「NCIS: ハワイ」主演のヴァネッサ・ラシェイが、ハワイ・マウイ島で起きた大規模火災の被災者支援を自身のインスタグラムで訴えた。

 

「NCIS: ハワイ」は、その名が示すとおり、ハワイを舞台にNCISパールハーバー支局の活躍を描くTVシリーズ。ハワイでの撮影のため、キャストやスタッフはほとんどがハワイ在住。主役のジェーン・テナントを演じるヴァネッサも夫のニック・ラシェイと子供3人、そして愛犬と共にハワイのオアフ島に移住している。

インスタグラムのビデオメッセージで、「今、(マウイ島で)何が起こっているのか、何が必要とされているのか、どうすれば協力することができるのか、皆にお伝えするのは大切なことだと考えました。何か手を差し伸べたいと願っていても、一体何をどのようにすればいいか、分からない方がほとんどだと思うのです」と、ハワイに暮らす住民として、現状を報告。

 

さらに番組のキャスト、スタッフがチームとなって、マウイ島の被災者支援に乗り出したことを明かした。

「実は今日も『NCIS: ハワイ』のキャストとスタッフ、皆で番組の衣装を引っ張り出してきたところです。(同じくハワイで撮影されていた)『HAWAII FIVE-0』と『私立探偵マグナム』の衣装もです。それらをマウイ島に送る準備をしているのです」チームが撮影した支援映像の中には、衣装の他、トイレットペーパーやおむつといった生活必需品も。プライベート・ヨットでプロパンガスを積んでマウイ島に持ち運んだスタッフもいるという。

「(マウイ島の)コミュニティを再建するには時間と資源が必要になるでしょう。もしあなたが何かを差し出すことができるのであれば、ぜひ地元の皆さんに寄付を申し出てはいかがでしょうか?」とヴァネッサ。

彼女のインスタグラムには寄付のためのリンク先が貼り付けられており、クラウドファンディングを通し、被災者個人に支援できる仕組みとなっている。

 

「ハワイには『Kokua』という言葉があります。見返りを求めず、寛大な心で惜しみなく分け与える、親切の精神を表しているのです」と、メッセージを綴ったヴァネッサ。これからも『Kokua』の精神で、マウイ島被災者支援を全世界に呼びかけるつもりだ。

 

 

＜「hellomagazine.com」　8月20日＞