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海外ドラマ最新レポート Vol.520  「ゾーイの超イケてるプレイリスト」のジェーン・レヴィ、撮影日は超ハード!

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ミュージカルドラマシリーズ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」主演のジェーン・レヴィが、米エンタメサイトのインタビューに答え、撮影中のハード過ぎるスケジュールを明かしている。
 
ジェーンはこれまでシットコム「Suburgatory(原題)」や映画『ドント・ブリーズ』に主演するなど、経歴豊かな売れっ子女優。コメディからシリアス、ホラーまで演技の幅も広い実力派だ。そのジェーンが初の1時間シリーズ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」主演にあたり、これまでにない努力を必要としたようだ。通常の演技に加え、歌にダンス、毎日休む間もないスケジュールだったという。
「月曜日の朝5時が一週間の始まりよ。金曜まで毎朝5時に起きていたわ。そして家に帰るのは朝の3時。平均して一日15時間は仕事をしていたと思う」
 
撮影と言ってもカメラの前に立つばかりではない、声だけを別撮りするためスタジオにこもったり、ダンスナンバーの練習も欠かせない。主演として、翌日はどんなシーンが予定されているのか確認するのも通常だった。真面目に仕事をこなす、ジェーンが売れっ子たる理由の一つだろう。
「食べる時間も寝る時間も無かったわ。友達もいなくなったわね(笑)。優秀な兵士がそうであるように、頼まれれば手を挙げていた。次の瞬間は気を失っているのだけどね」
 
ジェーン自身、エネルギッシュな性格のようで、動き回るのは苦にならないのだとか。しかし、「ゾーイの超イケてるプレイリスト」は別次元だった。「ついつい一生懸命頑張ってしまうのだけど、今回ばかりはエネルギーの使い方を調整しなきゃと思ったわ」と苦笑い。ジェーンは、共に音楽を学んでいた両親の元に育ち、子供の頃には本格的なミュージカルにも出演していた。それでも「ゾーイの超イケてるプレイリスト」以前には音楽のイメージのなかったジェーンが、なぜ主役に抜擢されたのだろうか?
「私にどうしても演じてもらいたかったわけじゃないと思う。ただ、プロデューサーたちが主演候補のリストを作っていて、この女優はアレができるけれども、コレはできないって丸バツを付けたんじゃないかしら。この作品は茶番のコメディから本格的なシリアスドラマになったりするでしょう。それに歌もダンスもある。だから全部できる女優を探していたのでしょう。私はできることの丸が多かっただけなのよ」
 
大いなる謙遜だ。「ゾーイの超イケてるプレイリスト」には、他にも共演者として歌って踊ることのできる俳優が大勢出演している。ジェーンのような、これまであまり披露されていなかった俳優たちの才能を新発見できるのも「ゾーイの超イケてるプレイリスト」の楽しみの一つなのだ。
 
 
<「deadline.com」 2021年6月29日>