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海外ドラマ最新レポート Vol.417  ジェンセン・アクレス、「スーパーナチュラル」で共演したジャレッド・パダレッキ主演「WALKER/ウォーカー」の1エピソードを監督

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スーパーナチュラル」が長年愛された魅力の一つに、主演のジェンセン・アクレスとジャレッド・パダレッキの息の合った演技があることは間違いない。番組が終了してから、二人の共演が見られなくなり寂しく思うファンは少なくないはず。そんなファンを喜ばせるのが、「WALKER/ウォーカー」での再タッグだ。
 
「WALKER/ウォーカー」はジャレッド・パダレッキ主演のドラマシリーズ。2021年にスタートし、今秋からはシーズン3の更新も決まっている。 その「WALKER/ウォーカー」で、ジェンセンが1エピソードを監督したという。そのエピソードは、シーズン2第14話「No Such Thing as Fair Play(原題)」。 ジャレッドと久しぶりの再タッグとなったジェンセンが、米エンタメサイトの取材に答えている。
 
「何をするにも気心の知れた仲間と仕事ができて楽しかったよ。15年も一緒にいると、お互いの感覚というものは消えないんだと分かった。彼のシーンを演出するのに長々とした説明は要らなかったんだ」 「スーパーナチュラル」で15シーズンを共に過ごしたのはダテじゃない。二人のコミュニケーションは、変わらぬ“あうんの呼吸”だった。「ジャレッドとなら、僕らはいつだって昔に戻れると思うんだ。だから、今回は共演じゃなくて良かったよ。彼には新しいキャラクターになりきってもらいたかったからね」
 
コーデル・ウォーカーとして、ジャレッドから最大限に感情や演技を引き出すのが監督の仕事。ジェンセンは、今回改めてジャレッドについて知りすぎていると実感したという。 「僕はサム(・ウィンチェスター)を知っているだけじゃなく、ジャレッド自身も知っている。僕はこの地球上の誰よりもジャレッドの顔を凝視してきた。クセや表情、リアクション、何もかも僕には馴染みのあるものなのさ」
 
だから、ジャレッドの表情一つで何を伝えたいのか分かってしまう。どんな細やかな演技さえ、ジェンセンはお見通し。ジャレッドにとって、もしかしてジェンセンは最も手ごわい監督なのかもしれない。 今回は監督として再タッグを組んだが、やはりファンは同じ画面上での共演が気になってしまう。
 
「そんな話もあったけれどね、今は僕のスケジュールが忙しすぎた。まあ、可能性だけは残しておこうよ。もし誰かが『スーパーナチュラル』のリブートか映画を作りたいと言えば、それが僕とジャレッドの再共演の場になるのかもしれないね」 米TV界において「スーパーナチュラル」は最強コンテンツの一つ。ディーンとサムが画面上で再び顔を合わす日がいつかやってくると信じたい。
 
 
<「tvline.com」  4月13日>