オーストラリア』など世界的ヒット作に多数出演。2014製作のオーストラリアのホラー映画『ババドック 暗闇の魔物』ではオーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞、ロンドン映画批評家協会賞など数多くの賞にノミネートされ、高い評価をうけた。2020年には本作の映画化『Miss Fisher and the Crypt of Tears(原題)』に主演し再びフライニー役を演じた。TVドラマ出演作にBBCの『スウィーニー・トッド 悪魔の理髪師』や『ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語』などがある。また長年に渡り演劇界でも高い評価を受け、ナショナル・シアターによる『欲望という名の電車』のステラ役で、権威あるローレンス・オリヴィエ賞を受賞。2004年にはトム・ストッパードの『ジャンパーズ』でトニー賞にノミネートされた。最新作はNetflixの英ドラマ『One Day/ワン・デイ』(2024)。

ジャック・ロビンソン警部補/Jack Robinson

モラルと知性と機知を重んじ、不正を許さない厳格な捜査責任者。労働者階級の出身で、順調に昇格するが、第一次世界大戦では兵役に従事する。最初はフライニーを疎ましく思うが、やがて彼女の洞察力やウィットに富んだ会話力を好むように。

ネイサン・ペイジ Nathan Page

1971年8月25日、オーストラリア・パース生まれ。10代は自転車競技の選手として国際的に活躍するが、19歳で引退後、アデレードで演技を学ぶ。アデレードの舞台を中心に活動し、シェイクスピア作品から「ファウスト」や「バージニア・ウルフなんかこわくない」など幅広い作品に出演。1999年に『Strange Fits of Passion(原題)』で映画デビューを果たし、翌年には『Sample People(原題)』ではカイリー・ミノーグと共演する。その後もオーストラリアを中心に多くの映画やTVシリーズに出演し、本作で国際的なブレイクを果たす。2020年には本作の映画化『Miss Fisher and the Crypt of Tears(原題)』でジャック役を再び演じた。演劇界でも長く活躍を続けており、シドニー・シアター・カンパニーなど多くの舞台に立っている。

ミス・ドロシー・“ドット”・ウィリアムズ/Miss Dorothy "Dot" Williams

メイドを務めていた上流階級の家で殺人が起き、無実の罪を着せられそうになるが、フライニーに救われる。フライニーのメイドとしてだけでなく、優秀なアシスタントや忠実な理解者として、なくてはならない存在。

アシュリー・カミングス Ashleigh Cummings

1992年11月11日サウジアラビア生まれ。幼い頃からダンスと演技を学び、2010年に出演した映画『トゥモロー 僕たちの国が侵略されたら』で、オーストラリア映画協会の子役賞にノミネートされた。さらに2013年に出演したTVドラマ「Puberty Blues(原題)」と本作で、ロギー賞の人気俳優賞にノミネート。2016年の映画『アニマルズ 愛のケダモノ』では、ヴェネツィア映画祭ヴェネツィア・デイズ部門の最優秀女優賞(デビュー作)を受賞し、若手注目俳優となる。2020年の本作の映画化『Miss Fisher and the Crypt of Tears(原題)』ではドロシー役を再び演じている。最新作に、Amazon Prime Video製作の『シタデル』(2023)などがある。

ヒュー・コリンズ巡査/Hugh Collins

ジャック警部補の部下で、従順で勤勉でウブな好青年。フライニーに情報源としてうまく使われているが、お手柄を上げてジャックに褒められこともある。ドットに恋心を寄せている。

ヒューゴ・ジョンストン=バート Hugo Johnstone-Burt

10月10日スコットランド・エジンバラ生まれ。シドニーで育ち、オーストラリア国立演劇学校で演技を学ぶ。2010年の犯罪ドラマシリーズ「Underbelly: The Golden Mile(原題)」に出演して注目を浴び、ティム・ウィントンの小説をもとにした2011年のTVドラマシリーズ「Cloudstreet(原題)」で、オーストラリアのエミー賞ともいわれるアストラ賞にノミネートされた。2020年の本作の映画化『Miss Fisher and the Crypt of Tears(原題)』ではヒュー役を再び演じている。最近の出演作にイギリスとオーストラリアのシットコム『Queen of Oz(原題)』などがある。

エリザベス・“マック”・マクミラン医師/Dr. Elizabeth "Mac" Macmillan

フライニーと戦時下に出会った親友でありメンター。女性専門の病院で働く医師でフライニーと同様に社会慣習に逆らって生きている。フライニーを止められる唯一の人物。

タミー・マッキントッシュ Tammy MacIntosh

1970年2月16日オーストラリア・パース生まれ。オーストラリアの人気医療ドラマ「The Flying Doctors(原題)」「All Saints(原題)」や、SFTVシリーズ「FARSCAPE ファースケープ 宇宙からの帰還」など人気ドラマに多数出演。オーストラリアのTVドラマの歴史を塗り替えた大ヒットシリーズ「ウェントワース女子刑務所」では、シーズン3から7までメインキャストの1人であるカレン・"カズ"・プロクター役を演じた。

作品基本情報

原題:MISS FISHER’S MURDER MYSTERIES Season 2
データ:今回シーズン2・2013年/オーストラリア/60分/字幕/全34話(今回シーズン2全13話)/HD作品
製作総指揮:フィオナ・イーガー、デボラ・コックス、クリストファー・ギスト、キャロル・スクラン
出演:エシー・デイヴィス、ネイサン・ペイジ、アシュリー・カミングス、ヒューゴ・ジョンストン=バート、タミー・マッキントッシュ、ミリアム・マーゴリーズ