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米で熱狂的なファン人気を誇るダーク・ファンタジー・サスペンス「GRIMM／グリム」。主役のニックを演じるデヴィッド・ジュントーリと、その恋人ジュリエット役ビッツィー・トゥロックは、実生活でも恋に落ちた、公私ともにハッピー・カップルだ。

二人とも「GRIMM／グリム」以前は無名に近かっただけに、番組の共演がきっかけで出会ったと思われがちだが、実はその前に映画で共演していたという。ビッツィーが米オンラインメディアのインタビューに答えている。

「デヴィッドと私は『Caroline And Jackie』という映画で、恋人同士の役を演じていたの。「GRIMM／グリム」の出演が決まる半年前のことよ。そして彼が「GRIMM／グリム」の主演に決まったと知り、お祝いのメールを送ったの。そしたら彼が、『僕の恋人のジュリエット役がまだ決まってない、君にピッタリだと思う』と教えてくれた。偶然にも私のエージェントからも、その日の午後には（ジュリエット役の）オーディションの話が廻ってきたの。とにかく、なんて偶然だろう、これは運命じゃないかって思っちゃったのよ」

半年前に共演したばかりの俳優と女優が、新しく始まるドラマシリーズで再共演、そしてまたもや恋人役。偶然に偶然が重なる。先にキャストされたデヴィッドも、ビッツィーと相性の良さを感じていたから、オーディションを勧めたのだろう。恋に落ちる運命だと、ビッツィーがはしゃぐのも無理はない。

「GRIMM／グリム」の撮影が終了した今、ビッツィーは「デヴィッドと一緒に仕事できなくなるのは寂しい」と、胸の内をポロリ。しかし、デヴィッドとビッツィーは2014年に婚約しており、二人で「GRIMM／グリム」の撮影地だったオレゴン州からカリフォルニア州に移り住む。新居として、セレブ密集エリア、ハリウッドヒルズに194万ドル（約2億1860万円）の豪邸を購入したばかりなのだ。まさにスターの仲間入りとも言える場所で、二人だけの新生活が始まる。ビッツィーは「（家で）毎日彼に会えるんだから、ウィンウィンね」とおノロケも全開だ。

デヴィッドとはウィンウィンの関係も、仲の良さで知られた「GRIMM／グリム」のキャストたちと会えなくなったのは、やっぱり寂しい。「私自身、全くストレスを感じずに全123話を撮影できたんだから、本当に滅多にないことよね。それに今もみんなを愛している。今日だってグループチャットしていたくらいよ。今年の夏もキャストのみんなで4度目のバケーション旅行に行くことになりそうなの」

二人の結婚式は今年中に予定されている。式では、最高の仲間たち、「GRIMM／グリム」の面々からにぎやかな祝福を受けることになりそうだ。


＜「huffingtonpost.com」　2月15日付け＞