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NCIS:ハワイ」でNCISパールハーバー支局の司令官ジェーン・テナントを演じるヴァネッサ・ラシェイ。ボーイズグループ、ナインティーエイト・ディグリーのリード・ボーカルだったニック・ラシェイとの間に3子を授かるヴァネッサは、機転の効いたトーク力を生かし“ママさんタレント”としても活躍している。
そのヴァネッサにとって大抜擢となった「NCIS:ハワイ」は女優としての試金石。番組にかける意気込みは並み並みならぬものがあるようだ。 2021年春に「NCIS:ハワイ」主演が決まると、なんとロサンゼルス郊外の豪邸をプロテニスプレーヤーの大坂なおみに売却、ハワイに一家で移住を決めたのだ。
夫のニックは当時の決意を「ヴァネッサは役そのものになりきろうとしている。魂をかけて役に取り組んでいるから。それにハワイが凄く気に入っているみたいだ」と米TV番組で語っている。 ヴァネッサの人生の転機を、家族と共に支えるためのハワイ移住。もちろんニックもハワイはお気に入りの場所だ。
「ハワイはハワイだよ、文句のつけようが無いね! (移住で)僕ら家族にとって180度生活が変わったのは間違いない。子どもたちは新しい学校に通うわけだし、ハワイに馴染まないとね。だけど僕らはそれを楽しんでるよ」
家族の支えで「NCIS:ハワイ」に全力を注ぐヴァネッサにとっても、ハワイは特別な場所となった。 「ニックには、家族でハワイに住めるなんて、私はラッキーだと何度も感謝を伝えている。空軍兵の娘として生まれた私は、世界中を旅して暮らしてきたようなもの。だから、ハワイに来るまで、“マイホーム”がどんなものか分からなかったのよ」
ヴァネッサは、米空軍に所属していた父の任務のため、日本やドイツ、そして米国内においても引越を何度も経験してきた。そんな生活を送った末、初めての安住の地がハワイだったというわけだ。 本家「
NCIS ネイビー犯罪捜査班」は今秋からシーズン20に突入する。「NCIS:ハワイ」はまだ始まったばかり。ラシェイ一家にとって、ハワイでの“マイホーム”生活はこれから長く長く続くことだろう。
<「closerweekly.com」 6月15日>