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ライフスタイル・コーディネーターとして、米で一大帝国を築いた女性実業家のマーサ・スチュワート。マーサは、ブレイク・ライブリー（「ゴシップガール」）とライアン・レイノルズの挙式をコーディネートしたことでも知られている。料理、園芸、インテリアなど家事を完ぺき、かつお洒落にこなすことから、“カリスマ主婦”の異名を取るマーサは、ブレイクにとって憧れの存在でもある。

2012年９月、世界中を驚かせた、ブレイクとライアンの極秘婚。サウスカロライナ州にて行われた、二人の結婚式は計画が上手く進行せず、直前まで滅茶苦茶な状態だったと、ブレイクは以前、雑誌のインタビューで明かしている。ブレイクとライアンが緊急のS.O.S.を送った相手、それがマーサだったのだ。「彼女（マーサ）は、私たちを救うために自分のチームを派遣してくれたの。彼女がサウスカロライナの友人に連絡して、最高に素敵な場所を選んでくれたのよ」（ブレイク)

ブレイクが絶大な信頼を寄せるマーサと友情を育むきっかけとなったのは、ブレイクとライアンがマーサの住むニューヨーク州の高級住宅街に自宅を購入したこと。「ブレイクとライアンが、何年か前に私の近所に引っ越してきたの。結婚する前のことだったけれど、二人は私の家の角を廻ったすぐのところに住んでいたわ」（マーサ）。マーサによれば、ブレイクとライアンはプライバシーを求め、すでにもっと目立たない場所に新居を購入したという。

ブレイク26歳、マーサ72歳と、親子以上に年の離れた二人だが、人間性を認め合い、その友情は厚い。最近、ライフスタイル提案のEコマースに足を踏み入れたブレイクについて、マーサは「次のマーサ・スチュワートになれる」と最大限の激励だ。

マーサの切り開いた“カリスマ主婦”の道を、ブレイクはゆっくりと着実に歩んでいる。

＜「huffingtonpost.com」　７月28日記事より＞