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海外ドラマ最新レポート Vol.448  「ブラックリスト」シーズン10最新情報 新レギュラーに"ミーラ"の娘

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ブラックリスト」シーズン10に懐かしいキャラクターの娘が新加入することが分かった。新シーズンにレギュラー入りする新キャラクターは、サイヤ・マリク。シーズン1に登場したミーラ・マリクの娘という設定だ。「ER緊急救命室」などでもおなじみのパーミンダ・ナーグラが演じていたミーラは、米高官の指名によりクーパーのチームに参加した、CIAのフィールドエージェント。ジェームズ・スペイダー演じるレッドにも一歩も引かぬ重々しい存在感で、「ブラックリスト」シーズン1がロケットスタートできた功労者の一人であることに間違いない。ストーリーの中では、ミーラがサイヤを含む二人の子供たちについて言及する、母親キャラクターでもあった。
 
「ブラックリスト」シーズン1では、まだ子供だったサイヤも、シーズン10では、大人に成長し母と同じ道を歩んでいる。英国の秘密情報部MI6の諜報員として暗躍するサイヤは、何らかの形でレッドらと関わりを持つことになりそうだ。サイヤを演じるのは、米国生まれ、ニュージーランド育ちのインド系女優、アーニャ・バナジー。名門コロンビア大学で演技を学んだ才媛は、TVや映画の経験が浅く、米国でもなじみのない顔だ。それでも、アーニャ自身が脚本を手がけた舞台「Apologies to the Bengali Lady」(原題、直訳は『ベンガル人女性への謝罪』)が高評価。今後ハリウッドでの活躍が期待される一人なのだ。
 
初挑戦となる人気TVシリーズのレギュラー入りについて、アーニャはSNSでコメントを発表した。「このキャスティングに感謝の気持ちで一杯です」と喜びは大爆発。さらに「パーミンダ・ナーグラの偉大なる足跡を『ブラックリスト』でたどることに誇らしい気分です」と、インド系女優のパイオニア的存在パーミンダに対する最大限の敬意を払った。「ブラックリスト」のファンたちもこのコメントには好印象。「ようこそ!!! 私たち(ファン)はあなたが最高のスタートを切ることを応援しています」など、好意的な返信が並んでいる。「ブラックリスト」シーズン10は、米国では2023年初めの放送開始が予定されている。
 
 
<「deadline.com」  10月6日>