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米CBSの看板ドラマシリーズ「NCIS ネイビー犯罪捜査班」にウィルマー・バルデラマ（「ザット'70sショー」）が、レギュラー入りすることが明らかになった。CBSでは同じく看板ドラマシリーズの「クリミナル・マインド」にアダム・ロドリゲス（「CSI:マイアミ」）のレギュラー入りも既に発表済み。同ネットワークを代表するロングラン・ドラマシリーズに、知名度の高いベテラン男性スターが続々加入することになる。

米で今秋からスタートする「NCIS ネイビー犯罪捜査班」シーズン14に登場するウィルマ―は、NCISエージェントとして、一度は停職処分になりながら、その後“ディープカバー”として内偵先に深く潜入、多くの同僚たちにとっても、その生死さえ不明だったというミステリアスな設定。

一方のアダムは、新シーズンの「クリミナル・マインド」（シーズン12）から登場。FBIの逃亡者任務チームからBAU（行動分析課）へ移動した新メンバーという設定だ。

ウィルマ―とアダムのレギュラー入りには共通点が一つ。それは、オリジナルメンバーの降板によって発生した、人気者の後釜となることだ。「NCIS ネイビー犯罪捜査班」から昨シーズン限りで降板したのは、ひょうひょうとした軟派キャラを演じていたマイケル・ウェザリー、「クリミナル・マインド」からは熱血行動派キャラを演じていたシェマー・ムーアが降板した。マイケル、シェマーともにイケメン俳優で、女性視聴者からの支持は抜群だった。

ベテラン俳優とはいえ重いプレッシャーのかかりそうな状況だが、番組では「ファンは今まで見たことのないウィルマ―の姿を見ることになるでしょう」（「NCIS ネイビー犯罪捜査班」）、「アダムのキャラクターのためにエキサイティングなストーリーを用意しています」（「クリミナル・マインド」）とそれぞれ準備は万端に、彼らの新加入を歓迎しているようだ。


＜「variety.com」　6月16日付け＞