アカデミー賞にラリーが出席してます!!
February 27, 2007
第79回アカデミー賞授賞式が2月25日(米現地時間)開催されました。
なんと、「ラリーのミッドライフ★クライシス」でおなじみのラリー・デイヴィッドが、アカデミー賞に出席(!)していたようです。あの、レッドカーペットを歩いてました!!
・・・でもなぜオスカーに出席しているのでしょう? テレビシリーズで成功をおさめたラリーですが、映画では、1本監督をつとめたほか、ベン・スティラーとジャック・ブラック出演の映画「隣のリッチマン envy」でエグゼクティブ・プロデューサーもつとめています。が・・・まさかアカデミー会員なのでしょうか??(・・・もしかして、プレゼンターとして出席した親友(?)のジェリー・サインフェルドを見に来たとか??「ラリー〜」にもゲスト出演したスコセッシ監督の応援とか??もしくは、映画を準備中とか?!) ・・・気になります。
【追記】
なんと!!ラリーの奥様、ローリーさんはなんとアカデミー賞2部門受賞の「不都合な真実」のプロデューサーの一人なのだそうです!!
(ラリー情報を視聴者の方からメールでいただきました。教えてくださった方、ありがとうございます!)
せっかくなので、
第79回アカデミー賞 について
6回目のノミネートにして悲願の初受賞を果たしたマーティン・スコセッシ。しかも大方の予想を裏切り、「ディパーテッド」は作品賞を含む主要4部門を独占、最多受賞作品となりました。
そして、最多ノミネートをうけた「ドリームガールズ」は2部門、「バベル」は1部門の受賞にとどまりました。
今回は特に、意外な結果でしたね。また、スコセッシ監督は、監督賞は6回、そのほかのノミネートもあわせれば合計8回ノミネートされていたにも関わらず無冠だった、のですから、感激もひとしお。コッポラ、ジョージ・ルーカス、スピルバーグがそろってプレゼンターとなったのも、きっとスコセッシの受賞を予見してのことですよね。
【作品別受賞一覧】
■4部門受賞
ディパーテッド (作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞)
■3部門受賞
パンズ・ラビリンス (メイク、美術、撮影賞)
世界中で絶賛されているダーク・ファンタジー。日本は今秋公開。
■2部門受賞
ドリームガールズ (音響効果、助演女優)
不都合な真実 (長編ドキュメンタリー、歌曲賞)
リトル・ミス・サンシャイン (脚本、助演男優)
■1部門受賞
バベル (楽曲賞)
"The Last King of Scotland" (主演男優)
クイーン (主演女優)
ハッピー・フィート(長編アニメ)
善き人のためのソナタ(外国語映画)
マリー・アントワネット (衣装)
硫黄島からの手紙 (音響編集)
パイレーツ・オブ・カリビアン (特殊効果)
ちなみに。
★見たら必ず好きになる「リトル・ミス・サンシャイン」
2006年のサンダンス映画祭で話題を独占した本作は、ちょっと変わった家族が、娘のミスコン参加のためにオンボロ・ミニバスで(文字通り)走る物語。インディペンデント・スピリット・アワード4部門、SAG(米俳優組合賞)、BAFTA(英国アカデミー賞)2部門、そしてオスカーも2部門受賞。インディペンデント作品ながらアカデミー賞の脚本賞まで受賞した秀作です。
家族をまとめようと懸命な母(トニー・コレット)、仕事に行き詰っている父(グレッグ・キニア)、沈黙の誓いを実行中の15歳の長男(ポール・ダノ)、ミスコン出場に大はしゃぎの末娘(助演女優賞ノミネートのアビゲイル・ブレスリン)、自殺未遂を繰り返す叔父(人気コメディ俳優のスティーブ・カレル)、そして老人ホームを追い出されたアウトローな祖父(助演男優賞受賞のアラン・アーキン)。でこぼこ家族がミニバスに乗り込んで、ミスコン開催地までひたすら走る!!そしてゴールの先で彼らを待っているのは・・・?!
素直に笑って泣けるステキな作品です。日本でも順次公開中ですので、ぜひともチェックしてください。
http://movies.foxjapan.com/lms/
エディ・マーフィが有力視されていた助演男優賞は「リトル・ミス・サンシャイン」のアラン・アーキンが受賞。
今年の俳優部門受賞者は全員初受賞。特にフォレスト・ウィテカーのスピーチは感動的でしたね。左からフォレスト・ウィテカー、ジェニファー・ハドソン、ヘレン・ミレン、アラン・アーキン。
アカデミー賞の司会を初めてつとめたコメディアンのエレン・デジェネレス。「シックス・フィート・アンダー」シーズン4には本人役で登場しますのでお楽しみに。
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