スパドラ！最新ＵＳレポート

米シリコンバレーでアプリゲームを開発するミッドヴァ―ス・スタジオズが、人気のダークサスペンスドラマ「GRIMM／グリム」をもとに、アプリゲーム「Grimm : Cards of Fate」を発表した。米国のApple App Store、Google Playで購入できる。

「Grimm : Cards of Fate」は、パズルやカードバトルなどの遊びを組み合わせたアプリゲーム。プレーヤーは「GRIMM／グリム」の登場人物（ニック、モンロー、ジュリエットら）から一人を自分のアヴァターとして選び、シーズン１の第一話から順にエピソードに登場する魔物とバトルさせる。そのバトルに勝利するたびに、登場人物のカードや武器を手に入れることができるほか、有料だが、エピソードの視聴も可能となっている。

ミッドヴァ―ス・スタジオズのリズワン・ヴァークCEOは、「このユニークな“見て遊べる”アプリゲームで、皆さんに『GRIMM／グリム』のお気に入りエピソードやキャラクターたちを身近に感じていただけると思います。そして、番組の放送時期には、エピソードが放送され次第、私たちもすぐにコンテンツをアップデートして、皆さんに番組とクロスオーバーするような経験をしていただくことになります。この意味で、私たちのアプリゲームは、番組の一部分であるといえるでしょう」

米で今秋からスタートするシーズン６以降は、エピソードが放送されるとすぐに、「Grimm : Cards of Fate」にそのエピソードに関連した魔物（ヴェッセン）が登場。プレーヤーは視聴後の興奮冷めやらぬままゲームできるというわけ。熱心なファンにとっては、また一つ「GRIMM／グリム」の楽しみ方が増えたようだ。


＜「develop-online.net」　6月2日付け＞