スパドラ!最新USレポート

スパドラ!最新USレポート Vol.165&166:「ゴシップガール」のレイトン・ミースター 左手の薬指を隠したまま、婚約者アダム・ブロディとお散歩/これだからオモシロい!「ブラックリスト」が人気の10の理由

December 26, 2013

 スパドラ!最新レポート Vol.165&166(2013/12/26

 

◆「ゴシップガール」のレイトン・ミースター 左手の薬指を隠したまま、婚約者アダム・ブロディとお散歩

b_gossip_yr4_us250_1226.jpgゴシップガール」のレイトン・ミースターが、婚約者のアダム・ブロディ(「The OC」)と仲良く犬のお散歩に出かけたところをパパラッチされた。

クリスマス前の日曜日、それぞれの愛犬を連れて普段着で歩くレイトンとアダム、誰の目にも微笑ましい美男美女カップルだが、パパラッチが激写したかったのは、レイトンの左手の薬指だ。

二人の婚約が米時間11月20日ごろ発覚して以降、公式の場に姿を現したレイトンの左手の薬指には指輪がなかった。レイトンの婚約指輪は一度も確認されたことがないのだ。

この日、アダムと散歩中のレイトンは、グレーのパーカーを羽織り、両手はともにパーカーの袖で覆われたまま。まだ早朝で寒かったためとも考えられるが、英のゴシップサイト、デイリーメールはレイトンの微妙な乙女心の表れとみなしている。

交際して約一年。愛し合う二人は、結婚を視野に関係を続けていたという。しかし、レイトンは、アダムがこんなに早くプロポーズすると想像していなかったともいわれている。以前のインタビューでレイトンは恋愛についてこう語っている。

「私はすぐに誰かと恋に落ちてしまうことなんてないわ。あまりにも早く“アイラブユー”なんて言うのは、恐ろしいことだと思うのよ。だってとても意味のある言葉だから。愛してるというのは、彼の全てを受け入れるということでしょう」

これまで「たくさん恋愛してきたわけじゃない」と、愛する人を慎重に選んできたレイトン。アダムのプロポーズは、は、レイトンが思うより早かったのか? アダムからもらった婚約指輪を堂々と左手の薬指に輝かせる時、レイトンは自分の幸せを心から受け入れたのかもしれない。

<UKサイト「www.dailymail.co.uk」 12月23日記事より>


◆これだからオモシロい!「ブラックリスト」が人気の10の理由

本国米で新ドラマナンバーワンの視聴率を誇る「ブラックリスト」。人気の理由を米TVガイド誌が、10に分けて発表している。

blacklist_yr1_us250_1226.jpg1.ジェームズ・スペイダーが凄い
これまでに3つのエミー賞主演男優賞(「ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル」「ボストン・リーガル」)を受賞した、実力派のジェームズ。「ブラックリスト」でも憎めない悪役ぶりが絶賛されている。ジェームズは、最初に「ブラックリスト」の脚本を読んだ時から、「とても興奮した」とすぐ作品に惚れ込んだことを認めている。役になりきることでも知られるジェームズは、役作りとして、まず頭を短く刈りこんだ。ジェームズの演じるレイモンド・“レッド”・レディントンは、世界中を旅するにあたり、常に機能的に身軽でなければならないと考えたからだ。そんなジェームズにクリエーターのジョン・ボーケンキャンプも「スペイダーは番組の心臓」と100%の信頼を置いている。

2.そしてメーガン・ブーン
海外ドラマファンの間でも、比較的新顔のメーガンだが、すでにその演技力は高く評価されている。ベテラン俳優ジェームズとの共演シーンが多いメーガンは、毎日が緊張の連続のはず。それが演じるエリザベス・キーンのあやうい心の内を巧く表現するのに役立っているのかもしれない。

3.悪役が徹底的に恐ろしい
登場する悪役たちは、揃いも揃って悪夢のような犯罪者ばかり。レッドとFBIの強力タッグにしても、毎回彼らを逮捕できるわけではないらしい。「うまく逃げ切る悪党も出てくると思う。そのうちレッドたちが何度も対決する悪党も現れることになるだろうね」(製作総指揮の一人、ジョン・アイゼンドレイス)


blacklist_yr1_#2(1-2)_TBL_us250_1226WH_0468.jpg4.成長したパーミンダ・ナーグラ
ER緊急救命室」で海外ドラマファンにはおなじみのパーミンダ・ナーグラ。新人医師を演じた「ER」から、「ブラックリスト」では敏腕のCIAエージェントを演じるにあたり、「やっと成長できた気分」と話す。それでもジェームズとのシーンでは「少し怖気づいてしまった」と、緊張の対面だったらしい。

5.これは『羊たちの沈黙』ではない
パイロット版のイメージから、映画『羊たちの沈黙』の影響が噂されることもあったが、今では完全に消えてしまったようだ。ボーケンキャンプも、「僕にとっては、むしろ『セブン』の方が参考になっている」と、その影響を否定している。

6.一話完結型ストーリーと大きな謎
毎回、一話完結型のストーリーに加え、レッドとキーンの不可解な関係がシーズン(番組)を通しての大きな謎となっている。しかし、「ブラックリスト」に目の肥えた視聴者が引きつけられる理由はそれだけではない。見たままのストーリーを信じてはいけないということ。「つまり(視聴者に)見当違いさせるってことだよ。番組が始まった頃から比べて、今は視聴者たちが考えていたのと別の方向にストーリーは進んでいるはずだ」(ジェームズ)。視聴者の予想を小気味よく外していくのが、「ブラックリスト」なのだ。

7.大ヒット!
“全米大人気”を謳う番組は数あれど、「ブラックリスト」は紛れもなく、大ヒットドラマの一つだ。DVRを含めた視聴者数では、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」と毎回 1、2位を争う、安定した人気を誇っている。


blacklist_yr1_#8(1-8)_us250_1226.jpg8.硬派な男が似合う、ディエゴ・クラテンホフ
「HOMELAND」でも軍人役がピタリとはまったディエゴ・クラテンホフ、「ブラックリスト」ではFBI捜査官を硬派に演じ、迫力あるアクションシーンにも体当たりの熱演だ。そんなディエゴもジェームズの演技に対する真摯さには舌を巻く。「彼ほど用意周到に準備してくる俳優には会ったことがないよ。本番で彼をアッと言わせてやろうなんて考えるだけ無駄だね」(ディエゴ)

9.すべては計画どおり
「おおまかなストーリーの流れは決まっている」と、アイゼンドレイス。行き当たりばったりで、ストーリーを進めるのではなく、シーズン1の途中、最後と区切りごとに何が起こるかはすでに決定済だという。そして大きな謎の判明は「これから先のシーズンを楽しみにしてほしい」と、アイゼンドレイス。

10.お楽しみはこれからだ
レッド同様に口の堅いジェームズは「楽しみに見続けてほしい」と、ネタバレのかけらさえも与えてくれない。米では10話までの放送が年内に終了し、ファンの期待はふくらむばかりだ。これからも大興奮が待ち受けるものと、ジェームズの言葉を信じて待ちたい。


<US TVガイド誌 11月10日号記事より>