チャーリー・シーン主演!
全米でロングラン・ヒットを記録した大人気コメディ・シリーズ
「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」とは2003年秋から全米CBSネットワークで放送され、幅広い層に人気を博したロングラン・メガヒット・コメディシリーズ。主演は『プラトーン』などの映画で知られるハリウッド・スター、チャーリー・シーン。『メジャーリーグ』『ホット・ショット』で見せたユーモア感覚をさらに磨き、2001年、マイケル・J・フォックスの後を継いでシーズン5以降に主演したTV「スピン・シティ」の快演で、ゴールデングローブ賞TV部門のミュージカル/コメディ・シリーズ主演男優賞を受賞。全米TV界の人気者になったシーンが新たに挑んだのが、この「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」だ。
シーン演じる主人公は、CM界の売れっ子作曲家で、マリブの豪邸でセレブな独身生活を楽しむチャーリー。ところがそこへ、妻と離婚することになって家を追い出された弟アランとその10歳の息子ジェイクが転がり込んできて居候することに。まったく生活が異なる兄弟と、ちょっと生意気な少年という3人、いや"ふたりと半人前(2分の1人)の男たち"の共同生活はどうなるのか!?ちょっとHなギャグもまじえながらユーモアとウィットに富んだ会話が全編でスピーディに展開。観客の笑い声が聞こえるシットコムならではの、ハイテンションなノリが楽しめる。
共演はアラン役に、『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』など映画界を中心に活躍するジョン・クライヤー。すでに前出のヒット作『ホット・ショット』でシーンと共演済みで、2人の息は本作でもぴったりだ。シーンやクライヤーを相手に、子役ながらジェイク役で堂々たる演技を見せるのは、5歳でのハリウッド・デビュー以来、コンスタントに映画やTVで活躍してきたアンガス・T・ジョーンズ。今年の第60回エミー賞ではコメディ・シリーズ作品賞やシーンに対する同主演男優賞など7部門にノミネートされている。
古くはルシル・ボール主演の「アイ・ラブ・ルーシー」から、「奥さまは魔女」、マイケル・J・フォックスが主演した「ファミリー・タイズ」と「スピン・シティ」、「フレンズ」など、スタジオに集まった観客の前で実際に演じ、笑い声が頻繁に聞こえるTVドラマのスタイルがシットコム。近年はいわゆるリアリティ・ショーに押されて番組数が減少したが、「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」は全米放送開始以来、常に全米視聴率ドラマ部門ベスト10にランク入りを果たし、シチュエーション・コメディとしてはダントツの視聴率No.1をキープ!裏番組の「プリズン・ブレイク」「24」を上回る視聴率をたたき出し、いま全米で最も人気が高いコメディ・ドラマとして話題の最新TVシリーズなのです!
主演のチャーリー・シーンは、映画スター時代は1作品あたり数百万ドルの出演料だったが、「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」の出演料は06年、1エピソードたり35万ドルに。これでシーンは本作だけで1年あたり840万ドルも稼ぐようになったが、08年8月、米国のメディアによれば現在のシーンの1エピソードあたりの出演料は、シーンが持つ番組の所有権に対する報酬を含め、82万5000ドル(約9000万円!)、1年で2000万ドル近くになったという。これによってシーンは今まで第1位だった「CSI:科学捜査班」のウィリアム・ピーターセン(1話あたり60万ドル)を上回り、全米TV界の頂点に立つ人気俳優となった。
「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」は製作スタッフ陣も充実している。企画・製作総指揮をつとめるのはTV「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」のクリエイターとして知られるチャック・ロリーと、「TVキャスター/マーフィー・ブラウン」など数多くのヒット・ドラマに参加してきたリー・アロンソーン。また、『ソウ』シリーズなどのホラー映画で知られるプロデューサー、マーク・バーグも製作総指揮の1人に。第1話の監督を「フレンズ」などのヒット・コメディに参加し、「そりゃないぜ!?フレイジャー」でエミー賞のコメディ・シリーズ監督賞に輝いた名手、ジェームズ・バロウズが担当した。
コメディの「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」だが、同じ全米CBSネットワークの人気ミステリー「CSI:科学捜査班」とのコラボレーションが実現している。企画を思いついたのは「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」のプロデューサー、チャック・ロリー。「CSI」のプロデューサー、キャロル・メンデルソーンはその提案に最初戸惑ったが、何事もチャレンジかと思い引き受けることにしたとか。08年5月5日に全米放送されたそのクロスオーバー・エピソード、「ハーパー★ボーイズ」シーズン5の第17話"Fish in a Drawer(原題)"では、シーズン5に登場するある準レギュラー・キャラが遺体になって見つかるストーリー。何と「CSI~」のスタッフが脚本を担当し、「CSI」のジョージ・イーズが、ニック役ではない別の役でゲスト出演した。
そして同じ週の5月8日に放送された「CSI」シーズン8の第16話"Two and a Half Deaths(原題)"では、脚本を「ハーパー★ボーイズ」のチャック・ロリーとリー・アロンソーンが担当。ラスベガスでTVコメディ・ドラマの収録中に殺人事件が起きる物語だが、「ハーパー★ボーイズ」の出演陣、シーン、クライヤー、ジョーンズの3人がカメオ出演している。ストーリー的につながりはないが、2大ヒット番組の脚本家がそれぞれのシナリオを書く、ユニークなクロスオーバーとなった。
「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」は、ピープルズ・チョイス・アワードの連続受賞に加え、エミー賞やゴールデングローブ賞といった全米屈指のアワードに数多くノミネートされていることでも話題に!
※各賞の受賞・ノミネート歴は以下のとおり。
★エミー賞
シーズン1/第56回(03-04年度) 3部門ノミネート
シーズン2/第57回(04-05年度) 6部門ノミネート&1部門受賞!(録音賞)
シーズン3/第58回(05-06年度) 7部門ノミネート&1部門受賞!(編集賞)
シーズン4/第59回(06-07年度) 7部門ノミネート&2部門受賞!(撮影賞・編集賞)
シーズン5/第60回(07-08年度) 7部門ノミネート!
作品賞、主演男優賞(チャーリー・シーン)、助演男優賞(ジョン・クライヤー)、助演女優賞(ホランド・テイラー)、メイク賞、ヘアスタイル賞、音声効果賞の計7部門
★ゴールデングローブ賞 TV部門
2005年 ミュージカル/コメディ・シリーズ主演男優賞(チャーリー・シーン) ノミネート
2006年 ミュージカル/コメディ・シリーズ主演男優賞(チャーリー・シーン) ノミネート
★ピープルズ・チョイス・アワード
2004年 フェイバリット新番組コメディ・シリーズ賞受賞
2007年 フェイバリット・コメディ・シリーズ賞受賞
2008年 フェイバリット・コメディ・シリーズ賞受賞
まずシーズン1には、第10話にシーンの当時のシーンの妻だったデニース・リチャーズ(シーズン2も登場!)と「HEROES/ヒーローズ」アンジェラ役のクリスティン・ローズ、第12話に『トランスフォーマー』でブレイクするミーガン・フォックス、第15・16話に「ダーマ&グレッグ」のダーマ役ジェナ・エルフマン、第18話にクリス・オドネル、第19話に「デスパレートな妻たち」のテリー・ハッチャー、第21話に「スピン・シティ」でシーンと共演したヘザー・ロックリアが、それぞれゲスト出演している。
シーズン2では第1話にショーン・ペン、エルヴィス・コステロ、ハリー・ディーン・スタントンが本人役で登場し、「スタートレック/ヴォイジャー」のジェリ・ライアン、「ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル」のカムリン・マンハイムも出演。
シーズン3では、シーンの父親のマーティン・シーンが、シーズン4にはブルック・シールズ、「ザ・ホワイトハウス」のCJ役アリソン・ジャニー、エンリケ・イグレシアス、そしてエアロスミスのスティーブン・タイラーが本人役で登場。
そしてシーズン5では、映画『リアリティ・バイツ』や『好きと言えなくて』のジャニーン・ギャロファロや「ER 緊急救命室」のミン・ナ、ロバート・ワグナー、「CSI:科学捜査班」のジョージ・イーズらが、それぞれゲスト出演し、話題を集めた。