ストーリー


ホテルの一室でエレンは酒と銃を手にしていた。「真実を話してほしいの」そう言うと彼女は引き金を引いていた。一体誰に話しかけているのか、何を告白するよう迫っているのか。物語はまたもや6か月前にさかのぼる――。
デービッドが惨殺された事件から1か月が過ぎようとしていた。エレンはパティの違法行為を暴こうとするFBIの極秘捜査に協力するため、パティへの憎しみを隠して事務所に戻る。心に深い傷を負った彼女は、セラピーに通いながらも仕事を続けていた。一方パティは知人である科学者ダニエルと10年ぶりに連絡をとり、彼が何者かに脅迫されていると打ち明けられる。彼に助けを求められるも、断るパティ。やがて、ダニエルの妻が殺されてしまい……。結局、パティは妻の殺人容疑をかけられたダニエルの訴訟を引き受けることになるが、事件は単なる殺人から、環境問題を背景にしたエネルギー産業の陰謀へと発展していく。