カナダ発の医療ドラマシリーズ「
トランスプラント 戦場から来た救命医」。現在米NBCでも放送中、シーズン3の放送開始を待たず、シーズン4までの更新が決まった人気シリーズだ。もともと米国での放送は予定されておらず、新型コロナパンデミックのため撮影延期となった新ドラマシリーズ「ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」の穴埋めとして急遽放送が決まったという。
主演のパキスタン系カナダ人俳優ハムザ・ハクは、当時の記憶を回想する。「(米国での放送が決まって)生意気と思われるかもしれないけど、意外ではなかった」とすまし顔。
「とてもいい作品だからね。僕らの目標はなるべくたくさんの人に見てもらうこと。それに内容はどこの国にも当てはまるようなストーリーだ。プロデューサーから米国で放送できるかもと聞いていたから、実際に決まった時は嬉しかったけど驚きはしなかった」
それでも米国から届く視聴者の声はやっぱり嬉しい。SNSでハムザの素顔を見ることができるのはインスタグラム。
「インスタグラムをやってるんだ。だけど夢中になってるわけじゃないよ。正直、コメントに全部目を通しているわけでもない。僕はすぐに浮かれちゃうからね。人から注目を浴びるのも好きだし、目立つことは何でも好きさ。だから僕はなるべくそういったものから、身を置くようにしている」
目立ちたがり屋を認めるものの、俳優たるもの冷静さも忘れていない。けれど、ニヤっとするコメントに出くわすことも。
「皆、僕のまつげを誉めてくれるんだ。そうさ、全部本物だ! まつげにお金を費やす人も少なくないらしいね。僕は違うよ、父親からの遺伝なんだ!」
あえて調子に乗るのもハムザのサービス精神。こうした頭の良さもハムザの魅力の一つなのだ。
<「tvmeg.com」 2020年10月12日>