米時間の3月13日、第27回放送映画批評家協会賞(Critics' Choice Awards)の授賞式が、ロサンゼルスとロンドンで開催された。この日、ロンドンでは英国アカデミー賞授賞式が行われた。映画カテゴリーのノミネートの大半が放送映画批評家協会賞と両賞にノミネートされていたため、中継を利用したロンドンとの同時開催となった。
TVカテゴリーのドラマ・シリーズ部門は「キング・オブ・メディア」が作品賞を含む、3賞を受賞。2018年の放送開始より、エミー賞、ゴールデングローブ賞、SAG賞などTVカテゴリーの主要賞で圧倒的な強さを見せている。コメディ・シリーズ部門は、「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」が圧倒した。ノミネートを受けていた4賞で全て勝利。スター勢がノミネートされていた「
THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」「マーダーズ・イン・ビルディング」にもつけいる隙を与えなかった。
TVカテゴリーの受賞は以下の通り。
<ドラマ・シリーズ部門>
■作品賞
★「キング・オブ・メディア」
「EVIL エヴィル」
「フォー・オール・マンカインド」
「グッド・ファイト」
「POSE/ポーズ」
「イカゲーム」
「THIS IS US 36歳、これから」
「イエロージャケッツ」
■主演男優賞
★イ・ジョンジェ 「イカゲーム」
スターリング・K・ブラウン 「THIS IS US 36歳、これから」
マイク・コルター 「EVIL エヴィル」
ブライアン・コックス 「キング・オブ・メディア」
ビリー・ポーター 「POSE/ポーズ」
ジェレミー・ストロング 「キング・オブ・メディア」
■主演女優賞
★メラニー・リンスキー 「イエロージャケッツ」
ウゾ・アドゥバ 「イン・トリートメント」
キアラ・オーレリア 「クルーエル・サマー」
クリスティーン・バランスキー 「グッド・ファイト」
カチャ・ハーバーズ 「EVIL エヴィル」
MJ・ロドリゲス 「POSE/ポーズ」
■助演男優賞
★キーラン・カルキン 「キング・オブ・メディア」
ニコラス・ブラウン 「キング・オブ・メディア」
ビリー・クラダップ 「ザ・モーニングショー」
ジャスティン・ハートリー 「THIS IS US 36歳、これから」
マシュー・マクファディン 「キング・オブ・メディア」
マンディ・パティンキン 「グッド・ファイト」
■助演女優賞
★サラ・スヌーク 「キング・オブ・メディア」
アンドレア・マーティン 「EVIL エヴィル」
オードラ・マクドナルド 「グッド・ファイト」
クリスティーン・ラーティ 「EVIL エヴィル」
J・スミス=キャメロン 「キング・オブ・メディア」
スーザン・ケレチ・ワトソン 「THIS IS US 36歳、これから」
<コメディ・シリーズ部門>
■作品賞
★「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
「Hacks(原題)」
「インセキュア」
「マーダーズ・イン・ビルディング」
「The Other Two(原題)」
「Reservation Dogs(原題)」
「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」
■主演男優賞
★ジェイソン・サダイキス 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
イアン・アーミテージ 「ヤング・シェルドン」
ニコラス・ホルト 「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」
スティーヴ・マーティン 「マーダーズ・イン・ビルディング」
ケイヴァン・ノヴァク 「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」
マーティン・ショート 「マーダーズ・イン・ビルディング」
■主演女優賞
★ジーン・スマート 「Hacks(原題)」
エル・ファニング 「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」
レネイ・エリース・ゴールズベリイ 「Girls5eva(原題)」
セレーナ・ゴメス 「マーダーズ・イン・ビルディング」
サンドラ・オー 「ザ・チェア 〜私は学科長〜」
イッサ・レイ 「インセキュア」
■助演男優賞
★ブレット・ゴールドスタイン 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
チュティ・ガトゥ 「セックス・エデュケーション」
ハーベイ・ギーエン 「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」
ブランドン・スコット・ジョーンズ 「Ghosts(原題)」
レイ・ロマーノ 「Made for Love(原題)」
ボウエン・ヤン 「サタデー・ナイト・ライブ」
■助演女優賞
★ハンナ・ワディンガム 「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ハンナ・エインビンデル 「Hacks(原題)」
クリスティン・チェノウェス 「シュミガドーン!」
モリー・シャノン 「The Other Two(原題)」
セシリー・ストロング 「サタデー・ナイト・ライブ」
JJ・トーラー 「Saved by the Bell(原題)」
<リミテッド・シリーズ部門>
■作品賞
★「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
「ドクター・デス 死を呼ぶ医者」
「IT’S A SIN 哀しみの天使たち」
「メイドの手帖」
「真夜中のミサ」
「地下鉄道 自由への旅路」
「ワンダヴィジョン」
<TV映画部門>
■作品賞
★「OSLO / オスロ」
「Come From Away(原題)」
「List of a Lifetime(原題)」
「明日への地図を探して」
「Robin Roberts Presents: Mahalia(原題)」
「Zoey’s Extraordinary Christmas(原題)」
<リミテッド・シリーズ/TV映画部門>
■主演男優賞
★マイケル・キートン 「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
オリー・アレクサンダー 「IT’S A SIN 哀しみの天使たち」
ポール・ベタニー 「ワンダヴィジョン」
ウィリアム・ジャクソン・ハーパー 「LOVE LIFE」
ジョシュア・ジャクソン 「ドクター・デス 死を呼ぶ医者」
ヘイミッシュ・リンクレイター 「真夜中のミサ」
■主演女優賞
★ケイト・ウィンスレット 「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
ダニエル・ブルックス 「Robin Roberts Presents: Mahalia(原題)」
シンシア・エリボ 「ジーニアス:アレサ」
スム・ムベドゥ 「地下鉄道 自由への旅路」
エリザベス・オルセン 「ワンダヴィジョン」
マーガレット・クアリー 「メイドの手帖」
■助演男優賞
★マレー・バートレット 「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
ザック・ギルフォード 「真夜中のミサ」
ウィリアム・ジャクソン・ハーパー 「地下鉄道 自由への旅路」
エヴァン・ピーターズ 「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
クリスチャン・スレイター 「ドクター・デス 死を呼ぶ医者」
コートニー・B・ヴァンス 「ジーニアス:アレサ」
■助演女優賞
★ジェニファー・クーリッジ 「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」
ケイトリン・デヴァー 「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
キャスリン・ハーン 「ワンダヴィジョン」
メリッサ・マッカーシー 「ナイン・パーフェクト・ストレンジャー」
ジュリアンヌ・ニコルソン 「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
ジーン・スマート 「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
<「criticschoice.com」 3月13日>