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海外ドラマ最新レポート Vol.610  「MANIFEST/マニフェスト」のジョシュ・ダラス、「やっぱりTVが好き!」

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MANIFEST/マニフェスト」のジョシュ・ダラスが、米エンタメ誌のインタビューに答え、同作及びTVに対する思いを語った。
俳優として脂の乗った45歳。海外ドラマファンにとっては、TVスターの称号にふさわしい一人ではないだろうか。
 
ジョシュが世に出たのは、映画『マイティ・ソー』(2011年)。しかし、お茶の間の顔となったのはTVシリーズ「ワンス・アポン・ア・タイム」(2011-18年)のプリンス・チャーミング役だろう。
「ワンス~」では、共演者のジニファー・グッドウィンと結婚、2児に恵まれている。TVに縁のある、いやTVで縁をつかんだ人なのだ。
7シーズン続いた「ワンス~」の後、「MANIFEST/マニフェスト」では主役の座をつかんだ。
「(出演が決まった時)僕の唯一の期待は作品で最高の時間を過ごすこと、自身のベストのパフォーマンスができることでした。もちろん出演する際には、その作品がメガヒットしてくれるといいなあ、なんて心の中で願っています。けれどそんなことは滅多にありません。できるだけたくさんの人に見てもらえると嬉しいですが」
 
2018年に米NBCでスタートした「MANIFEST/マニフェスト」は、奇想天外な設定が視聴者を引きつけ大ヒットシリーズとなった。さらにネットフリックスでの配信が始まると、ここでも評判となり配信ランキングのトップに。その人気を受けて、シーズン3で終了が決まっていた同作をネットフリックスが引き継ぎ、ファイナルシーズン(シーズン4)の製作と配信を決めた。
「ネットフリックスで初めて僕らの作品を見た人たちが熱狂的に受け入れてくれたことは、本当に驚きでした。とても嬉しかった、僕らのやっていたことが正しかったんだって思いました」
近年、TVから披露の場を配信に移すシリーズは少なくない。最近では「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」もシーズン5以降をPeacockで配信すると発表した。またTV映画としてフィナーレを迎えた「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」のようなケースもある。
 
それでも、やっぱりジョシュはTVが好き。
「(『MANIFEST/マニフェスト』の後も)願わくばまたTVで素晴らしいシリーズと出会いたいね。TVシリーズならではのストーリー展開が好きだし、キャラクターの成長もTVシリーズならではと思う。TVはまだまだ健在だよ。これからも素晴らしいストーリーやキャラクターが生まれると信じてる」
 
次にジョシュの顔を見ることができるのも、きっとTV。次なる代表作の誕生を楽しみに待ちたいものだ。
 
 
<「hollywoodreporter.com」 2022年10月26日>