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海外ドラマ最新レポート Vol.621  「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のショーン・マーレイ 、父の日に想う

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NCIS ネイビー犯罪捜査班」でちょっぴりギークなNCIS捜査官ティモシー・マクギーを演じているショーン・マーレイ。46歳のショーンには、ティーンエイジャーの二人の子供がいる。
父の日をテーマにした米エンタメサイトのインタビューに答え、子供たちへの想いを語っている。
 
ショーンの愛する子供たち、長女は17歳のケイ・ライアン、そしてその下には14歳のリバー君。
ケイ・ライアンはすでに「NCIS ネイビー犯罪捜査班」で視聴者にお披露目済みだ。ケイ・ライアンは、米で2022年5月に放送されたシーズン19の第19話「The Brat Pack(原題)」でメジャーデビューしていたのだ。
当時についてショーンは「彼女はよくやったと思う、誇らしいよ」と胸を張る。
同話は「NCIS」シリーズ、「ブラックリスト」「グッド・ファイト」をはじめ、TVシリーズを多数手がけているマイケル・ジンバーグの監督エピソード。ショーンも「最高の監督の一人」と手腕を認めるベテランだ。
 
その撮影時のこと。ケイ・ライアンがシーンを演じた後、何かイメージと相容れなかったのか、ジンバーグ監督がケイ・ライアンに歩み寄り、アドバイスを与えた。
現場にぴりりと緊張感が漂った、少なくともショーンはそう感じたに違いない。
ところが「彼女は次のテイクで全く違う演技をしたんだ。おそらく監督が伝えたとおりに演じたんだろう。たいていの俳優は監督の期待に応える演技ができるわけじゃない。それなのに、彼女はもうそんなレベルに達しているんだと心底驚いたよ」
ケイ・ライアンは演技クラスに通っているし、舞台での経験もある。しかし、TVカメラを前に演技をするのは全く別物だ。
「これまでとは全く違う経験だったろうけど、彼女はうまくやれたと思う」と父ショーンの娘自慢は止まらない。自覚はあるようで、「(当時の写真を見てみると)僕は口の端から端までニカっと口角を上げて笑ってる」と照れながら話す。本当は今でもニカっとしたい気分だろう。
 
息子のリバー君はまだ将来を模索中。身長188cmの父ショーンに似たのだろう、14歳ながら、もう178cmもあるのだという。
「最近、ジムに行き始めたんだ。大柄な子だけど、自分の体は自分でケアできる歳になったんだね」
さらに料理にも興味を持ち、自分でキッチンに立つこともあるというから驚きだ。またアニメ好きなリバー君は絵を描くのも好きらしい。
 
子どもたちの話になると饒舌になってしまうショーン。ティーンエイジャーの二人はちょっぴりくすぐったいけれど、その愛を真正面で受け止めているに違いない。
 
 
<「parade.com」 6月16日>