シーズン13でトニー・ディノッゾがチームを去ってしまった「NCIS ネイビー犯罪捜査班」だが、新シーズンに向けて、ある種のリブートが行われた。ショーランナーのゲイリー・グラスバーグは、「シーズン14では何か新しいことに挑戦して番組を前進させ、色々な試みをしてみるつもり。キャストにとっても脚本家にとっても楽しくて新しい方向性で、かなり新鮮に感じられるだろう。」と語っている。そんな期待大のシーズン14で見られる8つの大きな変化とは?
1. 新たなキャラクター
長きにわたって愛されたキャラクターのトニーだったが、今シーズンでは彼の不在を感じさせないような新キャラクターが3名加わることに。特別捜査官ニック・トーレス(ウィルマー・バルデラマ)と、アレックス・クイン(ジェニファー・エスポジート)は、第1話からチームに合流する。ニック・トーレスは、何年も一匹狼で潜入捜査に当たってきた元潜入捜査官で、アレックス・クインは、かつてNCIS特別捜査官としてギブス率いるチームの主要メンバーだった。しかし、あることがきっかけで現場の仕事を辞めて連邦法執行訓練センターで教官として働いていたところ、トニーの後任として、ギブスが彼女を引き入れることになる。もう一人の新キャラクターは、かつてモサドからNCISに出向したジヴァのように、MI6からチームに加わることになるクレイトン・リーヴス(ドウェイン・ヘンリー)だ。
2. デスクの位置
1人が去り、3人のメンバーが追加となるため、シーズンの序盤では椅子取りゲームならぬデスク取りゲームが繰り広げられる。チームの面々がトニーの不在を寂しがるのも束の間、新たなチームと共に前進する姿勢が見られる。
3. 役職の変化
トニーの退社に伴い、マクギーが上級捜査官に昇進する。大きな責任が伴う肩書を背負うことになるマクギーだが、果たしてギブスの右腕として務まるのだろうか?
4. マクギーと恋人デライラの行方
肩書きだけでなく、今シーズンは一人の男性としても大きく成長するマクギーの姿が期待できそうだ。
5. ビショップの人生
マクギー同様、ビショップも今シーズンではより重い責任を担うことになるのだが、彼女のプライベートの姿も多く見られるようになる。シーズン13での離婚を乗り越えた今、彼女の人生が大きく動き始め、シーズン後半には大きな事件が起こることに。
6. アビーとリーヴスの仲
リーヴスが正式にチームに加わると、シーズン13で垣間見せたアビーとの友情がさらにマニアック度を増しながら強力なものとなる。
7. 若き日のダッキー
今シーズンは、ダッキーの過去を振り返る大きなエピソードも待ち受けている。若き日のダッキー役にはネットフリックス「グレート・ニュース」のアダム・キャンベルが扮する。
8. おなじみのキャラクター
シーズン14では、今までに登場した馴染み深い準レギュラーの登場回数がより多くなるようだ。ジョー・スパーノ扮するトバイアス・フォーネルや、「女捜査官グレイス ~天使の保護観察中」のローラ・サン・ジャコモが演じるグレイス・コンファローン、そしてアンソニー・ディノッゾ・Sr役のロバート・ワグナーといった豪華な顔ぶれが頻繁に揃う。