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海外ドラマ最新レポート Vol.329  ボブ・オデンカーク、「ベター・コール・ソウル」の撮影中に心臓発作で緊急入院 軽度の症状とツイッターで自ら報告

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米俳優のボブ・オデンカークが、主演する「ベター・コール・ソウル」の撮影中に倒れ、緊急入院した。売れっ子俳優の突然の入院はファンを驚かせたが、倒れてから3日後、ボブ自身がツイッターで現状を報告。幸いにも症状は軽度で、手術は必要なかったという。
 
ボブの体調に異変が起こったのは、7月27日。「ベター・コール・ソウル」シーズン6を撮影中のニューメキシコ州アルバカーキでの出来事だった。すぐにスタッフらによって救急車が呼ばれ、ボブは緊急入院した。「ブレイキング・バッド」に出演ののち、その前日譚シリーズ「ベター・コール・ソウル」では、主演としてエミー賞に4回ノミネートされているボブ。「ベター・コール・ソウル」はボブ以外に替えの効かない絶対的な存在だ。
 
翌28日、関係者が声明文で「ボブは心臓関連の発作により入院しましたが、現在は症状は安定してます」と発表。非常事態は世間に知れ渡ることとなった。そして病と闘う名優に俳優仲間が次々にSNSでお見舞いのメッセージを投稿した。「ブレイキング・バッド」で共演したブライアン・クランストンは、インスタグラムで「今朝耳にした知らせで、僕はとても心配でいる。僕の友人ボブ・オデンカークが昨夜、『ベター・コール・ソウル』のセットで倒れたというんだ。今はアルバカーキの病院に入院して、治療を受けているという。症状はまだ公にはなっていないみたいだ。どうか皆、今日は彼のことを少し考えてポジティブな祈りを捧げてほしい」とメッセージをつづった。同じく「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポールも、インスタグラムにボブの写真を投稿し、「愛してるよ、僕の友達」とハート付きでコメント。「ベター・コール・ソウル」で共演するマイケル・マッキーンは、ツイッターで「とてつもなく大きな愛を送るよ。受け取ってくれるよな、ブラザー」と仲間らしいツイートでボブを励ました。
 
俳優仲間、そしてファンの思いも届いたのだろうか、入院から3日後の30日にボブが自らツイッターを発信。「ハイ、ボブだよ。この一週間、僕を支えてくれた家族や仲間たち、皆ありがとう。そして僕のことを思って、コメントをくれた皆にも感謝している。愛してもらってると感じるよ、とても嬉しい」と感謝の言葉を述べた後、「僕は軽度の心臓発作を起こした。だけど、もう心配ないみたいだ、手術も必要なかったしね。僕を治療してくれた医師たちには感謝を伝えたい。回復にはもう少しかかるようだけど、大丈夫さ、すぐに復帰する」と現状を説明。早期の復活を力強く約束した。「ベター・コール・ソウル」の撮影地であるニューメキシコ州は夏の酷暑で有名な地。今は少し体を休めて、万全の状態で最終シーズンの撮影に挑むことになりそうだ。
 
 
<「variety.com」  7月30日>