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「ブラックリスト」のメーガン・ブーンが、赤ちゃんと環境に優しいワンジー（つなぎタイプのパジャマ）を製作、オンラインでの販売を開始した。

2016年4月、夫のダン・エスタブルックさんとの間に、女児のキャロラインちゃんを出産したメーガン。第一子誕生を祝って、家族から友人、遠い親族までたくさんの贈り物が届けられた。贈り物の山に囲まれ感謝しつつも、すべての贈り物を使うことはできなかった。結局、少なくない数の贈り物がリサイクルや寄付されることになったという。

「本当にくたびれてしまって…」（メーガン）

この本音から生まれたのが、新米パパママにとってシンプルで使い易く、赤ちゃんの体にも優しい製品づくり。

赤ちゃんのための製品づくりに、メーガンは基金プロジェクト“キャロライン・アグネス”を立ち上げた。“キャロライン”は、もちろん実子の名前、そして“アグネス”は「ブラックリスト」劇中でメーガン演じるエリザベスが生んだ娘の名前。どちらもメーガンにとって宝物である娘たちの名前を組み合わせたのだ。

その“キャロライン・アグネス”が初めて発表した製品が、このワンジー。赤ちゃんと環境に優しい“キャロライン・アグネス”だから、ワンジーも独特のこだわりだ。お下がりとして再利用しやすいように、男女兼用で色は白とネイビーブルー。模様はシロクマ、チョウなどがある。

メイド・イン・USA、そして素材は完全オーガニック。模様を描くのに使用したインクでさえも、大豆など植物油インクだという。

さらに、メーガンがこだわったのは、シンプルな包装。愛情や友情を誇大に示すかのような過剰に包装された贈り物に、メーガンは辟易した。包装は最低限で良い、これが“キャロライン・アグネス”の決め事だ。その理由として、新米パパママへの贈り物として購入する人に、メーガンはこんなアドバイスを贈りたいと考えている。

「新米パパとママにとっては、包みを開けること自体が無駄に思えるかもしれません。新しく誕生した家族との貴重な時間を奪うことになりかねないのです」

“キャロライン・アグネス”のワンジーから生み出された収益はすべて環境保護のためのNPO団体「Earthjustice」に寄付されるという。“キャロライン・アグネス”の製品は、オンラインサイト「Little Activists」（https://www.littleactivists.com/pages/caroline-agnes）で購入可。3か月から24か月まで4サイズあり、価格は28ドル。


＜「people.com」　1月23日＞