シーズン2も吹替版を収録させて頂けることがとても嬉しかったです! アフレコ自体は少人数体制で行われましたが、前シーズンで培った登場人物それぞれの吹替イメージがしっかりとありましたので、入りやすかったです 。
シーズン1の最初の頃はまさに、無邪気さがふんだんに感じられたので、吹替音声もそれに寄り添うようにあてていました。今シーズンでは、演説シーンや未来について語る部分はしっかりと意志を持った大人の女性として、時折挟むチャーミングなシーンは最初の頃の面影が感じられるよう意識しました。
あまり気張りすぎず、肩の力を良き塩梅で抜くことです。
作品自体が、シリアスに寄りすぎない絶妙な空気感を持っているので、それにマッチしたら良いなと思っています。
今シーズンで濃いインパクトを残す、エカチェリーナと彼女のお母様とのやりとりが見所のひとつです。
普段のエカチェリーナとは異なる一面を見ることができましたし、コミカルなシーンも多く印象的でした。
シーズン2も、今作ならではのユーモアと毒っ気が詰まっております。
私もアフレコ現場で、ほかの日本語キャストの皆様の素敵なお芝居と遊び心に包まれながら、楽しく収録させて頂きました。ぜひ、吹替版もお楽しみください!
関智一(ピョートル役)
シーズン1から引き続きピョートル役を担当させて頂きました。シーズン1の最後から、続きが気になっていたので、シーズン2の収録が始まるのを心待ちにしておりました。 殺伐とした作品内容とは裏腹に、アフレコ現場は和やかに進んでおります(笑)
素直に、大らかに育ち、全てを受け入れてもらってきたピョートル。エカチェリーナと出会って、今までのようにはいかないジレンマに、心を痛め、省みる事を徐々に学んでいるように思います。
純粋が故の悪、といいますか・・・ただただピュアに、無邪気に演じる事を心掛けています。
そこはやはり、エカチェリーナとピョートルの関係性の変化に尽きるのではないでしょうか。着いては離れ、離れては着いて、2人自身にも分からないような心情の変化に惹きつけられます。
豪華絢爛な宮廷や、煌びやかな衣装、ドキドキハラハラの展開。どれをとっても見所です。2人の行く末を是非お楽しみに!