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海外ドラマ最新レポート Vol.61 「サバイバー: 宿命の大統領」シーズン3に「ER 緊急救命室」のアンソニー・エドワーズが新加入

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キーファー・サザーランド(「24 -TWENTY FOUR-」)主演の政治サスペンス・ドラマ「サバイバー: 宿命の大統領」シーズン3に、強力なベテランスターが加わることが明らかになった。
 
新加入するのは、「ER 緊急救命室」のマーク・グリーン医師役でおなじみのアンソニー・エドワーズ。「ER 緊急救命室」でショーランナー(現場の製作責任者)を務めていたニール・ベアーが、「サバイバー: 宿命の大統領」シーズン3でも同じくショーランナーを務めることから、新シーズンの重要なキャラクターに信頼の厚いアンソニーが抜擢されたようだ。
 
「サバイバー: 宿命の大統領」シーズン3では、キーファー演じるカークマン大統領が選挙運動を開始する。“Designated Survivor(指定生存者)”として選挙の経験がないまま、アメリカ合衆国大統領に就任したカークマン大統領が、新たに直面する政治の駆け引き。リーダーになるためには何が必要か? 何を失ってしまうのか? シーズン3は現代の選挙運動をテーマに、戦術、討論、資金そして、悪名高きフェイク・ニュースまでを描く。
 
アンソニーが演じるのは、カークマン大統領の首席補佐官マーズ・ハーパー。柔らかい物腰と気さくな態度で、自分の思い通りに物事を進める能力に長け、これまでも数々の行政機関で重宝されてきた政治のプロ。政治信条を問わず、多くの政治家からも一目置かれている存在で、カークマン大統領にとって、ホワイトハウスをまとめるにはうってつけの人物だ。ハーパー自身もカークマン大統領の意をくみ、選挙運動にも意欲的に取り組む。しかし、そこで任命されたばかりのキャンペーン・マネージャー(選挙運動本部長)との軋轢が生まれるという。
 
このキャンペーン・マネージャーを演じるのが、アンソニー同様、シーズン3で新加入のジュリー・ホワイト。トニー賞受賞の演技派女優で、映画『トランスフォーマー』シリーズにも出演している。ベテラン組の加入でドラマに厚みが生まれることは間違いなさそうだ。
 
「サバイバー: 宿命の大統領」シーズン3には、主要キャストのキーファー・サザーランド、カル・ペン、エイダン・カント、イタリア・リッチ、そしてマギー・Qの出演継続が決定済み。2016年にスタートした「サバイバー: 宿命の大統領」は、米ABCで放送されていたが、シーズン3からはネットフリックスのみでの配信となった。配信時期は未定だが、2019年後半の配信を目指し、製作をスタートさせることになりそうだという。
 
 
<「deadline.com」 10月18日>