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THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」を配信する米の有料動画配信サービス、Huluが新シーズンとなるシーズン3の継続を発表した。「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」は、映画『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたトニー・マクナマラの製作。実在したロシアの女帝エカチェリーナの統治時代をほぼフィクションで描く歴史コメディだ。
2020年5月にスタートしたシーズン1は著名批評サイトのロッテン・トマトで88%の支持、さらに2021年11月スタートのシーズン2は100%の支持を獲得している。エミー賞やゴールデングローブ賞など各賞にもノミネートされており、批評家からの評価は絶大だ。エカチェリーナを演じる主演のエル・ファニングは吉報に自身のインスタグラムで「万歳!と叫びたい報告よ。私たちはシーズン3に戻ってくることが決まったの!!!」と大興奮の投稿。ファンからも「フザー(作中に登場する喜びの表現)」と祝福のコメントが多く寄せられた。
Huluでもトップクラスの人気を誇るだけに、当然の新シーズン継続だが、以前のインタビューでマクナマラは意外にも今後についてはノープランと明かしていた。昨年11月の時点でマクナマラは「今のところ、先のことは考えていない」と、シーズン3について未定としていた。しかし「作品が優れた俳優たちに恵まれ、興味深いキャラクターを作り上げているのだから、これから行けるところまで続けてみたいと思う」と継続に意欲的な発言も。このたびの継続決定で、新たな創作意欲が湧きあがったに違いない。
「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」シーズン3は全10話。撮影・配信時期などはまだ明らかになっていない。
<「hollywoodreporter.com」 1月11日>