September 10, 2014
英ミュージシャン、フィル・コリンズの娘で、映画『白雪姫と鏡の女王』に主演した若手女優リリー・コリンズが、「ゴシップガール」のオーディションに落選していた過去を告白した。
英マリ・クレール誌のインタビューに答えたリリーは、当時を振り返り、「『ゴシップガール』のオーディションを受けたのよ。とてもやりたい役だったから、落ちた時はこの世の終わりと思ったわ」。
リリーのオーディションを受けた役が、セリーナ(ブレイク・ライブリー)なのか、ブレア(レイトン・ミースター)、もしくは他のキャラクターだったのか明らかではないが、「ゴシップガール」がスタートした2007年頃、リリー自身ほとんど演技経験のない新人だったことを考えれば、結果は当然だったのかもしれない。そんな夢見る女優の卵を夢中にさせたほど、「ゴシップガール」は注目の作品だったということだろう。
しかし、今となっては「ゴシップガール」に落選して良かったとさえ、リリーは思っているらしい。「キャストされていたら、女優として型にはめれられたかもしれないし、(当時通っていたロサンゼルスの)高校を辞めて、ニューヨークに来なきゃいけなかった。それに(「ゴシップガール」撮影の)6年間を拘束されることになるものね」
「ゴシップガール」の大ヒットを追いかけるように、悔しさを励みにして、リリーも映画出演を重ねてきた。オーディション落選で通る道は異なれど、リリーは順調にスターへの階段を昇っているようだ。
<「usmagazine.com」 9月5日記事より>