ストーリー
サンフランシスコ市警勤務の刑事ヒルディ・モリガンは、バツイチで11歳の娘と暮らすシングルマザー。パートナーのテリー・イングリッシュとは相性が良いが、妻が末期ガンを患い死期が迫っていることに打ちのめされているテリーのことを気にかけている。市内の安ホテルで射殺体が発見されて現場におもむいた2人は、被害者が出した最後のEメールの宛先に注目する。被害者ケヴィン・ナイヤースはテクノロジー企業の天才経営者として有名なエリック・ブラント宛にメールを出していたからである。ナイヤースの過去をあらったヒルディとテリーは、ナイヤースがブラントの実父だったことを突き止める。麻薬中毒患者の自分がブラントの父親だということを世間にバラすと脅したナイヤースの口を封じるために、ブラントがナイヤースを殺したのではないかと思われたが、ブラントにはアリバイがあった。ヒルディとテリーは、殺人を目撃したという少年2人の証言から浮かんだ新たな容疑者クリス・ウォルトンを逮捕する。事件が無事解決したと思われたのもつかの間、ブラントの自家用機で客室乗務員を務めていたシンディが、自宅で死んでいるのが発見される。シンディは前日にブラントを怒らせ、クビを言い渡されたばかりだった……。