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海外ドラマ最新レポート Vol.401  「トランスプラント 戦場から来た救命医」のロランス・ルブーフ、目指すは「ERのハーマイオニー」

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トランスプラント 戦場から来た救命医」で優秀なER研修医マガリー“マグス”・ルブランを演じるカナダ人女優のロランス・ルブーフ。両親とも俳優という芸能一家に育ち、数々のTVや映画に出演してきたベテラン女優が、米エンタメサイトのインタビューに答えている。
 
ロランスが「トランスプラント 戦場から来た救命医」のマグス役にひかれた理由は「100%彼女の頭脳」だという。人間の生死を分ける緊急事態に最善を尽くし立ち回る、救命医は演じる側としても挑戦しがいのある役だろう。だからこそ「あらゆることに長け、なんでも知っている」という優秀な研修医を演じるにあたり、役作りは徹底する必要があった。
 
「とてもラッキーなことに私たちは何度かブートキャンプをしたのよ」
 
他のキャストと共に猛特訓して、救命医らしさを身に着けたという。「最初のシーズンが始まる前に、医療関係者から基本的な手順や必要になりそうな所作を教えてもらったの。今も特別な医療シーンの撮影の前には、週末に彼らを呼んでリハーサルの時間を取っているわ。だいたい4時間くらいかけて、医療コンサルタントや看護師らにアドバイスをもらい、それから撮影に臨んでいる」
 
医療の現場が舞台となったTVシリーズは数多く製作されているだけに、視聴者も目が肥えている。リアルな医療シーンが追求されるのは当然だ。そして、教わったリアルをいかに説得力を持って演じるか、俳優の腕の見せどころ。主役の救命医バシル“バッシュ”・ハメッドを演じるハムザ・ハクには、ロランスも一目置いている。 「初日から彼には感銘したわ。彼は素晴らしい才能を持った俳優であるだけでなく、作品を愛し、演じることに夢中な素晴らしい人間でもあるの。私も演じることを愛している。だから、一つのシーンに全力で、完璧を追求する人に出会えるのは嬉しいわ。彼の役に対する姿勢はとても刺激になる」
 
ロランスは、マグスを「ERのハーマイオニー」のように演じたいという。ハーマイオニーは、『ハリー・ポッター』シリーズの中心キャラクターの一人。まじめで人一倍勉強することをいとわず、その知識量が仲間のピンチをしばしば救う。ハーマイオニーのごとき頭脳にひかれ、マグス役を選んだロランス。役作りは、医療関係者から教わるだけではないらしい。
 
 
<「hiddenremote.com」  4月7日>