FBIの最強プロファイラー・ユニット“BAU(行動分析課)”のメンバーが様々な凶悪犯罪に挑む犯罪捜査ミステリー。
全米CBSでロングラン・ヒット中の大人気ドラマ、待望のシーズン9を二カ国語版と字幕版の2バージョンでチャンネル初放送!!
「クリミナル・マインド」とは、米CBSネットワークにて2005年秋より放送を開始し、現在シーズン13が放送中のロングラン犯罪捜査サスペンス。
FBI(アメリカ連邦捜査局)に実在する機関“BAU”(Behavioral Analysis Unit=行動分析課)。そこに所属し、犯罪者の心理を知り尽くした一流のプロファイラーたちが本作の登場人物。彼らは全米各地でシリアル・キラー(連続連殺人鬼)が事件を起こすと現地に飛び、犯行現場の様子から犯人像をプロファイリングし、一刻も早い犯人逮捕をめざす。
犯罪を繰り返すことで己の欲望をみたそうとするのがシリアル・キラー。膨大なデータに基づき、彼らを“秩序型”“無秩序型”などに分類し、それぞれの特徴を新たな犯罪者たちの足跡に照らし合わせることで次なる犯行を予測する、地上最強のプロフェッショナル・ユニットが“BAU”だ。しかし、時に現実の犯罪者は彼らの予想を上回る欲望の強さと残虐さをもって捜査を混乱に招く。一方、事件を調べる“BAU”のメンバーの側にも深い心の闇が……。罪なる心(クリミナル・マインド)を抱えた人々がおりなす、空前絶後かつ予測不可能な犯罪ドラマの最終進化形、それが「クリミナル・マインド」だ。
出演はTV「シカゴ・ホープ」でエミー賞のドラマ・シリーズ主演男優賞に輝くマンディ・パティンキン、TV「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」でグレッグを演じたトーマス・ギブソン、映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞したジョー・マンテーニャほか。製作総指揮は映画『スピード』『プライベート・ライアン』などのハリウッドの大物製作者マーク・ゴ-ドン、警察からTV界に転じた鬼才エドワード・アレン・バーネロらが手がけている。
米TV界では「CSI」シリーズ、「BONES」など、最新の科学捜査テクニックを題材にした犯罪ミステリー・ドラマが流行したが、犯行の手口を調べる展開だけでは推理ドラマとしても人間ドラマとしても、どうしても限界がある。そんな声に応えるかのように現れたのが、犯罪者の心を分析してその闇を暴くというまったく異なる捜査方法、“プロファイリング”を取り上げた「クリミナル・マインド」だ。プロファイリング自体は小説や映画で注目された「羊たちの沈黙」や、元FBI行動科学課のロバート・K.・レスラーが著者に名を連ねる実録ベストセラー「FBI心理分析官~異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記~」によって日本でもおなじみだが、ここまでリアルかつ詳細にプロファイリングを取り上げたTV・映画としては「クリミナル・マインド」が筆頭に挙げられる。全米では“科学捜査”に続き、“プロファイリング”に注目が集まっている真っ最中なのだ。
「クリミナル・マインド」を製作総指揮するプロデューサーの1人で、監督や脚本も手がけるエドワード・アレン・バーネロは、シカゴ市警で警察官として10年も働いた後にTV界へと転じ、「サード・ウォッチ」に多大なリアリティをもたらした異才。犯罪ドラマ「クリミナル・マインド」にも経験に基づいたリアリズムを盛り込んでいる。またやはり製作総指揮の1人マーク・ゴードンは、映画界で『スピード』『プライベート・ライアン』『デイ・アフター・トゥモロー』を大ヒットさせ、近年はTV界でも当番組や「グレイズ・アナトミー」を当てているハリウッドの大物プロデューサー。監督陣もフェリックス・エンリケス・アルカラやガイ・ノーマン・ビーら、「ER 緊急救命室」「サード・ウォッチ」他でおなじみの名手たちだ。
米国の通常の警察ドラマは1つの町を舞台に、そこにある警察の活躍を描くものが多いが、本作の主要な登場人物はFBI(アメリカ連邦捜査局)の行動分析課(BAU)。「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」のように支局で働く捜査官も多いが、BAUは各地の警察が手に負えない難事件の捜査に協力する立場。各話も広大な全米のさまざまな町を舞台にしているのがユニークだ。犯罪者は大都市のコンクリート・ジャングルから地方の大自然までどこにでもいる上、その地方独自の習慣や自然環境、よそ者意識がBAUの捜査を混乱させることも。もちろん、事件の種類も多彩を極め、退屈と無縁だ。
本作のキャストには、デイヴィッド・E・ケリー製作のTV「シカゴ・ホープ」で医師ガイガーを好演し、エミー賞に輝いたマンディ・パティンキン、映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞したジョー・マンテーニャ、TV「ダーマ&グレッグ」でグレッグをコミカルに演じたが、本作では一転してシリアスな役に徹したトーマス・ギブソンといった日本の海外ドラマ・ファンにもおなじみの顔ぶれだ。また、ドクター・リード役の隠れイケメン、マシュー・グレイ・ギュブラー、モーガン役のシェマー・ムーア、エル役のローラ・グラウディーニ、JJ役のA・J・クックら、美男美女揃いとファンには好評。本国では女性ファンのほうが多いという説もある!
各話の始まりと終わりで、有名な文学・評論の一部や過去の偉人の名言をBAUの誰かが引用するナレーションも番組名物の1つ。その内容は各話のテーマと密接であり、「クリミナル・マインド」が只の犯罪ドラマにとどまらない、深い内容をもった人間ドラマでもあることを見る人に印象づけるのに多大な効果を発揮している。
おまえが深淵を覗き込むとき、深淵もおまえを覗き返している。
-フリードリヒ・ニーチェ (ドイツの哲学者・古典文献学者・思想家)
各話に登場する格言はエピソードガイドにも掲載しています。
シーズン3ではギデオンが去り、新キャラクターのデヴィッド・ロッシが登場する。BAU創立メンバーであったロッシは数々の難事件を解決した伝説のプロファイラーで、10年前に引退した後は著作や講演会、コンサルタント業で活躍している成功者。そのロッシが何故か自らギデオンの後任に志願する。偉大なプロファイラーがホッチナーの部下になってでも現場に戻りたがった理由とは?そして、ギデオンは何故BAUを去ったのか?
シーズン5第18話「2つのBAU」は、スピンオフ・シリーズ「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」とのクロスオーバー・エピソード。このエピソードは、2011年2月16日放送開始の「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」より1年近く前にオンエアされた、「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」のパイロット版ともいえる作品。フォレスト・ウィテカー演じるサム・クーパーをはじめ、プロフェット、ミック・ローソン、ジーナ・ラサールといった「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」レギュラー陣が初めてTVに登場した記念すべきエピソードであり、ファン必見!
シーズン5にはその他にも、豪華ゲストが続々登場! 映画『アウトサイダー』のC・トーマス・ハウエル、映画『処刑人』TV「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」のショーン・パトリック・フラナリー、TV「THE EVENT/イベント」のイアン・アンソニー・デイル、TV「新スタートレック」のジョナサン・フレイクス、映画『ロッキー・ホラー・ショー』のティム・カリー、TV「WITHOUT A TRACE」のエリック・クローズといった俳優たちが作品を彩る。
リード役で出演しているマシュー・グレイ・ギュブラーが監督を手がけたエピソードにも注目!シーズン5第16話「母の祈り」に続いて、シーズン6においても第18話「もう一人のプレンティス」の監督をマシュー・グレイ・ギュブラーがつとめている。シーズン6第18話「もう一人のプレンティス」は、BAUメンバー、エミリー・プレンティスの秘められた過去が明らかになり、BAUの将来を揺るがす事態に発展していく、シーズン6の重要なエピソードのひとつになっており必見である。なお、続くシーズン7でも、第19話「悪魔の花嫁」でエピソード監督をつとめている。
今回お送りするシーズン6には、豪華ゲストが続々登場! 前シーズンに続いての出演となる映画『ロッキー・ホラー・ショー』のティム・カリー。そしてTV「One Tree Hill」キース役のクレイグ・シェファー、「プリズン・ブレイク」「HEROES/ヒーローズ」のロバート・ネッパー、「ホミサイド/殺人捜査課」のカイル・セコーといったおなじみの俳優たちが作品を彩る。
シーズン7の最後でインターポールのロンドン支局で働くことを決めたエミリー・プレンティス(パジェット・ブリュースター)に代わり、BAUに新たにドクター・アレックス・ブレイク(ジーン・トリプルホーン)が加わる。20代前半でFBIに入局するという、リードと似た過去を持つ才色兼備の捜査官の彼女が、BAUチームでどのように機能していくのかもみどころの一つ。
リード役マシュー・グレイ・ギュブラーが「いいシーズンだった!」とコメントする今回のシーズン8ではBAUのメンバーそれぞれに訪れる変化も見逃せない。これまでも何度か恋愛対象との遭遇はあったリードだが、ついに彼の人生を左右する出会いが訪れる。またホッチナーには再び危機が……!?
なお、リード役マシュー・グレイ・ギュブラーはシーズン8では2エピソードの監督を務めている。監督を手がけたエピソードの中でもギュブラーが特にお気に入りだという第10話「人形遣い」は要チェック。ギュブラーが監督した第20話「錬金術」では彼が演じるリードが大きな転機を迎えるエピソードとなっており、リード・ファンでなくとも要注目のエピソード。また、ホッチナー役トーマス・ギブソンも、第14話「姉妹」の監督を手がけている。
今シーズンでも豪華ゲストが続々登場する。『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルがある重要な役で登場するほか、「ツイン・ピークス」で知られるレイ・ワイズ(第4話「神コンプレックス」)、「ゴシップガール」のミシェル・トラクテンバーグ(第12話「ツークツワンク」)、「ER 緊急救命室」のスコット・グライムズ(第16話「レプリケーター」)、「ベター・コール・ソウル」のパトリック・ファビアン(第9話「悪を聞き、悪を見る」)など、海外ドラマファンにはおなじみの俳優が続々登場する。
シリーズ通算200 話目となる、その名も「200」と題されたシーズン9第14話にはパジェット・ブリュースター演じるエミリー・プレンティスが、1話限りの復活を果たす。イギリスのインターポールに勤務するプレンティスが、BAUメンバーを巻き込んだ事件解決のために現場に駆けつける。さらに、JJの夫ウィルと息子ヘンリー、そしてガルシアのボーイフレンドのケヴィンなど、久々にメンバーが勢揃いし、ファン必見のスペシャル・エピソードとなっている。
通算200話のスペシャル・エピソードに加え、シーズン9ではもうひとつの特別エピソードが制作されている。シーズン9第5話「66号線」は、ホッチナーの宿敵リーパー(C・トーマス・ハウエル)が初登場となったシーズン5第1話「死神の再来」から100話目を記念して企画されたエピソードであり、深く傷を残したあの事件にその後も苦しみ続けているホッチナーの姿が描かれている。
なお、今シーズンも本作のメインキャラクターを演じる俳優陣がメガホンをとっている。リード役マシュー・グレイ・ギュブラーはシーズン8に続き今シーズンでも2エピソードの監督(第7話「地獄の門番」、第20話「報復」)を務めているほか、第16話「天使の失踪」はホッチナー役のトーマス・ギブソンが、ロッシ役のジョー・マンテーニャは、第13話「帰郷」で初監督に挑んでいる。
もちろん、シーズン9も豪華ゲストが続々登場する。「ゴースト ~天国からのささやき」、「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」のカムリン・マンハイム(第1&2話「インスピレーション 前後編」)、「CSI: マイアミ」のエヴァ・ラルー(第3話「最後の銃声」)、「救命医ハンク」のパウロ・コスタンゾ(第12話「ブラック・クイーン」)、「HEROES/ヒーローズ」「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のデヴィッド・アンダース(第4話「声なき目撃者」)、「バトルスター・ギャラクティカ」のマイケル・トルッコ(第23&24話「天使と悪魔 前後編」)に加え、「NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署」、「THE BRINK/史上最低の作戦」に出演するイーサイ・モラレスなど、海外ドラマファンにはおなじみのスターが続々登場する。
シーズン9のラスト、自分をかばって撃たれたリードに死んだ息子を重ね合わせ、ショックから立ち直れずに突如BAUを去ったアレックス・ブレイク(ジーン・トリプルホーン)。ボストンで大学教員の道を選んだブレイクに代わり、BAUに新たにケイト・キャラハン(映画『ラストサマー』シリーズや、TV「ゴースト~天国からのささやき」のジェニファー・ラブ・ヒューイット)が加わる。ジェニファーは今までFBIにて極秘おとり捜査官として活躍してきた実績があるケイト・キャラハン役で、ブレイクの穴を埋めるため誰もが働いてみたいと切望するBAUでの任務に抜擢された、という設定。エグゼクティブ・プロデューサーのエリカ・メッサーは「われわれの多くは過去にジェニファーと楽しく仕事をした経験を持ち、また一緒に仕事ができることを楽しみにしている。」とコメント。
今シーズンにおけるレギュラー出演者の監督エピソードは、トーマス・ギブソンが5話と16話、ジョー・マンテーニャが12話、マシュー・グレイ・ギュブラーが21話を演出。13話でガルシア役のカースティン・ヴァングスネスが脚本を共同で担当した。
また、シーズン10のゲスト陣として、第15話と最終話に登場するケイトの夫クリス・キャラハンに扮するのは、「HEROES/ヒーローズ」や「エイリアス」のグレッグ・グランバーグ。さらに、5度のゴールデングローブ賞と7度のエミー賞を獲得したハリウッドの重鎮、エドワード・アズナーがヘイリーの父親ロイ役として第20話で出演している。
シーズン10第19話「国外捜査」“Beyond Borders”は、本国で2016年3月より放送開始されたスピンオフ「クリミナル・マインド 国際捜査班」“Criminal Minds: Beyond Borders”の1年近く前に放送された、バックドア・パイロット・エピソード。主人公ジャック・ギャレット役のゲイリー・シニーズや、マシュー・シモンズ役のダニエル・ヘニー、ラス・モンゴメリー役のタイラー・ジェームズ・ウィリアムズといった「国際捜査班」レギュラー陣が初めてTVに登場した記念すべきエピソードである。
原題 | クリミナル・マインド CRIMINAL MINDS |
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データ | 2005~現在米CBSにて放送中/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/HD作品 |
製作総指揮 | マーク・ゴ-ドン、エドワード・アレン・バーネロ |
出演 |
トーマス・ギブソン ジョー・マンテーニャ シェマー・ムーア マシュー・グレイ・ギュブラー A・J・クック カーステン・ヴァングスネス ジーン・トリプルホーン パジェット・ブリュースター マンディ・パティンキン |
あらすじ |
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