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海外ドラマ最新レポート Vol.373 SAG賞ノミネート発表 「THE GREAT ～エカチェリーナの時々真実の物語～」が候補入り
第28回SAG賞のノミネートが、米時間の12日、発表された。全米映画俳優組合（Screen Actors Guild）の主催。TVカテゴリーでは、「THE GREAT ～エカチェリーナの時々真実の物語～」が、昨年に引き続きコメディ部門でアンサンブル賞（作品賞）にノミネート入り。同女優賞には「THE GREAT ～エカチェリーナの時々真実の物語～」主演のエル・ファニングが初めてのノミネート。昨年は共演者のニコラス・ホルトが同男優賞ノミネートに名を連ねていたが、今年は入れ替わりで候補入りを果たした。ドラマ部門では予想通り「キング・オブ・メディア」が複数で候補に選出された。先のゴールデングローブ賞でも作品賞を含むドラマ部門で圧勝。SAG賞でも強さを発揮しそうだ。
第28回SAG賞授賞式は、2月27日に開催される。例年スターを集めた豪華なディナーショー形式で行われてきたが、コロナ禍の昨年はスターの受賞スピーチを事前収録した簡易授賞式がTV放送された。コロナ禍が続く今年は会場をLAダウンタウン近くのシュライン・オーディトリアムから、より広々としたサンタモニカ空港内の会場に移し、従来通りのイベント再開を目指す。
SAG賞は、メジャーな映画やTVに出演する全米映画俳優組合（SAG）の組合員である俳優が、その演技のみを審査対象として投票・決定する賞。ノミネート・受賞には俳優仲間から人望・敬意も問われるとされる。
第28回SAG賞TVカテゴリーのノミネートは以下の通り。
■アンサンブル賞（ドラマ）
「The Handmaid's Tale／侍女の物語」
「ザ・モーニングショー」
「イカゲーム」
「キング・オブ・メディア」
「yellowstone（原題）」
■アンサンブル賞（コメディ）
「Hacks（原題）」
「コミンスキー・メソッド」
「Only Murders in the Building（原題）」
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
■男優賞（ドラマ）
ブライアン・コックス 「キング・オブ・メディア」
ビリー・クラダップ 「ザ・モーニングショー」
キーラン・カルキン 「キング・オブ・メディア」
イ・ジョンジェ 「イカゲーム」
ジェレミー・ストロング 「キング・オブ・メディア」
■女優賞（ドラマ）
ジェニファー・アニストン 「ザ・モーニングショー」
チョン・ホヨン 「イカゲーム」
エリザベス・モス 「The Handmaid's Tale／侍女の物語」
サラ・スヌーク 「キング・オブ・メディア」
リース・ウィザースプーン 「ザ・モーニングショー」
■男優賞（コメディ）
マイケル・ダグラス 「コミンスキー・メソッド」
ブレット・ゴールドスタイン 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
スティーヴ・マーティン 「Only Murders in the Building（原題）」
マーティン・ショート 「Only Murders in the Building（原題）」
ジェイソン・サデイキス 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
■女優賞（コメディ）
エル・ファニング 「THE GREAT ～エカチェリーナの時々真実の物語～」
サンドラ・オー 「ザ・チェア ～私は学科長～」
ジーン･スマート 「Hacks（原題）」
ジュノー・テンプル 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ハンナ・エインビンデル 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
■男優賞（TV映画・ミニシリーズ）
マレー・バートレット 「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
オスカー・アイザック 「Scenes From a Marriage（原題）」
マイケル・キートン 「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
ユアン・マクレガー 「HALSTON/ホルストン」
エヴァン・ピーターズ 「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
■女優賞（TV映画・ミニシリーズ ）
ジェニファー・クーリッジ 「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
シンシア・エリヴォ 「Genius: Aretha（原題）」
マーガレット・クアリー 「メイドの手帖」
ジーン･スマート 「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
ケイト・ウィンスレット 「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
■スタント・アンサンブル賞
「コブラ会」
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」
「ロキ」
「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
「イカゲーム」
＜「sagawards.org」 1月12日＞