米誌のインタビューに答えたLLは、「NCIS: ハワイ」出演について、「楽しかったよ。僕に合うシナリオだと思った。だから『やってやろうぜ』みたいな気持ちになれたんだ」と大張り切り。
「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」が終了したとはいえ、LLには、サムを葬る気持ちなど毛頭なかった。だから「NCIS: ハワイ」での新任務には胸が高まった。
「(サムの)ストーリーは絶対に終わりじゃないからね! ハワイに異動してまた新しいストーリーが始まるわけさ」と、LL。クロスオーバーのようなお客さん気分でハワイにやってきたわけではない、爪痕はしっかり残すつもりらしい。
「NCIS: ハワイ」にやって来て、LLが感心したのは現場のムードだ。プラスのエネルギーに満ちていたのだ。何より番組の中心である主演のヴァネッサ・ラシェイに最敬礼。
「彼女は楽しい人だ。番組を楽しんでいるのが成功につながっているんじゃないかな。僕も番組に貢献したいと思うし、皆に喜んでもらえるよう頑張りたいね」
「NCIS: ハワイ」の明るい雰囲気に引っ張られるのか、ずっとポジティブな言葉が頼もしい。そして「NCIS」シリーズの一員として、4月に達成した金字塔にも胸を張る。
「TV史上最も長く続いているシリーズの一部になれて本当に嬉しい」
「NCIS」シリーズのロングランの秘訣は、「ユーモア、ジョーク、そしてアクション」。時にシリアスになりすぎる展開をジョークで何度和ませたことか。それこそが「NCIS」シリーズの真骨頂だ。
ファンへの感謝の気持ちも忘れない。
「真面目に答えれば、ロングランの秘訣について答えられるのはファンだけだと思うよ。僕よりも知ってるはずさ。じゃなきゃ毎週チャンネルを合わせてくれないからね」
サムが戻ってきたのも、ファンに喜んでもらいたいから。お望みならば、LA、ハワイ、どこにだってサムは飛んで行く。
<「people.com」 2月12日>