スーパーマンが帰ってきた!!!
August 22, 2006
スーパーマンがいなくなってから5年。
世界は犯罪が急増。出所した宿敵レックス・ルーサーは次の悪事を企んでいる。ロイス・レーンは花形記者として活躍する一方で、一人息子と婚約者との安定した生活を送っている。ピューリッツァー賞も受賞した彼女だが、受賞記事は「なぜ世界はスーパーマンを必要としないか」だった・・・。
唯一の、そして最後のクリプトン星人であるスーパーマンは旅を終え、彼に残された"故郷"地球に戻ってくる。
しかし、彼の知っている世界は確実に変化していた・・・。
スーパーマン、完全復活!!
監督は「ユージュアル・サスペクツ」で映画界に衝撃を与えたブライアン・シンガー。クラーク・ケントと同じように、養子で一人息子として育った監督は、幼い頃からスーパーマンに親近感と並々ならぬ愛着を持っていたそうです。そんな監督が愛情を注ぎ込んで作った映画です。面白くないわけはないのです。
たった一人になってしまったスーパーマンは、「地球を救う」という父親の意思を引き継ぐことで、家族と自分をつなぐたった一つの地球に、自分の居場所を見出そうとする。地球に戻った彼は皆があこがれるヒーローでも、救世主としての責任とその孤独感は重くのしかかる。そして、彼女は彼の存在しない人生を歩んでいる・・・。果たしてスーパーマンは自分の居場所を得ることはできるのか・・・。
そして、もちろん大迫力の映像!! 特殊効果に見慣れた私たちにも新鮮な映像が次から次への繰り広げられ、特にスーパーマンの飛行シーンは圧巻です。
スーパーマンを演じるブランドン・ラウスの整った姿は完璧な美しさで、クリストファー・リーヴが作り上げたスーパーマン像をさらに高めています。悪役は、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサー、演じるのは「ユージュアル・サスペクツ」以来監督の友人で芸達者なケビン・スペイシー。マーロン・ブランドーは1978年の映画に引き続きスーパーマンの父親役で登場!!ロイス・レーンはケイト・ボスワースが凛と演じています。
子供の頃に初めて「スーパーマン」を見たときの驚きや感動、あのドキドキをもう一度味わうことのできる映画です。
スーパーマン リターンズ
Superman Returns
監督:ブライアン・シンガー
出演:ブランドン・ラウス、ケイト・ボスワース、ケビン・スペイシー、パーカー・ポージー、ジェイムズ・マーズデン、マーロン・ブランドー
サロンパス ルーブル丸の内ほか全国松竹・東急系にて上映中
http://www.superman-returns.jp/
★ちなみに
監督のブライアン・シンガー(写真・右)は「スタートレック」の大ファンだそうで、映画「ネメシス/S.T.X」では、U.S.S.エンタープライズ号のクルーメンバー、ケリー役でカメオ出演も果たしています。