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WALKER/ウォーカー」出演中のキーガン・アレンが米エンタメサイトのインタビューに応じ、同シリーズ主演のジャレッド・パダレッキとの関係について明かした。
「ジャレッドは僕が欲しいと思っていた兄貴そのものなんだ。彼は仕事の時だけじゃなく、プライベートでも僕のために時間を割いてくれる。なんて素晴らしい心の持ち主だろう」
キーガンは、主役コーデル・ウォーカー(ジャレッド・パダレッキ)の弟で弁護士のリアム・ウォーカーを演じている。劇中、リアムにとってコーデルは頼れる兄であるだけでなく、カメラの前を離れても、ジャレッドはまるで親友のような存在なのだという。
「ジャレッドと一緒にいるのは楽しいね。信じられないことだけど、僕は親友の一人と一日中一緒に働いている感覚なのさ」
リハーサルの合間など待ち時間にはジャレッドのトレイラーで過ごしている。無駄話に花を咲かせ笑い合う。撮影の声がかかれば、お互い表情を作り直して真面目な顔でカメラの前に立つ。
「ジャレッドは本当にプロフェッショナルな人間なんだ。もはや俳優とひとくくりにしちゃいけないんじゃないかな。それくらい番組にとって、ジャレッドは様々なことに取り組んでいるんだ」
ジャレッドは、「WALKER/ウォーカー」の製作総指揮の一人でもある。番組の隅から隅までジャレッドが知らないことは何もない。もはや「誰も気が付いていないことまでジャレッドが手がけていたりする」(キーガン)という。
そして何より素晴らしいのは、ジャレッドが家庭を大事にし、ごく普通の感覚を持った人間であること。
「ジャレッドは家庭人であり、友人との関係も大事にしている。自分の身の回りのことは自分でできるし、健康にも気を使っている。仕事に対する姿勢は見習うべきだと思っているよ」
子役の頃からショービジネスの世界に身を置くジャレッドは、ティーンエイジャーに成長すると順調に大役をつかみ、出演作はヒット続きだ。ちやほやされたり、プレッシャーを感じることで自分を見失う俳優を身近に見てきたキーガンにとって、ジャレッドはまるで異次元の安定感なのだ。
キーガンの“兄貴”への敬意は画面を通しても伝わってくる。共演者と円満な関係を保つのもジャレッドが売れっ子俳優であるゆえんなのかもしれない。
<「tvinsider.com」 2021年10月27日>