実在のカリスマ・プロデューサー、ラリー・デイヴィッドの揉め事まみれの日常を自らが演じるユニークでシニカルなフェイク・ドキュメンタリー・コメディ。
マーティ・ファンクハウザーの母親が車椅子に乗っているところを車にひかれ、亡くなった。マーティは母の写真と追悼の献花所を事故現場に作った。ラリーはゴルフでマーティに50ドルの貸しがあったが、母親の不幸のこともあり金は戻ってこないと思っていた。だが、気分転換のためジョギングしていたマーティは自ら50ドルを返してくれると言う。マーティは靴に入れていた50ドルを渡そうとするが、ラリーは汚いと言って拒否する。だが受け取らないなら返さないとマーティに言われしぶしぶ受け取る。
★ラリー本人が選ぶTOPエピソードの1本。
ゲスト:リチャード・ルイス[本人役]、ヴィヴィカ・A・フォックス『キル・ビル』
脚本:ラリー・デイヴィッド
監督:デイヴィッド・マンデル
【POINT】
★小銭は嫌われる
アメリカのお店では50ドルや100ドルなどの高額紙幣を受け取ることを嫌がられる場合があるが、高額の偽札の心配があることなどの理由。ラリーの場合はもちろん汚いからなのだが…。
★バト・ミツバ
ユダヤ教徒の女の子の成人式。ユダヤ教では13歳になると大人の仲間入りとされている。ちなみに、男の子の成人式はバル・ミツバ。
【今回の教訓】供えものには不幸がある?
TM & © Home Box Office, Inc.