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LAW & ORDER」シーズン17から20に出演していたジェレミー・シストが、過去に付き合っていた元カノである、大女優と別れた理由を明かしている。その元カノとはリース・ウィザースプーン。リースは『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した、まごうことなき大女優だ。
リースとジェレミーは、1992年のTV映画「Desperate Choices: To Save My Child(原題)」で共演、交際へと至ったという。「初めて女優と付き合った、それがリースだったんだ」とジェレミー。まだジェレミーが18歳、リースは16歳、二人ともデビューして間もない頃の話だ。しかし決定的な違いはリースが、デビュー作『マン・イン・ザ・ムーン/あこがれの人』の演技を絶賛されたスター候補生だったこと。
「僕は彼女にぞっこんだったね。やがて彼女は映画の撮影でアフリカに行くことになり、僕らは長距離恋愛を余儀なくされた。彼女はなかなか電話もくれなくて、僕は振られたんだと思ったよ。それで、僕は元の妻であるマリサ(・ライアン)と付き合い始めたんだ」アフリカで撮影されたリースの映画といえば、1993年の『ラスト・ウィンド/少年たちは砂漠を越えた』。若い恋愛は長くは続かなかったのだ。
「だけど、彼女がアフリカから戻ってきて、僕と別れるつもりはなかったと知った。時すでに遅しさ。僕はもうマリサと深い関係になっていたから。リースには申し訳ない気持ちになった。素晴らしい女性だったよ」
撮影に入ると、演技にのめり込む。新人女優の全力を誰も責めることはできない。またジェレミーも、そのままマリサと結婚した。一時の浮気ではなく真剣な交際だったのだ。
リースは、その集中力と出演作に恵まれスター街道を猛進。遅れは取ったものの、ジェレミーもTVを中心とする主演級のスターとなった。もう二度と二人が共演することはないのだろう。苦き青春の思い出は今もジェレミーの、そして恐らくはリースの胸の中でも疼き続けている。
<「popsugar.com」 2015年11月4日>