「ブラックリスト」のジェームズ・スペイダーが、ハリウッドを揺るがし続けるセクハラ騒動について、米紙のインタビューに答えている。
第23回放送映画批評家協会賞(Critics' Choice Awards)の授賞式が、1月11日(現地時間)、米サンタモニカにて開催された。
テレビカテゴリーでは、作品賞にドラマシリーズから「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」、コメディシリーズから「マーベラス・ミセス・メイゼル」が、それぞれ選ばれた。コメディシリーズには、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」が4年ぶり5度目のノミネート、2度目の栄冠を狙ったが、惜しくも受賞はならなかった。
その雪辱を果たしたのが、コメディシリーズ助演女優賞に2年ぶり2度目の受賞となったメイエム・ビアリック。「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」共演者の祝福を受けながらの受賞スピーチでは、「まさか受賞できるなんて!共演者の皆さんに感謝します。私がうまくやれるのも皆さんがいてくれるから。それと脚本チームにもお礼を言わなければなりません、私がここに立っているのは脚本のおかげなんですから。私は台詞の一言だって自分で書いてませんものね」と、チームの一員としての受賞を素直に喜んだ。
ドラマシリーズの男優賞には、「ベター・コール・ソウル」のボブ・オデンカーク、「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」のリーヴ・シュレイバーら、常連のベテラン勢が名を連ねていたが、この日も受賞したのは、スターリング・K・ブラウン(「THIS IS US 36歳、これから」)。エミー賞、ゴールデングローブ賞に続く受賞で、どこまで勢いが続くのか注目だ。
主なTVカテゴリーの受賞は以下の通り。
〈ドラマシリーズ部門〉
■作品賞
★「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
「アメリカン・ゴッズ」
「ザ・クラウン」
「ゲーム・オブ・スローンズ」
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」
「THIS IS US 36歳、これから」
■男優賞
★スターリング・K・ブラウン 「THIS IS US 36歳、これから」
ポール・ジアマッティ 「ビリオンズ」
フレディ・ハイモア 「ベイツ・モーテル」
イアン・マクシェーン 「アメリカン・ゴッズ」
ボブ・オデンカーク 「ベター・コール・ソウル」
リーヴ・シュレイバー 「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」
■女優賞
★エリザベス・モス 「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
カトリーナ・バルフ 「アウトランダー」
クリスティーン・バランスキー 「The Good Fight/ザ・グッド・ファイト」
クレア・フォイ 「ザ・クラウン」
タチアナ・マスラニー 「オーファン・ブラック~暴走遺伝子」
ロビン・ライト 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」
■助演男優賞
★デヴィッド・ハーバー 「ストレンジャー・シングス 未知の世界」
ボビー・カナヴェイル 「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」
アジア・ケイト・ディロン 「ビリオンズ」
ピーター・ディンクレイジ 「ゲーム・オブ・スローンズ」
デルロイ・リンドー 「The Good Fight/ザ・グッド・ファイト」
マイケル・マッキーン 「ベター・コール・ソウル」
■助演女優賞
★アン・ダウド 「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
ジリアン・アンダーソン 「アメリカン・ゴッズ」
エミリア・クラーク 「ゲーム・オブ・スローンズ」
クーシュ・ジャンボ 「The Good Fight/ザ・グッド・ファイト」
マーゴ・マーティンデイル 「スニーキー・ピート」
クリッシー・メッツ 「THIS IS US 36歳、これから」
〈コメディシリーズ部門〉
■作品賞
★「マーベラス・ミセス・メイゼル」
「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」
「black-ish (原題)」
「GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」
「モダン・ファミリー」
「パトリオット ~特命諜報員 ジョン・タヴナー~」
■男優賞
★テッド・ダンソン 「グッド・プレイス」
アンソニー・アンダーソン 「black-ish (原題)」
アジズ・アンサリ 「マスター・オブ・ゼロ」
ハンク・アザリア 「Brockmire (原題)」
トーマス・ミドルディッチ 「シリコンバレー」
ランドール・パーク 「フアン家のアメリカ開拓記」
■女優賞
★レイチェル・ブロズナハン 「マーベラス・ミセス・メイゼル」
クリスティン・ベル 「グッド・プレイス」
アリソン・ブリー 「GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」
サットン・フォスター 「Younger (原題)」
エリー・ケンパー 「アンブレイカブル・キミー・シュミット」
コンスタンス・ウ 「フアン家のアメリカ開拓記」
■助演男優賞
★ウォルトン・ゴギンズ 「バイス・プリンシパルズ」
ティトゥス・バージェス 「アンブレイカブル・キミー・シュミット」
ショーン・ヘイズ 「Will & Grace (原題)」
マーク・マロン 「GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」
クメイル・ナンジアニ 「シリコンバレー」
エド・オニール 「モダン・ファミリー」
■助演女優賞
★メイエム・ビアリック 「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」
アレックス・ボースタイン 「マーベラス・ミセス・メイゼル」
ベティー・ギルピン 「GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」
ジェニファー・ルイス 「black-ish (原題)」
アレッサンドラ・マストロナルディ 「マスター・オブ・ゼロ」
リタ・モレノ 「ワンデイ -家族のうた-」
<「criticschoice.com」 1月11日>