米エンタメ誌が、ニールセン社による2022‐23年期の最多視聴者数番組(シリーズ)ランキングを発表した。
トップは例年通り、アメリカンフットボール中継「NBCサンデーナイトフットボール」(1813万人)が独走。ケヴィン・コスナー主演の「イエローストーン」(1155万人)が、大健闘の2位にランクインした。米での放送は大手ネットワークではなく、ケーブル局のパラマウント・ネットワーク。業界注目の脚本家テイラー・シェリダンが手がけるシンウエスタンは、作品の力だけでドラマシリーズのトップに立った。
5位は「FBI: 特別捜査班」(952万人)。「
LAW & ORDER」シリーズクリエーターのヒットメーカー、ディック・ウルフの製作で、すでにシーズン6までの放送が決定済み。ロングランシリーズへの道を歩んでいる。6位に三たびアメリカンフットボールの中継「NFLサーズデーナイトフットボール」(944万人)をはさみ、7位「ヤング・シェルドン」(928万人)は、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のスピンオフ。
以降、8位「シカゴ・ファイア」(925万人)、9位「ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~」(924万人)、10位「Ghosts(原題)」(908万人)と続いている。また上位入りは逃したが、トップ30位内には、18位「
NCIS: ハワイ」(750万人)、22位「
LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」(687万人)、26位「
S.W.A.T.」(668万人)がランクインした。
2022‐23年期最多視聴者数番組ランキングは、2022年9月から23年5月の間に3エピソード以上放送されたシリーズ番組のみが対象。全年齢層によるリアルタイムと7日以内のタイムシフトを合わてカウントしている。
<「variety.com」5月29日>