ハリー・レニックス(ハロルド・クーパー役)
シーズン9ではクーパーは引退し、FBIでの仕事を一切していません。そんな彼の状況はすぐに判明するけれど、でもまたすぐに陰謀に巻き込まれてしまいます。
その質問について明確な答えはないけれど、俳優のローレンス・オリヴィエ(20世紀のイギリスを代表する名優)が、人物をうまく演じるにはその人物について賛同や理解や尊敬できる部分を見つけるべきだと言っていました。それはその通りだと思います。でも私にとっての挑戦は自分が描く理想の人物像を演じることではなく、脚本に描かれた人物にたどり着けるかどうかです。いずれにせよ自分とは違う人物を演じることは楽しいですね。
エリザベスはクーパーにとって部下であり同僚であると同時に娘のような存在でした。彼女は非凡な才能の持ち主で、皆が喪失感を感じています。彼女はプロファイラーでもあり、彼女のようなスキルを持つ人はもうチームにはいません。クーパーの個人的な部分で言うと彼女が亡くなる前の1年間は、2人はお互いをどう思っているかを話す機会がたくさんありました。彼は感情を表に出さないけれど、エリザベスの死に大きなショックを受けていると思います。
クーパーにとって最大の変化は、自分にはレディントンが必要だと自覚するようになったことですね。そしてレディントンもそれなりにクーパーを頼りにしている。お互いにいつ何を頼まれてもいいように、信頼関係を構築しています。クーパーの最大の変化は、レディントンを好きになってきているという事です。
ディエゴ・クラテンホフ(ドナルド・レスラー役)
今シーズンではエリザベスの死から2年後に登場人物たちはどうしているのか、エリザベスの死についてどのように受け入れてきたのかを興味深く描いています。
シーズン9でも犯罪者達や人間関係に関して、波乱の展開が待ち受けていますよ。
アミール・アリソン(アラム・モジタバイ役)
シーズン9の脚本を読むのがとても楽しみでした。シーズン8のラストを見た人はわかると思いますが、とても悲劇的でしたからね。脚本家達は素晴らしい仕事をしてくれたと思います。シーズン9は、シーズン8のラストの2年後から話が始まります。だから登場人物達はもう、耐え難いほどの悲しみや重苦しさの中にはいません。
彼らがどこで何をしているのかとても興味深いです。それぞれ違う場所にいます。脚本家達は彼らを正しく理解し、しっかりと描いてくれてると思います。登場人物のそれぞれの展開が楽しみです。
一番大きな変化は 自信を持つようになったことです。毎シーズン多くの事を経験し、自信を持つようになりました。想像を絶するような喪失と痛みを経験し、最終的にどうにかして立ち直り続けています。強さを身につけ、自信を付けて現場に出て状況に対処したり真っ先に立ち向かっています。僕が彼の好きなところは、彼が自分がどれだけ勇敢か知らないところです。シーズンが進むにつれ完全にではないけれど、徐々に自分がどれだけ勇敢になれるかわかってきていますね。
彼の強みは心優しいところです。彼はとても寛容で、人の良い部分を見つけます。でもそれが弱点でもあります。任務中は犯人を逃してしまうこともあるし、いつも恩恵を与えてしまう。それは長所で役立つ時もあるけれど、FBIにおいてはそれが最善の行動にならない場合もあります。それが彼の短所になる場合は、人としての強さを持つことに取り組まなければいけないですね。
前シーズンのラストから2年後の設定だから、悼んだり悲しんだりして受け入れるための時間がたくさんありました。加えてタスクフォースはパナベイカーによって解散させられ、アラムは仕事を探します。彼は長年にわたって多くのアイデアを持っていたけれど、タスクフォースでとても献身的に働き忙しかったから、変化が必要でした。自分が学んだことを活かしてクリエイティブに、新しいものを作っていきます。ネタバレしたくないからあまり言えないけれど、会社を作るみたいなことかな。
ローラ・ソーン(アリーナ・パク役)
シーズン9の脚本を読むのがとても楽しみでした。シーズン8のラストを見た人はわかると思いますが、とても悲劇的でしたからね。脚本家達は素晴らしい仕事をしてくれたと思います。シーズン9は、シーズン8のラストの2年後から話が始まります。だから登場人物達はもう、耐え難いほどの悲しみや重苦しさの中にはいません。 彼らがどこで何をしているのかとても興味深いです。それぞれ違う場所にいます。脚本家達は彼らを正しく理解し、しっかりと描いてくれてると思います。登場人物のそれぞれの展開が楽しみです。
彼女は2年間ですごく成長したと思います。セラピーにも行っているしね。それは彼女の事じゃなくて、私自身がしている事です。彼女は多くの新しいスキルや人生の教訓を、チームやレディントンと一緒に仕事をしたことで得ることができました。
ヒシャム・タウフィーク(デンベ役)
たぶん毎シーズン同じことを言っているかもしれないけれど、シーズン9はこれまでのシーズンとはまったく違うものになっています。エリザベスが亡くなったことで当然ながら状況は変わってきます。エリザベスはレディントンとFBIチームの連絡係だったから、彼女がいないことは凶悪犯罪者を捕まえる上で大きな損失です。シーズン9ではその穴をどう埋めるのか、誰が埋めるのか。そして、レディントンとタスクフォースは協力し続けるのかに注目です。
シーズン8の終わり方だけで、シーズン9が面白くなることは分かっていました。シーズン9の脚本を読んで驚いたし、新しい方向性にワクワクするし面白いです。
エリザベスを失ったことは彼に影響を及ぼしていると思います。彼は正しいことをしようとする高い意識を常に持っていますが、エリザベスを失ってその意識がさらに高くなれば切迫した状況です。
デンベは前より発言するようになっていると思います。レディントンに意見するようになり、彼の決断についてどう思うか話すようになりました。ある意味、違う事をしてみて様子を見ているんです。
彼らは愛憎関係というか手の届かない相手を追いかけたい気持ちですかね。レディントンが危険人物の排除に協力しているのは、何か下心があるからだと彼らは心の底でわかっています。でも離れられないんです。
シーズン9でのデンベの変化を気に入っています。いつも言っていることだけど、デンベが家族と触れ合うところを見るのがとても好きです。