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CSI: ベガス」シーズン2に待望のあの人気者がカムバック出演する。「CSI: 科学捜査班」の人気キャラクター、キャサリン・ウィロウズだ。キャサリンを演じているマーグ・ヘルゲンバーガーがTVイベントに登場、復帰劇の裏側を明かした。 「CSI: 科学捜査班」ではギル・グリッソム役のウィリアム・ピーターセンと共に中心的キャラクターを演じていたマーグだが、同シリーズをシーズン12で降板したのは休みが欲しくなったからだとか。
「あの役をずいぶん長く演じたわ。まるで自分の体の一部になったように思えた」とキャサリン役を語るマーグ。体の一部となっていた役を離れて暫く、「CSI: ベガス」シーズン2への出演を打診された時、すぐには「イエス」と言えなかったという。 「キャサリンが(CSIの)仕事に戻ってくる理由があるのか確認したかったのよ」とマーグ。実はキャサリン役のモデルとなった人物が、50歳で科学捜査研究所の職を退いたのだという。 マーグが「CSI: 科学捜査班」を降板したのが、2012年。キャサリンが、モデルとなった人物の年齢と同じだとすれば、10年後の2022年、60歳になっているはずだ。
「とてもタフな仕事よ。なぜ、60歳のキャサリンが必要なのか? この年齢でカムバックしなければならないのか? それが私にとって重要だったの。(ショーランナーの)ジェイソン・トレーシーと何度も会話を重ねた。私はどうしても、キャサリンをカムバックさせることに正当性を持たせたかったの」 カムバックの設定に納得した上で、1年間の出演契約を結んだという。
主演のポーラ・ニューサムをはじめ、現場からは敬意を感じると歓迎ムードに感謝。 「セットは以前とはかなり変わっているわね。毎日、新しい発見をしているわ。昔の仲間が恋しいと思うこともあるけれど、今は前向きに取り組みたいと考えているの。だって皆がこんなに歓迎してくれているのよ! 」 米国でのシーズン2は、9月29日にスタート。視聴者からの歓迎をより実感していることだろう。
<「deadline.com」 9月16日>